トラック1:オープニング Bar Envelopにようこそ
//タイトルコール
//以下ボイス位置:3
//読み:亜夜芽=あやめ
//※一旦ブランド名は外しています
【亜夜芽】
「バー・エンベローブ。あなたの耳に、やすらぎの時間を。バーテンダー・亜夜芽編」
【亜夜芽】
「……い、いらっしゃい。ようこそバー・エンベローブへ」
【亜夜芽】
「今日も忙しかったけど……気付いたら、もう閉店の時間」
【亜夜芽】
「でも、あなたはまだまだ帰らないまま。そして私も、もうちょっと……ここにいなきゃいけない」
【亜夜芽】
「い、いや、別にやることあるわけじゃないけど――って、そうだ、片付けとか、そういうのは必要だった」
【亜夜芽】
「そういうわけだから、私もまだ帰らない」
【亜夜芽】
「私が残っているうちは……い、一応、まだいてくれても、大丈夫」
【亜夜芽】
「夜はまだまだ長いんだし――他に誰もいないこの空間で、どうぞ、ごゆっくり……」
//※3~4秒の間
//BGM:バーっぽいもの:静かめのジャズ等:フェードイン:可能であれば第1~第4弾と違うもの
//SE:ドア閉音:バー入口:12辺り遠目:からんからん
//以下ボイス位置:12:遠目
【亜夜芽】
「ふー……今日も終了、っと……」
//SE:足音:近づき
//以下ボイス位置:12:聞き手に近づきながら
//演技依頼:セリフ冒頭に「くすっ」と小さな苦笑をお願いします
【亜夜芽】
「……いや、終了じゃないか。まだ帰ってないのが1人いるんだし」
//以下ボイス位置:12→14→15→16:移動しながら
【亜夜芽】
「そういう風に座ってられると、またカウンターに立たなきゃいけなくなるでしょ?」
//SE:足音:移動音:12→14→15→16→9
//以下ボイス位置:9:カウンター越し
【亜夜芽】
「あ……い、いや、帰れってわけじゃないよ? そうとは言ってないでしょ? ……って、いちいち言う必要なかったか。全然動く気配ないんだし」
【亜夜芽】
「はーあ……店開いてからすぐ来て、最後まで残ってるんだから……そんなにこの店好きなの?」
【亜夜芽】
「まあ、居心地いいのは分かるけど。私がお客さんだったら、通っちゃいそうだし。……って、働いてる身なんだから、ちょと自画自賛っぽい感じはするけど」
【亜夜芽】
「まあ、それはいいか……で? ご存知の通りに店は閉めたけど、そっちはまだいるつもりなんだよね?」
//演技依頼:「……なんて」の前に「くすっ」と小さな笑い声をお願いします
【亜夜芽】
「そのつもりだったら、追加でチャージ――席代でもいただこうかな……なんて」
【亜夜芽】
「……一応言っとくけど、冗談だからね?」
【亜夜芽】
「ああ、でも……さすがに、ただ座ってるだけってわけじゃないでしょ?」
【亜夜芽】
「気のせいかもしれないけど、なんかまだ飲みたりなさそうな感じするし……何か飲むなら、作るけど?」
【亜夜芽】
「あ……って、無理して何か飲めってわけじゃないから。もうアルコールきついって言うなら、水だって出すし」
//演技依頼:セリフ冒頭に「くすっ」と小さな苦笑をお願いします
【亜夜芽】
「……その辺は心配する必要なかったか」
【亜夜芽】
「それじゃ、何飲むか考えといて。私は氷砕いてる」
【亜夜芽】
「今日の分、ちょうど全部使いきっちゃったから……」
//SE:ドア開:冷蔵庫
//SE:氷取り出す音:がさっ:袋入の氷を取り出す際の音
//SE:ドア閉音:冷蔵庫
【亜夜芽】
「さーて、と……」
//SE:氷をアイスピックで砕く音:10秒程度
//SE:氷を落とす音:からん
//SE:氷をアイスピックで砕く音:10秒程度
//SE:氷を落とす音:からん
【亜夜芽】
「……これだけあれば足りるかな」
【亜夜芽】
「さーて……何飲むか決まった?」
【亜夜芽】
「……その感じだと、まだ決まってないかな」
【亜夜芽】
「んー……あ、ちょっと待って。そっちが悩むくらいなら、私が決めてあげる」
【亜夜芽】
「それなりの付き合いなんだし……どんなの飲んでみたいかとかは、見たら分かる――かもしれない」
//演技依頼:セリフ冒頭に「くすっ」と小さな笑い声をお願いします
【亜夜芽】
「……そうだよね、本当、気付いたら結構な付き合いだよね」
【亜夜芽】
「はじめてうちの店に来たとき、最初に応対したの、私だったんだし」
【亜夜芽】
「そう考えると、この店の中の誰よりも私が、あなたと付き合い長いんだよね……」
【亜夜芽】
「……って、まあ……だ、だからなんだって話なんだけど……」
【亜夜芽】
「って、そういう話よりも……そっちの飲むもの決めるのが先だよね」
//演技依頼:ジッと見つめて思案するニュアンスをお願いします
【亜夜芽】
「…………んー…………」
//演技依頼:セリフ冒頭に「くすっ」と小さな苦笑をお願いしまっす
【亜夜芽】
「……ダメ、やっぱり見ただけじゃ分かんない」
【亜夜芽】
「んー……どうしようか……」
【亜夜芽】
「……完全に任せてもらっていいかな」
【亜夜芽】
「今のあなたにちょうどいいの、選んでみるから」
//以下ボイス位置:9:後ろ向き
【亜夜芽】
「と言ったものの……うーん、どうしよう」
//演技依頼:「んー……」と思案しながら棚を見渡すニュアンスをお願いします
【亜夜芽】
「……………………」
【亜夜芽】
「カンパリ、もうちょっとで終わりか……」
//演技依頼:少し間を置いて「あ」と小さく何かに気付くニュアンスをお願いします
【亜夜芽】
「……………………」
//以下ボイス位置:9:正面向き振り返り
【亜夜芽】
「……さっき言ったとおり、私たちの付き合いってそれなりに長いんだよね」
【亜夜芽】
「……せっかくだから、それにちなんだものを作ろうかな」