ep0:邂逅 ~Chrono Trigger~[Lv5]
⽅針︓マリアは通りすがりの冒険者に助けてもらえるように誘惑しようと考えてま
す。なので、最初は⾊っぽい感じを出し意味を込めて語尾を緩くしてください。勇
者と分かってからは少しかしこまる感じ語尾を引き締める感じでお願いします。
場所︓⿊々しい森の中
誰かー︕誰かおりますでしょうか︕
誰かー︕
(駆けつける主⼈公)
あぁ♥よかったぁ♥
申し訳ありません。
私、マリアと申します。
⾒て分かります通りぃ♥
僧侶として仲間と共に旅をしておりましたが…
その途中はぐれてしまいましてぇ♥
私⾃⾝……その……お恥ずかしながら戦闘は
ふ え て
不得⼿でして……。
このように右も左も分からない上に魔物がうろつく場所を不⽤意に動けず困ってお
りましたのぉ♥
お⾒かけしたところ、貴⽅も冒険者のようですのでそのお⼒を⾒込んでお頼みいた
しますわ
私を⼀緒につれてくださいませんでしょうかぁ♥
はぁ……♥よかった……♥お優しい殿⽅で助かりましたわ♥
では改めて、⼿短に⾃⼰紹介させていただきますわ♥
名前はマリア♥
ジョブは僧侶を務めさせていただいておりますわぁ♥
戦闘の⽅は先ほど⾔ったように苦⼿なのですが…回復や補助は⼀通りできますわ♥
そして少々特殊な能⼒がありますの♥
ちょっと⼝で説明しても理解していただけないかと思いますので、後で実践も兼ね
て説明させていただきますわ♥
こんなところでしょうか︖
差し⽀えなければ、貴⽅のことも少々教えてくださるでしょうか︖
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(少しの間)
えっ……ゆう……者……。あの勇者さまでありましょうか︖
ええ、知らないわけがありませんわ。
この魔物が
ば っ こ
跋扈する世界を救う⼒を秘めし者。
そして伝承によれば伝承によれば勇者の資格がある者には右の⼿の甲に特殊な⼼の
臓を模した
あざ
痣がついている……と。
あっ……その痣……確かに⼼臓の形……そしてただの痣ではないことも分かります
わ。
勿論♥
私たちの持つ魔⼒とも異なる⼒をその痣からは感じとれますもの♥
(マリア、顔を近づけまじまじと痣を⾒つめる。)
しかしこれが…ふーむ…この⼼臓の中の数字の5とはなんの数字でしょうか︖
それ以外にも痣の下の⽅に数字のようなものが…
っと…申し訳ありませんつい…
ですがまさかこんなところで勇者様本⼈にお会いすることができますとは……
さすがに勇者の旅路の邪魔は気が惹けますわね…困りましたわぁ♥
あっ♥いえ♥なんでもありませんの♥
それにしても何たる偶然♥何たる僥倖でありましょう♥
この私の能⼒を勇者様のお役に⽴てることができるなんて、⾝も余る光栄でござい
ますわ♥
いいえ、この僧侶マリア。
勇者様がなんと仰ろうともお供させていただき、全⾝全霊を以って勇者様に尽くす
所存でございますわ♥
ふつつか
不束なものではありますが、これからよろしくお願いいたしますわ♥
勇者様♥