Track 3

安眠ボイス①

おかえりなさい、今日も一日お疲れ様。 今日はどんなことがあったの? 俺に教えて? うん…うん、うん。(話をきくように、感覚をあけて頂きたいです) へぇ、そんなことがあったんだね。そっかぁ。 毎日本当にがんばってるね、いいこいいこ。でも、俺はね。この世で君が一番大切だから、あんまり無理してほしくないんだけどなぁ。 ふふ、困らせちゃった? そんな可愛い顔しないで。 ん?俺は何してたのかって? 俺はね、今日もずーっと、君のことを考えてた。嘘じゃないよ、ほんと。今この瞬間にどんな人と、どんな話をしてるんだろう、とか。お昼ご飯は何を食べたんだろう、とか。落ち込んでないかな、とか。楽しく笑っているかな、とか。何時頃に帰って来るのかな、とか。連絡待ってみたりして、ふとした瞬間に君を思い出して、君のことを考えることがとても幸せだなぁ、って思って1日を過ごしていたんだ。 …って、あれ? 俺ばっかり話すぎちゃったかな。もう眠たそうにうとうとしてる。瞼、落ちてきてるよ? かわいいなぁ…、…照れないで。(優しくお願い致します) 素直な感想なんだから。あんまりにも君が愛しくて、俺……、ううん、なんでもない。 え?何を言おうとしたのか気になるって? うーん…もっと君と話をしていたいけれど、君とならいつまでも話してしまうから、これ以上は無理させちゃうからね。続きはまた明日話すよ。ほら、もう瞼を閉じてね。不服そうな顔しないのー。ふふ、明日の楽しみにとっておいてよ。 ………ねぇ、髪、撫でてもいい? ありがとう。今日も俺のそばで眠ってくれて、嬉しいな。 眠いの我慢しなくていいからね、こうやっている時間も俺の幸せだから。今日はゆっくり休んでね。おやすみなさい。