トラック4:地球の流行り・耳かきしてみた(右耳・綿棒)
:SE:13/後ろ遠方→5/真後ろ 足音接近
:SE:5/真後ろ 足音停止
:SE:5/真後ろ しゃがむ音
:5/真後ろ→1/正面
【水星人】
「お待たせー。……おー、きちんと待ってたねー、えらいよー」
【水星人】
「そんじゃあー、頭を上げてー、
わたしのお膝に頭を乗せてー」
:SE:リスナー身じろぐ音(膝に頭を乗せる)
:1/正面 通常
【水星人】
「……よくできましたー。
わたしのひんやりお膝ー、恋しかっただろー?」
【水星人】
「さてさてー、本題へ移りますかー。
わたしがやりたかったのはねー、こ・れ・だ」
;SE:2/右上 ビニール袋から綿棒の箱を出す音
;SE:2/右上、8左上と交互に綿棒の箱を持ち振る音
:1/正面 通常
【水星人】
「(綿棒の箱を持ち振る音:短めの息遣い)」
【水星人】
「…………中に入ってるもの、見える―?
そー、白くて小さいふわふわな棒……
誰が呼んだか……"綿棒"という奴さー」
【水星人】
「この綿棒でー 今、地球でだいりゅーこー?
な耳かきをしてあげよーと思います、まる。」
【水星人】
「あー、なんでって顔だー。
わかるー、その気持ちわかるよー」
【水星人】
「でも、水星ってさー、
耳の掃除をする習慣がないのよねー」
【水星人】
「地球に来てー、こういう習慣があるのを見てー……
わたしは、ひどいカルチャーショックを受けたのですー」
【水星人】
「それにそれに、今は耳かきしてもらう動画や
音声がー、地球の大ブームなんでしょー?
ソースはキミのパソコンー」
【水星人】
「だから自分の星に、この耳かきと言うこーいを伝えられたらー
もっと面白いことが起きるかと頭のいいわたしは考えたのでしたー」
【水星人】
「お礼をさせてくれるというからー、
わたしに体験させてくれるとうれしいなとかー、
乙女心的に想ったりするわけだけどー、いかが?」
;SE:リスナー身じろぐ音
【水星人】
「……あんがと。じゃあ、まずは右耳から耳かきしたいんだけどー」
;SE:リスナー身じろぐ音(1/正面→2/右上→3右へと移動)
【水星人】
「…………ふふ、なんだかんだキミも乗り気じゃーん。
でも、キミがやる気なら、わたしも頑張らんとねー」
【水星人】
「よっしゃー、そう決まれば耳かきだ。
んじゃあ、まずは箱から綿棒を取り出すねー」
;SE:5/真後ろ 綿棒の箱の包装を破く音
;SE:5/真後ろ 箱から綿棒を取り出す
【水星人】
「……っしょ、おおー! これが綿棒ねー。
いざ持つと、なかなかの軽さにおどろきー」
【水星人】
「……キミの見た動画だと、最初は耳のくぼみを掃除してたからー
はじめは、くぼみの周りの掃除をしていくねー」
【水星人】
「あっ、でも、痛かったら、きちんと言うのよー。
なんせ、わたしも初めてだからねー」
【水星人】
「……わかったって顔だねー。
じゃあ、さっそくいきますかー。せーの」
;SE:3/右 耳の窪みを綿棒で撫でる(継続)
;3/右 接近
【水星人】
「(右耳の窪みを綿棒で撫でる:短めの息遣い)」
【水星人】
「……痛いー? あ、くすぐったいー?
