Track 12

05_B_ブルートレイン鱈木で添い寝

;環境音 ブルートレインたらぎ空調 F.I. ;3/右 【日々姫】「あー! お風呂気持ちよかったー! 温泉じゃない、沸かし湯の銭湯! 御一夜に、温泉街に住んでると、逆に結構新鮮よね~」 【日々姫】「寿老人(じゅろうじん)の湯。噂には聞いとったけど、うん。 サウナもあって、ひろびろしとって! わざわざ御一夜から入りくる人がいるのも、わかる!」 【日々姫】「ばってん……(きょろきょろと嬉しげにあたりを見回す呼吸とニュアンス)」 【日々姫】「さっきまで広々しとった分、急に狭く―― 結構みっちり感じちゃうとね、ここ……個室B寝台」 【日々姫】「いろいろ話ばきいとったけど――うん。思ってたよりもっと狭かとね。 個室っていうだけあって、ふたり入ると、結構ぎゅうぎゅう」 ;3/右 ‘にぃにと”から接近囁き 【日々姫】「でも――えへへっ! ベッドにだったら、こうして並んで座れるし―― にぃにとだから、この狭さだってむしろごほうび ――(ちゅっ)」 【日々姫】「それに、なんか空調の音も……ね? にいに。すこぉし、『し~っ』って」 ;環境音 Vol.up 【日々姫】「(空調に耳を傾ける呼吸音。一分ほど)」 ;ボリューム戻して 【日々姫】「……すごく、うん。独特の音。このちっちゃなファン一箇所から……(呼吸音)(呼吸音)――これだけの冷風出てるからかな。 すごく低い……響くみたいな音な気がする」 【日々姫】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――なんでだろ。なんか懐かしいみたいな気がする。 懐かしくって、落ち着くみたいな……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――あ……(匂い嗅ぐ。すんっ)」 【日々姫】「にぃに、石鹸の匂い、いい匂い。耳ば澄ましてると、匂いにも敏感になるのかな。 いっつもよりも――」 ;ダミーヘッドマイクの匂いを、いろんな確度からかぎまくる 【日々姫】「(すんすん、と匂い嗅ぐ息とニュアンス、一分ほど)」 ;3/右 【日々姫】「(すうううううううううううううっ――ふはぁっ)……にぃにの匂い。石鹸とまじった良か匂い。 いっつもよりも、ずうっと深くまで感じられる気がする」 【日々姫】「……(にぃにに匂いをもっと堪能したくて、数十秒思考を巡らすニュアンスと呼吸)」 【日々姫】「あ! ね、にぃに。せっかくお風呂あがりだし、二人で一緒にいるんだし。 私がいっつもやってるケア、ヘアケア。頭のケアば、試してみんと?」 ;$=SE シリコンブラシを手のひらで鳴らす。耳元近くで 【日々姫】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――うん。あのね。使うのはこれ。 シリコンのかたくてやわらかピンがたぁくさんついとる――$ (呼吸音)――シリコンブラシと~」 【日々姫】「あ、これもけっこういい音? ん……」 ;シリコンブラシ鳴らしつづける 【日々姫】「(30秒ほど、手のひらでシリコンブラシ弄ぶ呼吸とニュアンス)」 【日々姫】「んふっ。こいばね? 頭皮。頭の皮膚ばマッサージするブラシ。 ドライマッサージっていうてオイルとか石鹸とか使わんで、湯上がりの湿ったお肌をそのままごしごししていくの」 【日々姫】「シリコン、適度に固くって、痛くないギリギリのラインでやわらかくって、気持ちよかけん。 にぃににもたーっぷりしてあげるとね?」 ;3/右(接近囁き) 【日々姫】「ほんなら、するけん。お顔、こっちに向けて……んふっ」 ;シリコンブラシ(ソフト・継続) ;1/前(ブラッシングイメージで適度に動いてください) 【日々姫】「まずはゆるーく――(呼吸音)(呼吸音) 軽めに軽めに――(呼吸音)(呼吸音) シリコンの刺激に――(呼吸音)(呼吸音) お肌、なれさせたげるイメージで――(呼吸音)(呼吸音)」 【日々姫】「(ゆったりとブラシがけする呼吸とニュアンス、一分ほど)」 【日々姫】「ん……(呼吸音)(呼吸音) あたまのおはだ――(呼吸音)(呼吸音) ブラシにつられて――(呼吸音)(呼吸音) ゆるゆる、じわじわ――(呼吸音)(呼吸音)」 【日々姫】「ここちよー――(呼吸音)――のび、て――(呼吸音)―― やわらかに、なってっとるの――(呼吸音)(呼吸音) にぃに、わかると?