シーン6ハッピーエンド?
アンナ「んっ......もう入りましぇん......あ、あれ?」アンナ「姫様、朝陽が!本当に日の出とともにダンジョンを出してくれるとは、触手もなかなか義理堅い......、あの、姫様?」ユリアーナ姫「アン。貴女は外へ。私は、このダンジョンに残りますわ」アンナ「残る......な、なぜ触手屋敷などに!?考え直してください姫様っ!お国のことも、ここからだというのに......」ユリアーナ姫「もう、国を取り返すことは考えておりませんの。私とアンが他国へ助けを求めたとしても、結局何も変わりません。むしろ事態は悪化しますわ。これまでの放浪で、アンも薄々は感じていたでしょう?」アンナ「あ......」
ユリアーナ姫「あと、触手さんとの相性がとてもよかったので♡初めてを捧げた相手に嫁ぐとは決めていましたが......まさに運命以上の出会いですわね!」アンナ「相性っ!?ひ、姫様ぁ......うぅ、一体なんと説得すれば......っ?そこの触手!無関係を装って覗かないでほしい!ま、満更でもなさそうに照れるな、この下劣なモンスターめぇっ」ユリアーナ姫「あらあら、アンの八つ当たりだなんて珍しいですわね♪ふふ......というわけで、アンはアンらしく、自由に生きてください。主からの最後の命令です」アンナ「......かしこまりました。では私は、ご命令通り自由に生きましょう。とでも、言うと思いましたか!私も残りますよ姫様」ユリアーナ姫「えっ?」アンナ「私の主は姫様のみ。貴女に一生着いて参りますよ、我が君。我が心の王ユリアーナ様」ユリアーナ姫「私の騎士......」アンナ「それに、こんなへ、変態触手に任せられません......あ、あんな激しいの姫様だけにまかせたら、わ、私が半分は......」ユリアーナ姫「アン、わかりました。私はもう触手さんのお嫁さんではありますけど......アンの旦那様としても、頑張りますね!」アンナ「だ、旦那様!?」
ユリアーナ姫「まあ、触手さんも賛成なのですって♪これは、大家族ができそうな予感がいたしますわね♡」アンナ「ま、まあ姫様が幸せそうなら。あ、それから触手っ姫様を泣かせたら、いや夜はともかく、私が承知しないからな!......あと......ふ、ふつつか者だが、よろしく、頼みますっ」