Track1
ああ、ご主人様、偉大なる我が主様、そのような場所ではなく、どうか祭壇におかけくださいませ。この神殿はまさに貴方様のためにあるのです。わたくしの、あなたさまの端女の信仰をどうかお受け取りください。慈悲深いご主人様、わたくしに貴方様を讃えること、どうかお許しください。
……失礼いたしました。ご主人様があんまりにもわたくしの女を焦らすものですから、思わず感極まってしまいました。どうか、お許しください。っ、い、いえっ、ご主人様の責任ではございません。全てはわたくしの責任、ご主人様を欲しがってしまう、浅ましく恥知らずの子宮が悪いのです。
し、躾のなっていない牝犬を、ご主人様のペットを、どうか、お許しください……
……はい、はい! お許し、ありがとうございます! 勿論でございます。きちんとご挨拶させていただきます! ご主人様の足元にひざまずくことをお許しくださり、ありがとうございます。あ、し、失礼いたしました。跪くなら、ブーツも手袋も無粋でございますよね……はい、失礼します。
……き、綺麗な手足だ、でございますか? あ、ありがとうございます。わたくしのすべては、ご主人様のものであることが自明でありますから、きちんと手入れは欠かさないようにしております。えへ、えへへ……
それでは――ご挨拶させていただきます。わ、わたくし、アリア=ディシディア=ガルガンティアは、偉大なるご主人様の、忠実なる下僕でございます。ガルガンティアの聖女などと呼ばれるわたくしではございますが、そんなものは、クソくらえ、でございます。神も、わたくしも、ご主人様の偉大さと比べると、なんとくだらない。
恥ずかしく、矮小で、哀れで惨めなわたくしではございますが、わたくしが捧げられるいちばん価値のあるものが、恥ずかしながら……わたくし自身でございます。ご打擲なさるにせよ、嬲りものにするにせよ、玩具にするにせよ、は、孕ませるにせよ……ご主人様の思うがままなのです。わたくしは、ご主人様の忠実なる下僕でございますから。
……え? う……ご主人様はなんでもお見通しなのですね。
……はい、おっしゃる通りでございます。白状いたします。わ、わたくしは、そうして欲しいのです。それを隠して、ご主人様がしてよいなどと、偉そうなことを申し上げました。
わたくしが、尻を打擲していただきたいのです。
わたくしが、胸を嬲っていただきたいのです。
わたくしが、女陰(ほと)を玩具にしていただきたいのです。
わたくしが、子宮を孕ませていただきたいのです。
うぅ……ず――ずるい、です。ご主人様が、わたくしをこうしたのです。手も、足も、口も、鼻も、胸も、尻も、腹も、女陰(ほと)も、わたくしの女を全て暴いて、略奪してしまったのではありませんか。わ、わたくしをご主人様無しではいられないようにしたのに――ちょ、ちょっとくらい……ご主人様に求められることを期待することをお許しくださってもよろしいではありませんか……
……す、素直になったものだと、そう仰るのですか……ひょっとして、褒めていただいたの、でしょうか。えへ、えへへ。
え、む、昔は違った……でございますか。ど、どうか、む、昔のことはおっしゃらないでくださいませ。あの時のわたくしは、聖女などと祭り上げられ、調子に乗っていた魑魅蒙昧なエルフの小娘だったのでございます。
ええ、ハイエルフ、などと……実際には二千年、処女をこじらせた惨めな牝でございました。単なる牝であると――ご主人様がわたくしを手折り、密室にて五日をかけて、この五体に教えてくださったのではありませんか。
