第五話 メイドさんの耳かき導入編
主人公の部屋でお喋りをしている 横から
メイド「ん?……好きな食べ物か?……カニとかエビかな……あとラムネか……趣味?……
プール掃除かなぁ……泳ぐのも好きだが清んだ水にしておくのが気持ちいいんだよ……え……休みの日か?……まぁ泳いでるか鍛錬してるかな……あんまり休みって意識したことねぇけど……ん、なぁご主人、なんでさっきっから私のことばっか聞くんだ?」
メイド「え、わ、私のことをもっと知りたいだと!……な、なんだよ急に……変なこと言うんじゃねぇよ……」
メイド「……」
その時柱時計がなる 正面に回って
メイド「ほれ、ご主人いい時間だ……今日はもう寝な!……な、なんだよ最後に1個だけ聞きたい?……1個だけ……だぞ」
メイド「……は……好きな男のタイプだとぉぉっ……そ、そんなの……ねぇよ……じゃ、じゃあな」
スタスタと出て行ってしまう→少しして戻ってくる
メイド「……悪りぃ……ウソついた……真っすぐでいろっていつも言ってる私が曲がったらご主人に申し訳が立たねぇ……だから言う……一回しか言わないからな」
メイド「好きな男のタイプなんてないのは本当だよ……男はみてくれじゃねぇと思ってる……要はハートだ……まっすぐ私を見てくれて、一緒に笑ってくれて、悲しいときは側にいてくれる……それだけでいいんだ」
メイド「そもそも私は最後の人魚だしな……恋なんて考えたこともねぇよ……一人ぼっちだからな」
メイド「……そうだな……今はご主人がいてくれる……寂しくはねぇよ……私もご主人に救われてんだ……その……あ、ありがとうな」
メイド「い、言ったからもう寝ろや……じゃあな」
引き留める主人公
メイド「な、なんだよ……ど、ドキドキして眠れないだと……し、知るかよ甘えんな……ううっ……しゃーねーな……耳かきでもしてやるから……寝ろ……特別だぞ」