肛虐の牢獄
(高須)
ただ…やるだけじゃ…つまんねぇな…。
☆高須は淫らに蠢く媚肉の下にある蕾に目をとめた。
(高須)
おぉ、そうだ、そうだ。さすがの肉便器でもこっちは汚いヤリチンの洗礼を受けてはねーだろ。
喜べ、ボクが奪ってやる。晶子のケツの穴の処女をなっ!
(晶子)
ひっ…!?
☆晶子が怯む表情に満足そうに舌なめずりすると、自分の太い人差し指をべろりと舐めた。
唾液を存分につけると晶子の蕾の中央に触れ、放射状に伸びるシワを確かめるようになぞった。
(晶子)
…やっ…!! そ、そこはっそこはっ。
☆高須はシワを軽く往復させるようになぞることで指についた自分の唾液を丹念にまぶしていった。
初めこそ、くすぐったいような触感だったそれは、徐々に、いや、確実に未知の疼きに変わりつつあった。
晶子の肛門にひそむ悦楽の導火線に火が着いた。
それは鈍く薄い快感であったが、先ほどまでバイブに弄ばれ洪水にされ敏感になっていた淫穴(いんけつ)にはそれで十分だった。
肉襞の奥からじくじくとしみ出てくる蜜液はつぅと垂れ流れ、後ろの穴を濡らしていった。
(高須)
なんだよ晶子、ケツの穴いじられてるのに、なんでおまんこぐっちょりさせてやがんだよ。
そんなに気持ちいいんか?(笑)
(晶子)
……(羞恥と怒りに歯がみ)…、
そんな汚いとこ…いじらないでっ…。
(高須)
やだね。
☆晶子の心底の拒絶も、むろん、叶うわけがなかった。
高須はしれっとした顔で蕾の中に指先に力を込めた。
ずぶ…。
すぶぶ…、
(高須)
おっ、ぐっちょり湿ってきやがったから、入る入る。
晶子、見ろよ、ボクの指がお前の肛門の処女を奪っちゃうぞ。
(晶子)
っ、やぅ…ぃやっぁ!?
☆高須はねじりこむようにして人差し指を蕾の中に埋没させていった。
排便をコントロールする肛圧(こうあつ)は女性器の膣圧とはまた次元の違う強さで指を締め付けた。
高須はぐりぐりっと円をかくようにかき回し、中から襞を指先でなぞるようにして肛門の緊縛を緩めようとした。
(晶子)
…あ…中でグリグリ…して…、ダ、ダメぇっ。
(高須)
ウソこけ、ダメはイイだろ? もっとやってってコトだよな。
☆高須にしても初めての肛虐だったが、晶子の反応が楽しくてしょうがなかった。
人差し指はあっという間に根元まで押し込まれた。
ずぶりっ…。
(高須)
濡れ濡れだから、あっという間に全部はいっちまった。
ケツの穴で感じるなんてお前はさすがの肉便器だよ。
しかも、こんなにスムーズに入るなんてすごすぎじゃね?
痛みがないなんて肛門の才能があるかもな…(笑)。
(晶子)
…どっ、どんな才能よ…。あぅっ。
☆かすかな反駁(はんばく)は高須の指のひとねじりがもたらす快感によじれて消えた。
そして、今の反応に満足すると、今度はねじりながら引き抜いていった。
それに合わせて蕾の襞部分がめくれ上がり内部の粘膜が露わになっていく。
そのなんと鮮やかな紅色なことか。
(晶子)
ぅ…ぁ……。
(高須)
おぉぅ、これはすげー!
肛門がべろんちょって指にまとわりついてきやがるっ!!
じゃあ次は二本だっ、ボクのウルトラビッグペニスを入れるには二本くらい入らねーとな。
☆二本どころか、一本入れば十分な直径ではあるのだが、どうやら高須は自分のイチモツをそう過大評価することに決めたようだった。
宣言通り、高須は中指と人差し指との二本指で再び蕾に侵入していった。
(晶子)
……ぁああああぅぐ…ぅ!
(高須)
くっ、さすがにキッチィ…、でも、入らねえわけじゃねえな…。
☆晶子は拘束された格好ながら、動ける範囲で身を激しくよじらせた。
それほどの感触。
蕾は二匹の芋虫の通過を許した。
じゅぶり…、じゅぶずぶっ…。
(高須)
ははっ!
うはっ、入った! 入りやがったよ!!
さすがだな晶子、肉便器だけのことはあるじゃんか。
(晶子)
そ…っ…、んなぁぁはぅぁ……、あぁ………ぅ…あぁ…。
☆晶子は顔を右に左に振りながら、感じたことのない感触に悶えていた。
二本指の蹂躙だ。
ぐちゅり、ぐちゅ…、ぐっちゅ…ぐっちゅ…ぐぐ…ぐっちゅ…ぐちゅり…ぐちゅ…
(晶子)
ぁんっ…。(激しい喘ぎ声15秒)
☆直腸をいじり嬲(なぶ)り苛(さいな)んでいた源が一気に消滅した。
(晶子)
んぁっ……!?