え……? い、いえ、そ、そんな……っ! あ、あの頃言った言葉をもう一度、など……そんな! そんな、ご主人様に大変失礼な――う……ご命令なら、し、仕方ありません。
確かに……わたくしは、あの時こう申し上げました。
「下賤の者め! 何処より入った! ここをどこと心得る! ガルガンティアの中心、聖女の祭壇なるぞ! 神聖なる儀式を妨げるとは、貴様……万死に値するっ!!」
……はい、その上、身の程知らずにも、ご主人様に攻撃を加えてしまいました。その節は誠に……ええ、叩きのめされてなお、抵抗を続けた愚かなわたくしに、たっぷりとご主人様の偉大さを教えてくださり、感謝の念を禁じえません。
勿論、情欲の念もまた、こらえきれておりません。女陰はまたお仕置きを頂けるのではないかという、期待で濡れそぼっております。記憶すら曖昧ではございますが、この永遠に変わらぬはずの肉体に、牝の快楽はしっかりと刻みつけられております。
……どのくらい耐えたか? ですか……わ、わたくしははっきりと覚えておりませんが……ご主人様が上層世界よりわたくしの前に降臨された、天地の儀は五日ですから……み、三日くらいは耐えたかと……
え? ええ? 一日? それだけでございました、か……? お恥ずかしいです……堪え性が無かったのですね。三日も耐えたなどと、思い上がりでございました。
ですが、ちょうどよろしいかもしれません。伝承では神は五日で世界を作り上げたと聞きます。わたくしも小さな箱庭ならば作ることができますが――しかし、ご主人様はそんな聖女に一日で許しを請わせ、女に致しました。二日で女の汁という汁を吐き出させ、淫売に仕立て上げました。三日で淫売を狂わせて、牝に変えられました。四日で牝をねじ伏せて、奴隷にいたしました。五日で奴隷を丁寧に愛して、そうしてわたくしはご主人様の家畜となったのです。自らの牝肉を捧げ、子宮を差し出し、子々孫々ご主人様に貪って頂く。それこそがこのわたくしでございます。わんわん、きゅぅん。
五日で神の代行者たる聖女を家畜になさる――まさにご主人様、神に等しい、いえ神以上の御威光を誇るご主人様にしかできぬ行いです。ふふ、国中のめぼしい女を、これになぞらえて祈らせるのもよろしいかもしれませんね? 騎士団長のフィリアや、宮廷魔道士のティーレなどはいかがでしょう。いえ――ご主人様の分身を各地の聖堂に配置し、すべての女を五日でご主人様の家畜に変える。それこそ、この儀式の本来あるべき姿に決まっています。ご主人様が降臨なさった、その事実をあまねく天地に知らしめるためのものであったのです。
――え、はい? そ、そんな……こ、困ります……た、確かに、この国ではわたくし以上の女を見つけるのは難しいかも知れませんが……い、いえ! ふ、不満なわけではございません。で、ですが……い、今はわたくしだけで十分だ、などと……そんな、勘違いしてしまいます……それに、ひ、一人ではご主人様を到底満足はさせられないかと。
え――いえ、ご主人様が望まれるのでしたら、わたくしは、壊れようが、狂おうが、身命を賭してお仕えいたします。
……な、ならいいだろうって……そんな……っ、は、はい……怖い、です。こんな、ご主人さまのを一人で受け止めるなんて……た、確かにハイエルフは頑丈ではありますが……
この身体はもう――ご主人様に触れられると簡単にイッてしまうんですよ?
