Track 7

07朝わよ!

【華乃】「……おはよ」 【華乃】「ん、先に起きてた……あんたの顔、見てた」 【華乃】「滅多にないからね、あんたと朝迎えるの」 【華乃】「ああ、ひよりんに恨み言を言いたいわけじゃなく て……たまにだからいいな、貴重だなって思った の」 【華乃】「まあバレてるみたいだから言うけど……憧れては いたよね、やっぱり」 【華乃】「腕枕してもらって、朝起きたら好きな人の寝顔が 隣にあって、目覚めるまで幸せに眺めつつ待って るみたいなの」 【華乃】「それがこうして実現しちゃったんだけどさ」 【華乃】「ね、キスしよ?」 【華乃】「んっ」 【華乃】「へへ、おはようのキスも好き……」 【華乃】「朝起きたらしてみたいシチュはいっぱいあるかな あ」 【華乃】「朝、部屋へ来て、元気よく起こしてあげるのと か」 07朝わよ! 2 / 3 【華乃】「まあ私、朝はテンション高くないから、普通に起 こすだけだろうけど」 【華乃】「萌えゲー方面じゃなくて、エロゲー方面のやつが いいかな?」 【華乃】「実は今も、ちょっとだけ触れさせてもらってた」 【華乃】「せっかく雰囲気よかったのにごめんね、前に修正 手伝ってもらったときも言ってたから、男の子の 朝の身体に興味あった」 【華乃】「あのときと同じ……になってたから、ちょっとく すっとした。ふぅーん、やっぱりこうなるんだっ て」 【華乃】「これならエロゲのお約束展開もできそうかな あ?」 【華乃】「あんたがいま想像したみたいなのも機会があれば してあげるから、またいっしょに朝起きられる日 を気長に期待しててね、あははっ」 【華乃】「もう目は覚めたかんじ?」 【華乃】「実はまだちょっと起きるには早くて……時間にゆ とりはあると思うけど……」 【華乃】「あんたの今日の予定は?」 07朝わよ! 3 / 3 【華乃】「だって昨日もすごかったんだし、朝からは体力的 にマズいんじゃないの?」 【華乃】「私? 私は、まあ……求められれば拒否しないか ら」 【華乃】「ただ、こんな辛そうに硬くなってるなら……楽に してあげたい、かなあ」 【華乃】「これは朝の生理現象? それともあんたの気持ち の問題?」 【華乃】「あんたの頭が完全に覚醒するまで口でしてあげる から……出したくなる前にどうするか決めてね」 【華乃】「はいじゃあ取りだすね……ふふっ、おはよ。それ と」 【華乃】「いただきます」