…お前が私の、新たな主か…? …そうか…。 …我が名は、ディー。 お前の欲望に応え、顕現した、黒の淫語精霊。 主の忠実なる戦士にして、淫蕩なる肉便器である。 …さあ、契約だ。 私が仕えるに値すると示して見せろ。 現世に象られたこのかりそめの肉体を、お前の想念で満たすことが出来れば、我が主として、この忠誠を捧げよう。 私と共に歩みたいのならば、相応の対価を、欲望の迸りとして、ここに示すのだ。 さあ、淫語精霊たる我が囁きの前に、お前の魂をさらけ出してみせろ。