じゃあ、もう少し強めー」
【水星人】
「(右耳の窪みを綿棒で撫でる:短めの息遣い)」
【水星人】
「ほへぇ~……すごいねーこれ。
少しすりすりしただけでー、汚れが付き始めたー。
へぇ~お耳の汚れって、こんななんだー」
【水星人】
「じゃあ、入り口周りは、どーなのかなー?」
;SE:3/右 耳の入り口周りを綿棒でなぞる(継続)
【水星人】
「(耳の入り口周りを綿棒でなぞる:少し長めの息遣い)」
【水星人】
「……ふふ、気持ちよさそーに目を細めちゃってー、
なんだか近所にいる猫さんみたいだー」
【水星人】
「(耳の入り口周りを綿棒でなぞる:少し長めの息遣い)」
【水星人】
「……っと、綿棒が汚れてきちゃったー。
こういう時は、さっさと新しい物に変えましょー」
;SE:3/右 耳から綿棒を遠ざける
;SE:5/真後ろ 古い綿棒を置く
;SE:5/真後ろ 箱から綿棒を取り出す
【水星人】
「……オッケー。そのまま上の窪みをスリスリだー」
:SE:3/右 耳廊の窪みを綿棒でなぞる(継続)
【水星人】
「(耳廊のくぼみを綿棒でなぞる:少し長めの息遣い」
【水星人】
「……そのまま、一段下がった窪みに移動してー」
:SE:耳廊の窪みを綿棒でこする
【水星人】
「(耳廊の窪みを綿棒でなぞる:少し長めの息遣い)」
【水星人】
「……あと、数おーふく……」
【水星人】
「(耳廊の窪みを綿棒でなぞる:長めの息遣い)」
【水星人】
「…………ん、このぐらいでいいでしょー」
;SE:3/右 耳から綿棒を遠ざける
:3/右 通常
【水星人】
「おー、これはなかなか……きちゃないものが取れたー。
この汚い綿棒はぽーいだ」
;SE:5/真後ろ 古い綿棒を置く
【水星人】
「…………んじゃ、最後はー、中のお掃除だねー。
こっちも痛かったら、きちんというのよー」
;SE:5/真後ろ 箱から綿棒を取り出す
【水星人】
「ん、じゃあ……――耳奥に突撃じゃー!」
;SE:3/右 耳穴の中へ耳かきを入れる
;SE:3/右 耳かき音(継続))
;3/右 接近
【水星人】
「(耳かき(浅め):少し長めの息遣い」
【水星人】
「……お耳、痛く……ないねー?
顔がにへらって緩んじゃってるしー」
【水星人】
「じゃあ、引き続き、お耳の悪い奴をたいじ、たいじー」
【水星人】
「(耳かき(浅め→深め):少し長めの息遣い)」
【水星人】
「おやおや……ここはなんだかくっついてるねー。
綿棒を押し付けて……ぐるぐるぐる~」
【水星人】
「(耳かき(浅め→深め):少し長めの息遣い)」
【水星人】
「……ん、取れた取れたー。
うわー改めて感じるー綿棒の伸びしろ、やばいですねー」
【水星人】
「(耳かき(深い→浅い):少し長めの息遣い」
【水星人】
「……おお、奥に発見ー」
【水星人】
「(耳かき(深め):少し長めの息遣い」
【水星人】
「……取れたかなー?
でも、このまま続けるのも良くないし……一旦、抜くよー」
;SE:3/右 耳かき音:綿棒をゆっくりと引き抜く
;3/右 通常
;声優さんへ:ここの「物」はぶつと読んでください。
【水星人】
「……おほぉー、結構な物が出て来たー」
【水星人】
「つまり、これだけ大きいのが取れたということは、
わたしのかわゆい声が聞こえるようになったってことかなー」
【水星人】
「じゃあ、わたしのかわゆい声で……キミの脳を震わせてあげよー」
;3/右 接近 囁き
;声優さんへ:ここは無気力な口調から抑揚をついた演技をお願い致します。
【水星人】
「お耳、気持ちよかった?」
;SE:リスナー身じろぐ音
;3/右 通常
【水星人】
「…………んー? そんな声を出せるのかー?
