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いらっしゃいませ。 耳かき手ようこそ。 ご予約のかたですよね。
お待ちしておりました。 どうぞ。 お上がりください。
どうぞこちらにお座りください。 お茶を入れますね。
積み立ての身長をご用意いたしましたので。 あら。
茶柱が立ちました。
縁起がいいですね。 フ。
どうぞ。 やけどをしないように気をつけてお召し上がりください。
新茶ですのですごくいい香りでしょう。
お茶の香りには。 人を癒す効果があるのですよ。
あ。
申し遅れました。 私この耳書き手を営んでおりますちかさとほなみと申します。
ほなみと呼んでください。
よろしくお願いいたします。 え。 あ。
はい。 この店は私1人ですよ。 随分若いですか。
それはそうですよ。 私はまだ19ですから。
驚かれました。
フ。 皆さん決まって同じ反応をされます。 確かに。
19の天主は珍しいですよね。 昨年祖母からお店を継いだばかりですからまだ至らないことも多いかもしれませんが。
お兄さんのお疲れを痩せますよ。
精いっぱい尽力いたします。 それではすとガラストを開けさせていただきますね。
すとガラストを開けますと縁側からの景色も楽しめるのですよ。
何よりこの時期は気候がいいですから。 お外の空気が気持ちいいのです。
と言っても見えるのは田んぼが広がる田舎風景ですが。
でも都会では見られない光景で。 とても気持ちが休まりますよ。
少々お待ちくださいませ。
今日もいいお天気ですね。 青い空と広がる田園の太陽がとても綺麗だと思いませんか。
鳥たちもあんなに楽しそうに泣いています。 さこちらにいらしてください。
お外の景色と匂い。
田舎の綺麗な空気を楽しみながら肩などいかがでしょうか。