――(呼吸音)(呼吸音)―― ね、力まんで――(呼吸音)――受け入れて――(呼吸音)――みて――(呼吸音)」 【日々姫】「(さらにゆったりブラシがけする呼吸音とニュアンス。一分ほど」 【日々姫】「ん――(呼吸音)――うん」 ;SE stop 【日々姫】「お肌ばじわーってぬくぅなって、にぃにが気持ちよーなっとるの、私にもつたわってきとーと。んふふっ。 ほんなら、もーちょっとだけ強めにいくけん」 ;3/右(接近囁き) 【日々姫】「力ばぬいて、私にぜぇんぶ任せて――ね?」 【日々姫】「ほんなら。んしょっ」 ;SEシリコンブラシ(強め・継続) ;1/前(ブラッシングイメージで適度に動いてください) 【日々姫】「今度はちょっと――(呼吸音)(呼吸音) 押し込む感じで――(呼吸音)(呼吸音) なじんだお肌を――(呼吸音)(呼吸音) さらに、伸ばして――(呼吸音)(呼吸音)」 【日々姫】「(少し力いれてブラシがけする呼吸とニュアンス、一分ほど)」 【日々姫】「っと……(呼吸音)(呼吸音) なんか、じわって――(呼吸音)(呼吸音) 私の、方も――(呼吸音)(呼吸音) 汗、ば、すこぉし――(呼吸音)(呼吸音)」 【日々姫】「滲んで、きててー――(呼吸音)(呼吸音)―― これ、結構――(呼吸音)(呼吸音) よか運動に――(呼吸音)(呼吸音)―― なってるの、かも――(呼吸音)(呼吸音)」 【日々姫】「んっ……ふふっ――(呼吸音)(呼吸音) にぃにの、匂いも……(呼吸音)(呼吸音) こく、なってる、けん――(呼吸音)(呼吸音) きっと、私の匂いも――(呼吸音)――にぃに、に――(呼吸音)」 【日々姫】「(ちょっと気恥ずかしくなりつつも幸せにブラシがけする呼吸音とニュアンス。一分ほど」 【日々姫】「んふふっ。よかね。おーしまい」 ;SE stop 【日々姫】「そしたら仕上げに、ハンドマッサージ。 私のおててでにぃにの頭、もみもみとんとんしたげるね?」 【日々姫】「まずは、もみもみ――んしょっ」 ;SE 素手で頭皮マッサージ(継続) 【日々姫】「もみもみ――(呼吸音)(呼吸音) やわやわ――(呼吸音)(呼吸音) もみ、もみ――(呼吸音)(呼吸音) やわ、やわ――(呼吸音)(呼吸音)」 【日々姫】「ゆるんだ、お肌を――(呼吸音)(呼吸音) こぎゃん、して――(呼吸音)(呼吸音) さらに、ほぐして――(呼吸音)(呼吸音) ほぐして、ほぐして――(呼吸音)(呼吸音)」 【日々姫】「(愛情たっぷりにマッサージする呼吸音とニュアンス。90秒ほど)」 【日々姫】「親指、つかって――(呼吸音)(呼吸音) お耳の、うしろも――(呼吸音)(呼吸音) やわやわ、もみもみ――(呼吸音)(呼吸音) やわやわ、もみもみ――(呼吸音)(呼吸音)」 【日々姫】「あとは、全体――(呼吸音)(呼吸音) こぎゃん、して――(呼吸音)(呼吸音) 広く――ゆるうく――(呼吸音)(呼吸音) もみもみ――(呼吸音)――ほぐし、て――(呼吸音)」 ;SE stop 【日々姫】「(やりとげた感じ、一段落の長い吐息)」 【日々姫】「そしたら最後の仕上げにとんとん。 両手をくんで、かるぅくかるぅく、肩たたきみたいに、頭たたきしたげるけん」 【日々姫】「いくよ~――ふふっ」 :SE 頭たたきマッサージ(床屋さんでしてもらえるやつ。組んだ両手の間に空間つくって、叩くときそこがなる音を伝えたい) 【日々姫】「(上機嫌で頭たたきマッサージする息とニュアンス、3分ほど。 『ここ、どぎゃん?』とか『んふふっ、よかみたいねー』とか、そういう系のアドリブ混ぜていただけたらうれしいです)」 【日々姫】「うん!」 ;SE stop 【日々姫】「はぁい。おつかれさまー。泥エステもよかけど。オイルマッサージもオイルマッサージで素敵やけど。 ドライマッサージもドライマッサージで――んふふっ、よかもんでしょお――あ……ふぁ――(大あくび)」 ;SE 隣に座り直す ;SE ;3/右 【日々姫】「ん……なんだろ。