魔力の経路、一本一本まで掌握されてしまって、ご主人様の自由にならないわたくしの場所なんて、一つもないんです。どんな変態的な行為を受けても、拒めません。それどころか、それがとても、とっても好きになってしまいます。
わたくし、もうご主人様に負けているんです。いくら城壁が頑丈でも、城門の鍵を奪われてしまっては、完全に無防備ではありませんか。
五日どころではありません。一秒だって耐えられない。わたくしの価値なんて、使い捨てのオナホ程度でしかないのですよ? オナホ、オナホール、いい言葉ですね。まさしくわたくしにぴったりです。握って、好き勝手扱いて、欲望を吐き捨てるための、穴。わたくしの腰、掴みやすかったでしょうか。絶対逃げられないように、ご主人様の力強い腕でがっちり掴んでくださいましたよね? あの時は足も地面から離されて、完全に無防備な穴になったんです。その上、オナホオナホと囁かれながら、散々に穴を使われて、たくさん精液があふれるまで、精液と愛液がお尻からつま先まで伝って足元に水たまりを作るまで、扱くのに使われちゃいました。んふふ、ご主人様は聞こえなかったかもしれませんが、わたくしの体の中、すごい音だったんですよ。ごっちゅん、ごっちゅん、じゅぷじゅぷ、めきょめきょ、ぐっちゃぐっちゃっ、ってミンチになって、ぐしゃぐしゃになって、作り変えられちゃいました。
英明なるご主人様は勿論ご存知でしょうが、ハイエルフは精霊に近いんです。肉体よりも、精神が優先される生き物なんですよ? オナホという言葉を覚えさせられて、オナホみたいに使われたら、オナホになっちゃうじゃないですか。頭が自分のことをオナホだって認識させられてしまって、わたくし、身体までオナホになってしまいました。
しかも、もうわたくしは使用済みです。使い捨てオナホのわたくし、もう、使用済みにされてしまいました。身体の隅々までご主人様の精液を頂いて、女の穴を全部、ぜぇんぶ柔らかくなるまで、ご主人様の形を覚えるまで、征服されてしまったのです。わたくしは、ただ触れていただくだけで、十分満たされて、へろへろになってしまうんです。ご主人様に腰を掴まれただけで、力が抜けて無条件降伏、です。
こ、この上わたくしを貪る意味なんて、ないのです。これ以上はリンチ、わたくしを破壊する以外の意味はございません。他にもたくさん、ご主人様の偉大なる形を知らない生娘が山ほど居るのです。お情けを頂いていない、良質ですが生意気な女がウロウロしているのですよ。
え……? ええ、た、確かに……偉大なる力をお持ちになるご主人様であれば、わたくしを――どんなにへばっても、どんなにだめになっても……たちどころに治してしまわれるでしょう。で、ですが……わたくしごときにそのような価値は――
っ、い、いえまさか! まさか、でございます……わたくしが、ご主人様を拒むなど、そんな……っ!
……かしこまりました。そ、そこまで仰るのでしたら……身に余る光栄ではございますが……
はい? の、逃れるためにそのような事を言っているのではないだろうな? ですか?
ま、まさか! ご主人様であれば、わたくしのことなどすべてお見通しではございませんか。い、意地悪をなさらないでくださいませ。
……あ、証をみせろ、でございますか。あ、あぁ……なんとなく、ご主人様のお考えを察したような気もします。ご、ご主人様は、今度はわたくしの心を嬲ろうとしているのですね。肉体を陵辱しきったあとに、精神を弄ぼうとしていらっしゃるのです……
ふ、ふふふ……い、嫌なはずがございません。いま、その証をお見せします。
よい、しょっと、ふふ、べちゃ、ですって。とってもお下品な音ですよね? 上等の絹でできた下着ですのに、こんなに、わたくしの牝の汁で汚れてしまいました。
はい、今、たくしあげますね……あは、めくりやすいように、最近スカートにスリットを入れたのです。皆には少し止められたのですが……知ったことではありません。ど、どうでしょう。わ、わたくしの下の口が、よくご覧になられますでしょうか。ひ、膝までよだれを垂らす、わたくしの恥ずかしい口……い、いいえ、おまんこ。ご主人様に格の差を教え込まれた、クソザコちょろまんこでございます。