(高須)
ふンっ…下見は終わりだ…。
ボクのマグナムはもう弾丸の装填を終わってんだよ。
晶子の肛門の処女……貰った!!!
☆直腸をいじり抜いた二本の指をうまそうにしゃぶると鬼の角のように怒った肉棒に手を添えた。
(晶子)
やっ、やや、ぃや…めっ…!!
☆晶子の叫びは届かない。
位置を確認した高須は指戯(しぎ)で緩んだ蕾めがけて腰を突き立てた。
先ほどの処女確認挿入には十数分を要したが、今回はすんなりと決まった。
(晶子)
…!!
にゅる…っ…ず…りゅ……。
☆指よりも細いつつましやかな高須の肉棒は入り口の輪ゴムのような肛圧の洗礼を浴びた。
指でも味わってはいたが、やはり生棒(なまぼう)で味わうのはまた違った。
(高須)
くぉッ、狭ッ、うぉ、すっげ、締め付けやがるッ。
☆それでもなんとか突き進み、短小の肉棒はぎりぎり直腸に到達した。
(晶子)
んぁ…ああ………っ?!
(高須)
〜〜〜〜〜ッ、
は、入ったッ!
ボクが、ボクがッ晶子の後ろの穴の処女を奪ったぞ!!!!!!
はははッ。どうだどうだッ!!!
☆処女肛門性交完遂の瞬間だった。
そこには膣圧のように全体を包み込むような感触はなかったが、別の快感があった。
入り口の鋭く、手で思いっきり握られたような、もう少し強かったら痛いくらいの…バチバチッと弾けるような締め付けによる快感。
直腸の柔(やわら)かでいてどこか、違う…粘膜独特とでも言うべき…そんな肉との擦過がもたらす快感。
その二つの快感が根元まで挿入した肉竿に襲いかかった。
高須はその快感に痺れながら、無意識に腰が動いていた。
(高須)
んぁッ、ぐッ…すっげ…、ぐぉ…ッ…、もっと…もっとだ。
もっと、味合わせろッッッ!
(晶子)
ああ…ぁァ…っ(喘ぎ声10秒)。
☆二人の結合部からは粘膜の擦れる音が激しく聞こえてきた。
しかし、それは性器同士のものとはちょっと違う異質な…ねっちこい…音。
ぬちゃずちゃ…ずっちゃずっちゃ…、ずっにゅっちゃゅっちゃ…。
(晶子)
うぁああぁっ…ァン……っ(喘ぎ声15秒)。
(高須)
(呼吸を荒くして)ははっ…。おめっ、ケツはそんなにいいかッ?! いいのかッ?!!!!
☆高須は自分のピストン運動で徐々に晶子の肛門が異物の挿入に慣れてきたのがわかった。
締め付けの強さはそのままで肛門の中自体がなんだか変わってきたのだ。
蕾の入り口から直腸が肉棒によって、一層…粘り、まとわりついてくるような…そんな、女性器のような変化(へんげ)。
(高須)
くぉぉおお、こ、こぉれはぁ………ッ!!!!!
(晶子)
(激しい喘ぎ声30秒)
☆晶子は激しく喘ぎながら体を痙攣させた。
それは蕾の収縮を伴い、高須の肉棒をあり得ないくらいに締め付けた。
(高須)
(激しく吠えるように)…ぅぉおッ、はあああッッ!!??
(晶子)
……ぁ…はぁ……、あぁ…………ァっっっ(失神)
☆どっぴゅぅ、ぴゅぴゅぅぴゅーぅ、ぴゅっぴゅっ、ぴゅっ…ぴゅぅ、ぴゅっぴゅっ…ぴゅ…。
瞬殺だった。
高須の驚くような叫びが放たれたのも当然。
蕾はともかく、それにつられて内側からきゅぅと、高須の肉竿を千切る勢いで引き絞ったのだった。
射精中枢はスパークし、四度目の射精は今までのとは比べられないぐらいの恍惚感を呼んだ。
直腸内に精子を爆発させ、同時に晶子は失神した。
しかし、意識を失いつつも痙攣は続き、萎れかけた肉棒をがっちりとくわえて離さなかった。
(高須)
(整息しつつ)…くぉ…、おめっいつまで締め付けるんだ…。
しっかし、すっげーよ。コレは。さっすがボクの晶子! 最高の肉便器だッッ!!
☆…失神した晶子にいまだ気づかず、高須は晶子の肛門とつながったまま、肉まんのような顔を真っ赤に上気させ、唾を飛散させてそう声を荒げた。
狂人の宴はいつ終わるともしれず、二人きりの部屋にはねっとりとからみつく濃密な性の匂いが満ちていくばかりであった。
(完)