なんか安心したのかな。 ここんとこずーっとデザインのことだけ考えとって、精神キリキリ尖らせとって―― それがなんだか今日一日で……にぃにとすごして、ふんわりゆるんで……」 【日々姫】「答えは全然まだ見えなくて……状況、なーんもかわっとらんのに。 なんでかなぁ――すごく、安心しちゃってて――ふぁ――」 【日々姫】「んっ――(噛み殺そうとするが、やっぱりあくびがでてしまう)」 【日々姫】「ああ、いけーん。もーなーんも考えられんし、集中できん感じになっとぉ」 【日々姫】「だって。にぃにがぽかぽかしてて、よか匂いして。 私とにぃにがくっついとるとこ……(微笑)――ね? こぎゃんぺったり、溶け合うみたいできもちよくって」 【日々姫】「やけん――ね? にぃに」 ;3/右 接近囁き 【日々姫】「個室ばひとつ、無駄にしちゃうけど。 ひーちゃんこのまま、にぃにと一緒に、くっつきあって寝たいなぁ、なぁんて――」 ;3/右接近→‘うふふ”で少しだけ身をはなす 【日々姫】「(期待に満ちた呼吸)(安堵して嬉しい吐息)――うふふっ」 【日々姫】「そんなら、ねんね。にぃにと一緒に毛布にもぐって、ぐっすりと」 【日々姫】「(右頬にキス)」 ;3/右(囁き) 【日々姫】「ゆっくりのんびり、ねんね、しようね?」 【日々姫】「(穏やかに眠ろうとする息。60秒)」 【日々姫】「(穏やかに眠ろうとする息。60秒)」 ;以降、全てウィスパー ;3/右 【日々姫】「ん……(寝入りばなの、けど寝付けない呼吸とニュアンス。90秒ほど)」 【日々姫】「……いけん、眠れん。眠たいのに……(呼吸音)(呼吸音)」 【日々姫】「にぃにぃといちゃいちゃしとらんと……いろんなことば考えちゃって…………」 【日々姫】「それに……うふふっ――にぃにと一緒でドキドキしすぎ……っていうのももちろん、すごくあるけど……」 【日々姫】「ばってん、これって――それプラスで……うん……たぶん……」 【日々姫】「ん……(ゆったりと8呼吸)」 【日々姫】「これ……うん。私――(小さな苦笑)――いつの間にか、てっちゃんみたいになっちゃってると」 【日々姫】「客車の中におるとに――ぜんぜん、少しも、いつまでたっても走りださんのが、 なんか――ものすごく違和感で……(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」 【日々姫】「ばってん、いいかげん眠らんと明日に響くし…… 効果あんまりいっつもなかけど……羊の数でもかぞえて…………あ、ううん」 【日々姫】「目をとじて、イメージのなかで走らせればよかとよ、きっと。 こん客車、ブルートレイン……ゆったり、のんびり――走らせ、て…………」 ;このがたんごとんでリスナーさんを完全に入眠させたいイメージです。静かにゆったり、電車絵本を読み聞かせるがごとく優しくでお願いいたします。 【日々姫】「がたんごとん、がたんごとん、がたんごとん、がたんごとん。がたんごとん、がたんごとん、がたんごとん、がたんごとん」 【日々姫】「がたんごとん、がたんごとん、がたんごとん、がたんごとん。がたんごとん、がたんごとん、がたんごとん、がたんごとん」 【日々姫】「がたんごとん、がたんごとん、がたんごとん、がたんごとん。がたんごとん、がたんごとん、がたんごとん、がたんごとん」 【日々姫】「がたんごとん、がたんごとん……ふぁ――がたんごとん、がたん、ごとん」 【日々姫】「がたん、ごとん――がたん、ごとん――がたん、ごとん……がたん、ごとん……」 【日々姫】「(以下、がたんごとんを30回ほど、だんだん眠くなって、声が減って息が増えるイメージでいただけますと幸いです)」 【日々姫】「ん……ぁ…………ぁ……とん……んっ――――(小さなあくび)」 【日々姫】「(息だけでゆったりがたんごとん、がたんごとん――で、呼吸に溶けていってください)」 【日々姫】「(今度こそ入眠に向かう寝入りばなの呼吸 、8呼吸)」 【日々姫】「(穏やかな入眠の呼吸とニュアンス、8呼吸)」 【日々姫】「(穏やかな入眠の呼吸とニュアンス、8呼吸)」 【日々姫】「(穏やかな寝息とかずかなとニュアンス、8呼吸)」 ;環境音 F.O.