Track 1

・トラック01「お坊ちゃま、歯磨きのお時間です」

;ボイス位置 9 【千代】 「ではまずは歯をお磨きしましょう」 【千代】 「私の膝に頭をお預けください」 (横ではなく膝の線に沿って縦に預ける形です) ;ボイス位置 1 【千代】 「ふふっ。今日も可愛らしいお顔ですね」 【千代】 「こうして毎日お坊ちゃまのお顔を眺めるのが千代の楽しみでございます」 【千代】 「お坊ちゃま、まずは口をゆすぎましょう。こちらのお水を口にお含みください」 【千代】 「はい、よくできました。では、お水の方はこちらの器にお出しください」 【千代】 「では、お口に失礼いたしますね」 ;SE 歯磨き 中 【千代】 「今日もまるで真珠のように綺麗な歯ですね」 【千代】 「それを私に任せて頂きまして大変光栄です」 【千代】 「誠心誠意、ご奉仕させて頂きます」 ;SE 歯磨き 中 【千代】 「いかがですか、おぼっちゃま。痛くはないでしょうか」 【千代】 「歯茎は繊細でございますから、優しく、優しーく撫でるように磨いてまいりますね」 ;SE 歯磨き 中 【千代】 「少し奥の方に失礼いたしますね」 【千代】 「やはり奥はいつやっても磨くのが難しいですね」 【千代】 「奥を磨く時も、力が強くならないように気を付けますね」 ;SE 歯磨き 中 【千代】 「では、反対側の奥も磨いて参りましょうか」 ;SE 歯磨き 中 【千代】 「奥歯は溝が怖いですから、溝を念入りにお掃除してまいりますね」 【千代】 「私の祖父も、引退してからは奥歯から虫歯になってしまいまして」 【千代】 「今ではふごふごと話しておりますよ」 【千代】 「そうなってしまわれないように、お坊ちゃまの歯はこの千代が最後まできっちりと面倒を見させていただきますね」 ;SE 歯磨き 中 【千代】 「さて、表側はこんなところでしょうか。ではそろそろ裏側もやってまいりましょう」 【千代】 「口をあーっとお開けください」 【千代】 「ふふっ。失礼、大変可愛らしいものでしたので思わず微笑んでしまいました」 【千代】 「では……吐息がかかる近さで磨いていきますね」 ;SE 裏側歯磨き 中 【千代】 「ふふっ。坊っちゃまの無防備な姿。私、大好きです」 【千代】 「願わくば今後ともずっと、千代に見せてくださいね」 ;SE 裏側歯磨き 中 【千代】 「はい、裏側のお掃除も終わりましたよ。お坊ちゃま」 【千代】 「では今度は、歯の噛む部分を磨いてまいりましょうか」 ;SE 歯磨き 中 【千代】 「歯は面ではなく、一つ一つ磨いていくのが良いそうです」 【千代】 「ですから、一つ一つ、丁寧に磨いておりますよ」 【千代】 「宝石を、磨いていくように」 ;SE 歯磨き 中 【千代】 「口惜しいですが、そろそろ歯磨きも終わりです」 【千代】 「最後に歯の間を磨いてまいりましょう」 【千代】 「歯の間は歯がぎっしり詰まっていても挟まってしまうものです」 【千代】 「その上、力が必要な時もありますから歯茎を傷つけてしまうこともあります」 【千代】 「こういった場合は、糸を使うのが良いのですが、あいにく、本日は切らしております」 【千代】 「悪しからずご了承ください」 【千代】 「もう少しだけこのままでいられるように、ゆっくりとさせて頂きます」 ;SE 歯磨き 中 【千代】 「はい。これで終わりになります」 【千代】 「お坊ちゃま。お疲れ様でございました」