いったいどの声だろー? これがわたしの喋り方なんだけどなー」
【水星人】
「いつもは、今みたいによくよーのない喋り方―?
うーん、それはお耳が綺麗になってないからー、
そう聞こえるだけだよー」
【水星人】
「ほれほれ、もっとわたしのかわゆい声が聞きたかったらー
お耳を、もっともっとキレイにしていこーねー」
;SE:5/真後ろ 古い綿棒を置く音
;SE:5/真後ろ 綿棒の箱から綿棒を取り出す音
【水星人】
「ほーい、準備万端。早くわたしの本当の声が聞けるといーねー」
;SE:3/右 耳穴の中へ綿棒を入れる
;SE:3/右 耳かき音(継続)
;3/右 接近
【水星人】
「(耳かき(浅い→深い):少し長めの息遣い)」
【水星人】
「……うん、最初にした時よりもー、
だいぶ、奥まで入りやすくなったー。
そのままていねーに、ていねーに……」
【水星人】
「(耳かき(深い):少し長めの息遣い)」
【水星人】
「顔がリラックスしてきたねー。
いいよーいいよー汚れもいっぱい取れてるよー」
【水星人】
「(耳かき(深め→浅め):少し長めの息遣い)」
【水星人】
「おっと……ここにもいたー
もしかしてこれがあるから……あたしのかわゆい声を聞かせられないのかなー」
【水星人】
「(耳かき(深め):少し長めの息遣い)」
【水星人】
「……後、もう少しで全部取れるから、もうちょっと我慢よー」
【水星人】
「(耳かき(深め):少し長めの息遣い)」
【水星人】
「よーし、みっしょんこんぷりーと。
耳かき、このままゆっくり抜いていくね……」
;SE:3/右 耳穴からゆっくり綿棒を引き抜く音
;3/右 通常
【水星人】
「…………おおー、これまた上物が出ましたなー。
でも、これで、わたしの声も聞こえやすくなったはずー」
【水星人】
「わたしも良い経験が出来たよー。
んー? なーに、喋り方が同じー」
【水星人】
「うーん、そう言われても、わたしは普通に喋てるんだけどー
でも、キミが納得できないなら、わたしも黙ってられないなー」
【水星人】
「はぁ~仕方ないー。もう一度、
わたしのかわゆい声をー、お耳に聞かせてあげるよー。
さあ、いくよ、せーの……」
;3/右 接近
【水星人】
「(耳元に息を吹き掛ける:少し短めの息遣い)」
【水星人】
「……声じゃないー? ざんねーん、少しだけ声出てましたー」
【水星人】
「聞き取れないのはきっと、汚れを取り切れてない証拠だー。
ほら、もう一度ー」
;3/右 接近
【水星人】
「(耳元に息を吹き掛ける:少し短めの息遣い)」
;3/右 通常
【水星人】
「……ふぃ~こっちのお耳はおしまいー。
ふふ、めんごめんごー。
キミが可愛いからー、ついからかっちゃったんだよー」
【水星人】
「というか、あの声を続けて出すのは、無理ー。
あれを出すには、わたしも結構疲れるからー」
【水星人】
「まあ、それはまたいつかの機会で……
それより、どーだった? わたしの耳かきの腕前?」
;SE:リスナー身じろぐ音
【水星人】
「……気に入ったのねー? わたしもありがとうだよー」
【水星人】
「じゃあ、今のけーけんを生かして、左のお耳も
キミにがっかりされないように掃除しなければねー」
【水星人】
「んじゃ、このまま左のお耳がわたしの顔に
来るように寝返りを打ってくれるー?」
;SE:リスナー身じろぐ音
【水星人】
「おっと……起き上がらなくても問題ナッシング。はい、どーぞ」
;SE:衣擦れ:反対側以降
;3/右→2/右上→1/正面→8/左上→7/左へ移動
;7/左 通常
【水星人】
「どーも……左のお耳さん。
こっちの汚れも、わたしにお任せよー」