見え、ますか……? 欲しい、欲しいって泣いてますよ。触れられてもいないのに、期待だけでこうなってしまうんです。膝も震えて、今にも力が抜けそうです。ご主人様の前で腰を抜かして、無防備な姿を晒して、犯してほしくてしかたがない、浅ましい牝家畜、いえ、マゾ豚の足です。
……み、見た目は確かに元通りです。腐っても、わたくしはハイエルフですので……で、ですが……中身はしっかり、ご主人様のものを覚えておりますよ。
え……こ、子供まんこなんて、そのような、は、恥ずかしいです……っ! た、確かに毛も生えておりませんし……こんな、確かに未成熟ではありますが、それは……しゅ、種族柄仕方のないことでして……ハイエルフは、普通は子供を作りませんから。魔力だけは、確かに多いので、子宮と卵巣は普通の人間より、い、いいえ、それどころか多産の鼠より発達しております。ですが、交接器、つまり精を頂くための穴は未発達なのです。
ええ。そうです……子供だったん、ですよ……? 二千年も生きてるくせに、この体はセックスするようにできていないんです。胸も、お尻も、お肉が少しついただけです。自然に発生する精霊にとって、肉の生物が行うような、セックスなど必要ないのですから。セックスなんて、必要ないって、永遠に美しくて壊れそうな、完璧な一瞬の姿を留めていた身体なんです。
でも――あ、はぁ……ご主人様が、わたくしを無理やりこじ開けるものですから、壊れてしまいました。
子供だったのに、そういうふうにできてなかったのに、ねじ伏せられて、ご主人様の大きなものをねじ込まれて、子供のまま牝にされてしまいました。気持ちいいのも苦しいのも、全部教えられちゃいました。弱いところ教えられて、膣のざらざらしたところをこするとアクメしちゃうんだぞって、奥を小突くとイきっぱなしになるんだぞって、いっぱい、いっぱい教えてくださりましたよね? 射精したらイき狂えって、首を絞められたらイきながら締め付けろって、都合のいいものになるよう教え込んでくださいましたよね?
わ、わたくしの身体は……素直、ですから。全部、全部覚えてしまいました。で、でも、ご主人様、やりすぎです。こ、子供の身体を、こんな、セックスにはまだ早い身体を――いいえ、本来そのために使わない身体を――こじ開けて、虐められる快感を教えるなんて、ひどいです。ひどすぎます。お、おかげで……せ、セックスするための身体だって、十分にわかったはずなのに……理解させられてしまったはずなのに……でも、全然成長しないんです。わたくし、ハイエルフなんですよ? 精神の変化にちゃんと適応できるよう、未成熟なままだったんです。言ってみれば、蛹なんですよ? 中身がどろどろで、大人になれるよういつでも準備していたんです。精神が大人になれば、身体も大人になれるはずだったんです。
で、ですが――あんまりにも、ご主人様がわたくしの幼い牝を暴くものですから、わたくしの身体、勘違いしてしまいました。こ、子供のまま虐められるのがいいんだって、小さい穴をこじ開けられて、子作りに向いていない身体を孕まされる屈辱を味わうのがいいって、覚えちゃったんです。
わ、わたくし……本当の……変態になってしまいました。
しょ、初潮だって、来ていなかったのです。卵巣は魔力を生み出す器官、子宮は魔力を蓄蔵する器官。女しかいないのは魔力を扱うのにより優れているから。そういう認識でした。だから初潮も、二次性徴も不要なのです。不要だと身体が、心が知っていたから、排卵も成長もしませんでした。だって、ハイエルフは精霊、精神そのものの形をとるのです。肉体の交合によって子を成すなど、下等な生命体の行うことだと思っておりました。
ですが、違ったのですね。下等なのは、わたくしたちハイエルフの方でした。ハイエルフの六姫(ろくひめ)が一、いと高き光のガルガンティアが宣言いたします。ハイエルフが精霊種であるのは、ご主人様のマゾオナホに作り変えていただくためだったのです。穢を知らぬ幼い身体を摘み取られ、家畜に変貌させられるためであったのです。
はい。わたくし、幼いままにご主人様に摘み取られてしまいました。
……家畜に、されてしまったのです。
――はい。勿論です。
今、この場で……わたくしがご主人様の家畜に成り果てたことを、証明いたします。