☆プロローグ
おはようございます。ご主人様。
外はいい天気です。
起きてください。
〝あと五分〟……と二度寝をなさるのはご主人様の勝手ですが、本日もスケジュールは詰まっております。
それに……起きたあとは、どのみち、アレをなさるのでしょう?
時間が足りなくなって、損をするのはご主人様ですよ。
さぁ、起きてください。
…………。
はい?
ああ。はいはい。分かりました。
キスをすれば起きていただけるのですね?
では……
ん……。
……はい、このマウスウォッシュをどうぞ。
ええ。ご存じの通り、起きたばかりのお口の中には、雑菌が大量におりますので。
キスは、洗浄していただいてからのほうが、お互いに安心かと思います。
万が一、わたくしが風邪を引いたりしたら、困るのはご主人様でしょう?
はい。ぶくぶくっとしたら、この紙コップに吐き出してください。
ありがとうございます。
では、改めて……
ちゅう……
んちゅ、んちゅ、ちゅう、ちゅう、ちゅう、れろ、んれろ、んれろ、ちゅぅ、ちゅ、ちゅう、ちゅる、ちゅうううう……。
はぁ……
……ん。
ぎゅっと抱きしめるのは結構ですが……わたくしの胸の中で、二度寝はならさないように。
はいはい。
〝大好き〟と言っていただけて、とても光栄です。
……え?
いえ。だからといって、結婚はお断りしますが。
はい。わたくし、ご主人様のことは、決して嫌いではありません。人として、とても尊敬しておりますが……
そういった尊敬の念と、男性に対する好意は、まったく違います。
なので、結婚はお断りいたします。
寝言を言っていないで、早く起きてください。ご主人様。
……ちゅっ。
はい。改めまして、おはようございます。
今日のスケジュールは……
オンラインでの打ち合わせが、午前十時と午後二時にございます。
また、今日締め切りの資料作成が二本……となっております。
作成する資料については、簡単に、ではございますが、各種データなどをわたくしがまとめておきました。
いえ。お役に立てたのなら幸いです。
さて。それでは……
〝いつもの〟、始めますか?
はい。どうせ……していらっしゃるでしょう?
ご主人様の……
お・ち・ん・ぽ。
夜の間、タマタマに作られたおちんぽミルクを、ぴゅっぴゅしたい、って……
おちんぽが、ガチガチに、朝勃ちしていらっしゃるでしょう。
わたくしはご主人様の身の回りをお世話するメイドですが……
同時に、ご主人様のおちんぽに、全身でご奉仕する……
〝おまんこメイド〟でもあります。
おまんこメイドと、朝ヌキえっち……いたしますか?
はい、承知いたしました。
では……
おちんぽに、おまんこ奉仕、させていただきます。
はい?
いえ、まったく。
おまんこ奉仕をさせていただくのは……
あくまで、メイドの職務であるのと……
ぴゅっぴゅ一回につき、それなりの手当てをいただけるからです。
ご主人様への愛情などでは、断じてありません。
勘違いなさらないよう。
さぁ。早速ですが、ヌキヌキいたしましょう。
朝は忙しいのです。ご主人様にも……もちろん、わたくしにも。あまり時間はありません。
できるだけ早めに、おちんぽぴゅっぴゅしてくださいませ?