Track 1

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01_何で呼び出されたか、分かるよねー?

「あ、きたきた。ごめんねー、こんな人気の無い教室まで呼び出しちゃってー」 「急に『ちょっと話がある』とか言われてびっくりしちゃったー?」 「でもよく来てくれたよねぇ。あたしとアンタ、特に仲が良いわけでもないのにさー」 「でもー……あたしは、アンタが絶対来てくれるって思ってたんだけどー」 「あははっ、何でかって? そ・れ・は、自分が一番良く分かってるんじゃないのー?」 「ドキドキしながら、胸を躍らせながらこの教室まで歩いてきたんでしょー?」 「『何を言われるんだろう。もしかしたら……』とか考えて、胸を躍らせながらこの教室まで来たんでしょー?」 「そうやって恥ずかしそうに俯いてたってあたしにはちゃーんと分かるから」 「こんな誰も来ないような場所に呼ばれるんだから、きっと大事な話に違いないー、とか思っちゃったんだよねー?」 「ねね? もしかしてさー、『告白でもされちゃうんじゃないかな』とか、考えちゃってたりしたー?」 「あははっ、顔を赤くして、本当に分かりやすいんだからー」 「でもー、ざ・ん・ね・ん・で・し・たー。アンタに話っていうのは、告白とかそういうのじゃないからー」 「『それじゃあ一体何の話だろう……』って顔して、本当に分かりやすいー」 「ねーえ? 本当に何の話をされるか、心当たりとか無いワケー?」 「あたしと違って頭良いんだからさー、ちょっと考えたら何で呼ばれたか分かっちゃうんじゃないのー?」 「あはっ、そのちょっとおろおろした感じ、本当に良い反応なんだからー」 「アンタさー、あたしのこと、結構ちらちら見たりしてるよね? 授業中も休み時間も、暇さえあればあたしのこと、ちらちら見てたりするよねー?」 「あ・た・し・に、気付かれないように、あたしのことをちらちら見ちゃってさー」 「最初は何かなーって思ってたけど……もしかしてアンタさー、あたしのこと……そういう目で見ちゃったりしてる?」 「百合?だっけ? レズ?だっけ? そんな感じだったりするんじゃないのー?」 「あはっ、だんまりしちゃって……まさかと思うけど……もしかして当たってた?」 「アンタ、あたしのことそういう目で見てたんだー? うわー」 「百合とかレズとかそういうのよく分からないけどさー」 「こんなこと、クラスメイトに知られたら大変なことになっちゃうよねー?」 「アンタが女子を――あたしをそういう目で見てるって分かったら、クラスメイト、引いちゃうよねぇ」 「あははっ、そういうビクビクした顔、見たこと無かったけど……すっごい良い感じ♪」 「でさー、ここで提案なんだけどー、あたしの言うこと聞いてくれたら……クラスメイトにはアンタが百合とかレズとかだって、黙っててあげるんだけどー?」 「あはっ、お金を取られたりしちゃうんじゃないかとか思って怖くなっちゃった?」 「あたし、お金に困ってるわけでもないし、そういうのは別に良いからー」 「そんなことよりも……もっともっと良いこと」 「ねね、アンタさー、オナニーとかしちゃう? 独りでー、気持ち良いこととかしちゃうー?」 「あはっ、急にこんなこと聞かれて驚いたー? でもー、あたし、なんとなーくアンタがえっちな子なんじゃないかなーって思ってるからー」 「そ・れ・でー? アンタは、オナニーとか、しちゃってるのー? おまんこを弄って、気持ち良くなっちゃってたりするのー?」 「ほーら、恥ずかしがってないで答えなさいよー?」 「オナニーとか、し・ちゃ・う・のー?」 「ふうん。いつも真面目な顔してるアンタもやっぱりオナニーとかしちゃうんだー?」 「あんなに勉強も出来て真面目なのに、そういうことはちゃっかりしてるんだねぇ」 「でさー? もしかしてー……あたしをオカズにしてたり、するのー?」 「オナニーするとき、あたしのこと、考えながらしてたりす・る・のー?」 「あははっ、顔を赤くして……本当に分かりやすくて面白いんだからー」 「もしかして……こうやってあたしに詰られて……濡れちゃってたりする? こういうので興奮しちゃったりするー?」 「あははっ、本当に素直って言うか分かりやすいんだからー」 「でさー? 相談なんだけどー、アンタがそんな子だって黙っててあげるって話なんだけどー」 「あたしの目の前で、アンタがいつもしてること……してみせて?」 「あ・た・し・の、め・の・ま・え・で、オナニー、して見せてー?」 「あははっ、嫌って言いながら……本当はしたいんでしょ? あたしの目の前で」 「ほら、ちゃんと見ててあげるから、あたしの目の前で、アンタがいつもしてること、してみせて?」 「そしたら、百合でレズだってこと、クラスメイトには黙っててあ・げ・る」 「それとも……クラス中に噂が広まった方がゾクゾクしちゃうとか、そんなこと考えちゃってるー? アンタ、えっちそうだしー」 「あはっ、さすがにクラスメイトに知られちゃうのは困っちゃうよねー」 「そ・れ・じゃ・あ、あたしの言うこと、聴いちゃうしか無いんじゃない?」 「おどおどしながらちょっと嬉しそうに見えるのはあたしの気のせい、じゃないわよねー?」 「……あたしに見られながらさせられるのに嬉しそうにするだなんて、本当にアンタ……えっちで変態なんだから♪」

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