【イヤシの六:イヤシ】
(ゆっくり)
「「貴方はイヤシに包まれ、夢の中を漂う。
イヤシマに来て、貴方は「イヤシ」が素晴らしい事を知った。
知りました。
貴方はイヤシに覆われ、夢の中を漂う。
イヤシマに来て、貴方は「イヤシ」が気持ちいい事を知った。
知りました。
貴方は、夢の中を漂う。
貴方は、夢の中を漂っている。
それは、爽やかで、うららかで、清々しい。
この世界になかったイヤシは、貴方に根付いた。
しっかりと、根を張った。
イヤシは今、貴方のもの。
貴方は、今、人生で一番の状態。
これ以上ない、気分。
理想的。
最高。
理想的で最高の貴方。
これ以上ない、居心地。
貴方の理想郷。
理想的。
最高。
理想的で最高の居心地。
(BGM)
次第に、溶けていく。
夢の中で、何もかもが溶けていく。
夢の中で、心が溶けていく。
夢の中で、体が溶けていく。
夢の中で、魂が溶けていく。
イヤシに、何もかもが溶けていく。
イヤシに、心が溶けていく。
イヤシに、体が溶けていく。
イヤシに、魂が溶けていく。
溶けて。
解けて。
融ける。
溶けて。
解けて。
融ける。
溶ける。
解けて。
融ける。
溶けて。
解ける。
融けて。
貴方が、イヤシになる。
溶けて。
解ける。
融けて。
貴方が、イヤシ。
貴方が、イヤシになる。
ただただ、気持ちがいい。
貴方が、イヤシ。
ただただ、気持ちがいい。
貴方が、イヤシになる。
ただただ、気持ちがいい。
貴方が、イヤシ。
ただただ、気持ちがいい。
貴方が、イヤシになる。
ただただ、心地がいい。
貴方が、イヤシ。
ただただ、心地がいい。
貴方が、イヤシになる。
ただただ、心地がいい。
貴方が、イヤシ。
ただただ、心地がいい。
イヤシ。
貴方は、イヤシになる。
もう、すべてが気持ちいい。
もう、すべてが心地いい。
今の貴方は、
何があっても、大丈夫。
今の貴方は、
何があっても、安らか。
貴方は、穏やか。
明日の貴方は、
何があっても、大丈夫。
明日の貴方は、
何があっても、安らか。
貴方は、静やか。
明後日の貴方は、
何があっても、大丈夫。
明後日の貴方は、
何があっても、安らか。
貴方は、のどやか。
もう、何があっても、大丈夫。
もう、何があっても、安らか。
貴方は、イヤシマから戻っても、何の心配もない。
もう、何があっても、大丈夫。
もう、何があっても、安らか。
貴方は、私たちから離れても、何の憂いもない。
このまま、
目を開いた時、最高に、爽やかで、うららかで、清々しい。
このまま、
朝を迎えた時、最高に、穏やかで、のどやかで、静やか。
貴方は、イヤシに包まれたまま、日々を過ごせる。
貴方は、イヤシに覆われたまま、日常を過ごせる。
貴方の人生は、イヤシと共に。
それは、とてもとても、素晴らしい。
貴方の人生は、イヤシとある。
それは、とてもとても、羨ましい。
貴方と、世界に、イヤシあれ。
貴方の、人生に、イヤシあれ」」