Track 1

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トラック1

【安アパートのゴミだらけの部屋に住む青年の元へ、異世界より女魔法戦士が飛ばされてくる】  [ひゅーー…バリバリッ!!ガラガッシャーン…(天井を破って落下)] うぐぐ…いつつつ… く、くそっ! こんな遠くまで飛ばされるとは… ハッ!? 人…? お、おい、大丈夫か!? 怪我は無いか? え? 柔らかいから、全然平気って… ひゃん!? コ、コラ! 私の尻の下で動くなっ! 虫みたいにうごめくなっ! あんっ! はぅん…ふあ…いや、だからさっさとどけーっ!  [ドタバタ…ガツン!(物音)] はあ、はぁ…いや、すまぬ… 謝らなければならないのはこちらの方だ。 いきなり天井を突き破ってきたのだからな… 許してくれ。 え? 私は何者かって… 私は戦士だ。 魔のはびこる世を救うために冒険の旅に出られた勇者殿の供をしている。 こう見えても、多少の魔法は使えるぞ。 ただの戦士ではなく、魔法戦士って所だな! で、その旅の途中で襲いかかってきた魔物と刃を交えていたのだが、 おかしな妖術で吹き飛ばされてしまってな… それで、今この場所に居る…という訳だ。 何? こすぷれ…? 何だ、それは… あっ、コラコラ! 剣に触れるな! 素人が手にすると危ないから…  [ガチャガチャ…(金属音)] ったく、油断も隙もありゃしない… そうだよ、本物だよ! 指とか切ってないだろうな? 何とも無いか? なら良し。 しかし青年…変わった出で立ちだな? 何だ、この服は? 面妖な… それに窓の外の見慣れぬ街並み… ここはいったいどこだ? 何? ニッポン? 聞いた事も無いな。 随分と辺境に飛ばされてしまったようだ… 部屋も狭っ苦しいクセして、やけに物が多い。 ゴミ捨て場か、ここは? 足の踏み場も無い… 住んでる!? ここに? 真か? だったら、少しは片付けろ! こんなゴミの中で暮らしてると、いつか自分もゴミになるぞ。 ったく…ほら、私も手伝ってやるから… いらない物は思い切って捨てる! 今、使い途が思い浮かばない物は明日からも不要! ほら、袋に詰めて詰めて…  [ガサッ、ガサ…(ゴミ袋)] おおっと! いつまでもこんな所に居る訳にはいかんのだ、私は… 一刻も早く勇者殿の元へ戻らねば! では青年、さらばだ。私は魔法を使って元の場所に戻る。 ちゃんと部屋の掃除をするんだぞ!  [ピロリロリロッ!(呪文)] あれっ? 飛べない… …あ! くそっ、こんな時に魔力が尽きているとは… いつの間にか、魔物との戦いで使い果たしていたか。 う~む… く…こうなったら仕方が無い。あの手でいくしかないか… お、おい青年…すまぬが、その… お前の…せ、精を私に分けてくれないか? そ、そうだ…精だ。精液だ! 我々、魔法が使える者は決められた宿で体を休めたり、 特別な道具を使ったりして魔力を回復するのだが、 生憎今はその手立てが無い… だが、代わりの手段が無い訳では無い。 男の精を口にすれば、わずかだが魔力が得られると言う。 それも陰茎を直接、口でしごいて精を搾り取ると効果が高いとか… 私はまだ実践した事は無いのだが、こんな事もあろうかとやり方だけは心得ている。 な、なーに…ただ、ちんぽをしゃぶれば良いのだろう? 容易い事だ。ハハ、ハ… 頼む、青年…私にちんぽを貸してくれ! 私の喉の奥にお前の精を注いでくれ! …って、もう脱いでるし! しかも勃ってるし! この荒唐無稽な状況に、少しは疑いを持ったらどうなんだ? 何? この国ではこんな事は日常茶飯事…だと? そ、そうか…不可思議な国なのだな。このニッポンという所は… ちょっと見て回りたいが、今は先を急がねばならんのだ。そうもしておれん。 さ…では、始めようか。 魔力の素を求める冒険の旅を!

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