【イヤシの五:双子の添い寝】
※左右から交互に音声
「「膝枕のイヤシは、耳のイヤシと積み重なり、貴方の中で、広がった。
広がったイヤシは、貴方の中に、染み入る。
イヤシが、貴方の中、細胞の一つ一つに、染み入っていく。
(ゆっくり)
気持ちいい。
心の底から気持ちがいい。
イヤシに、溺れる。
イヤシに、溺れていく。
イヤシに溺れて、イヤシに溺れる。
イヤシに溺れて、意識がゆったり。
イヤシが深くなる。
いい感じ。
とても、いい感じ。
心地いい。
心の底から心地がいい。
イヤシに、浸(つ)かる。
イヤシに、浸かっていく。
イヤシに浸かって、イヤシに浸かる。
イヤシに浸かって、体がゆったり。
イヤシが深くなる。
いい感じ。
とても、いい感じ。
いい感じ。
大変、いい感じ。
意識がふわふわ。
体はゆったり。
すごく気持ちがいい。
意識がゆったり。
体がふわふわ。
すごく心地がいい。
何もかも、ふわふわ。
考えるのが、だるくなる。
何もかも、ふわふわ。
考えるのが、面倒になる。
ふわふわで、ふわふわ。
考えるのをやめる。
やめてしまう。
私たちの声を聴くだけ。
聴くだけになる。
私の声が、気持ちがいい。
私の声が、心地がいい。
ふわふわ、ふわふわ。
気持ちがいい。
ふわふわ、ふわふわ。
心地がいい。
すごく気持ちがいい。
全身の力が抜ける。
どんどん抜ける。
力が抜けていく。
どんどん抜けていく。
気持ちがいい。
全身の力が抜ける。
どんどん抜ける。
力が抜けていく。
どんどん抜けていく。
心地ちがいい。
すごく心地がいい。
頭の力が抜ける。
落ちていくように、抜けていく。
頭の奥の力が抜ける。
落ちていくように、抜けていく。
頭の奥が重くなる感覚。
頭の奥が引っ張られる感覚。
それも、気持ちがいい。
頭の奥が重くなる感覚。
頭の奥が引っ張られる感覚。
それも、心地がいい。
頭の奥が重く、沈んでいく。
意識が深く、沈んでいく
深い、深い、イヤシの深みに、沈んでいく。
頭の奥が重く、沈んでいく。
意識が深く、沈んでいく
深い、深い、イヤシの深みに、沈んでいく。
沈む。
深く、沈んでいく。
沈む。
深く、深く、沈んでいく。
落ちる。
深く、沈んでいく。
落ちる。
深く、深く、沈んでいく。
意識が沈む。
気持ちいい。
意識が落ちる。
心地いい。
深く、沈む。
気持ちいい。
深く、沈む。
心地いい。
落ちる。
落ちる。
落ちる。
気持ちいい。
落ちる。
落ちる。
落ちる。
心地いい。
どこまでも、落ちる。
沈む。
沈む。
沈む。
気持ちいい。
沈む。
沈む。
沈む。
心地いい。
どこまでも、沈む。
イヤシに沈む。
そうして、無音。
私たちの声しか、聞こえない。
他の音は一切、聞こえない。
雑音がなくなる。
鼓動すら聞こえない。
聞こえるのは、私たちの声だけ。
私と、
私の、
声だけ。
だから、落ち着く。
そうして、
落ち着いた今、
今から、三つ数える。
数えます。
そうすると、
深い眠りの世界に落ちる。
落ちていく。
それは、気持ちのいい世界。
すごく、気持ちのいい世界。
(ゆっくり)
三、二、一、〇。
すーっと、落ちる。
すーっと、沈む。
すごく、気持ちがいい。
意識が、下へ下へ、落ちていく。
気持ちがいい。
気持ちがいいから、落ちていく。
すーっと、落ちる。
落ちる。
(ゆっくり)
気持ちがいい。
どんどん、落ちる。
気持ちがいい。
どんどん、落ちる。
落ちて、落ちて、落ちる。
落ちていく。
落ちるほど眠くなる。
眠くなる。
眠くなる。
眠くなる。
眠くなる。
眠い。
眠い。
眠い。
眠い。
イヤシに包まれて、朝までぐっすり眠る。
イヤシに包まれて、気持ちよく目を覚ますことが出来る。
朝になれば、心は爽やか。
朝になれば、体は健やか。
朝になれば、力が満ち溢れる。
明日を元気に過ごすことが出来る。
明日から元気に過ごすことが出来る。
朝を迎えるのが楽しみ。
そんな朝を迎えるために、眠る。
おやすみなさいの言葉を合図に、貴方の意識は一気に眠りに落ちます。
おやすみなさいの言葉を合図に、ストンと落ちます。
三つ数えます。
気持ちのいい眠りへ、
今から三つ数えます。
三、
二、
一、
〇。
おやすみなさい」」