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01 憧れの姫宮さんに告白(日常パートA)

ぁ… あの… 手紙、くれたのって… …うん、だよね… こんな時間にここにいるってことは、そういうことだよね… ははっ…  なんか、緊張しちゃう、っていうか… こうやって手紙で呼び出されるの、その… 初めて、って訳じゃないけど… やっぱり慣れないな… ははっ… ぇっと…… うん… その… 私に、用事… あるんだよね…? …うん…    うん… ぁ…   うん… えっと… …ま、まずは、その…… ぁ… ありがとう… 私なんかに、告白… してくれて… 私… あのね? その… 気づいてたよ… いっつも… 私のこと… 気にかけてくれてた…よね…? …この前も、ほら、文化祭の時に… 私がステージの道具を運んでたら、手伝ってくれたり… あ、あと、教室で、私が友達と… ミクとりーちゃんと話してて、ちょっと、その… …アヤカの悪口 …みたいな空気?…に、なっちゃって… 嫌だなって思ってたら、違う話で入ってきてくれたり… すごく、優しい人だな、って思ったの… その時… だからね、あの… 告白、してくれて… すごく… すごく…ね? 嬉しい…ん…だけど… えっと… ははっ… えーっと…… なんか… やっぱり緊張しちゃう… あの… あのね…? …実は私、つい、この前なんだけど… 初めて…  か… 彼氏が、できて…… …ぁ、知ってる? 3組の… スズキリクトくん… りーくん、って呼んでるんだけど… …その… 幼馴染なんだ… りーくんとは… ずっと、小中高って一緒で… 親同士が… 仲良くて… それで、この前、文化祭の時に、その…  ぁ、えっと… 告白… されて… りーくんと、付き合うことになったの… だ、だから… ごめんなさいっ! 私なんかに… 告白してくれて… 嬉しいんだけど… ほ… 本当に、ごめんなさい… …う、うん…? ん?  ……え!? …もうっ そんなこと聞いたら… だめだよ… りーくんとは… まだ、その… 手を繋いだくらいで… ぁ、でも… 私が悪いの… なんだか、すごく恥ずかしくって… でも、りーくんは、ゆっくり待つから、って、言ってくれて… …ぁ! ごめん、こんな話… 無神経だよね…  ほんとにごめんなさい… あの… だから… ごめん… 告白するのも… すごく、その… 勇気、いるよね…? 本当に… ごめんなさい… …あ、あの… 私なんかより、きっと、いい人いるから…  ね…? こんな、なんか… ほんとに何でもない私なんかより… ははっ… なに言っちゃってるんだろう… 顔熱い… ははっ… えっと… …ぁ… 私、その… 今日、習い事あるから… もう… いくね? ほんとに… ごめんなさい… でも、ありがとう…… …んっと… じゃあね…?  さよなら…

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