■トラック7『肩こり解消マッサージ』
;◆ダミヘ位置・背後(5)でマッサージするイメージです。左右に動いてあげて下さい。
【絵空】
「そ、それでは……お背中、失礼しますね……そのまま……力を抜いて、まったりしててくれたらいいから」
【絵空】
「最初は……首筋の、辺りから…………しよっか」
【絵空】
「(マッサージをしている。おずおずと、感触を確かめているような感じ)」
【絵空】
「力……ちょっと弱いかな。ん……もっと強めに、する。…………ご、ごめんね。
マッサージも……誰かにやってあげるのって初めてだから……ちょっと、緊張」
;◆声 ささやき
【絵空】
「男の子って……やっぱり、身体……ゴツゴツ……してるんだね。
筋肉というか……骨というか……不思議な感じ……」
【絵空】
「(マッサージをしている。少し力を入れ気味にしている)」
【絵空】
「私ね……マッサージとかされるとくすぐったくて、笑っちゃうタイプなんだ。
フットネイルに連れて行ってもらった時も、笑っちゃって大変だった」
【絵空】
「……あ。ネイルなんてするんだ、って顔した。
なんですか。真面目な図書委員はおしゃれなんてしないと思ってるんですか」
【絵空】
「……………………まぁ実際、いとこのお姉ちゃんにつれてってもらっただけですけど。
お洋服だって……制服ばっかり着てますけど」
【絵空】
「……君は」
;◆声 ささやき
【絵空】
「可愛くておしゃれな……キラキラした女の子の方が、好きですか?」
【絵空】
「(マッサージの演技。深い呼吸。力を入れている)」
【絵空】
「次は……肩の辺りを揉んでいきます。
あ、コリほぐしてほしいとこあったら、言ってね?」
【絵空】
「どうせ私は地味なモブ女なので。マッサージぐらいしか役に立たないので。
せめて、そのぐらいはさせて貰います。ふんだ」
【絵空】
「……お。怒ったりしてない。別に。怒る理由、ないし」
【絵空】
「(マッサージの演技。ゆったりまったりと、静かな呼吸)」
;◆声 ささやき
【絵空】
「あの。……ごめん。なんか、変な態度取っちゃって。……その。
自分でも……何であんな気分になったのか……分からなくて。……ゥン」
【絵空】
「…………私も、もっとおしゃれとか……してみよっかな」
【絵空】
「(マッサージの演技。浅い呼吸で、一生懸命マッサージ)」
【絵空】
「背中の……肩甲骨の間を……ぐーって……開くみたいに……んっしょ……ふぅ」
【絵空】
「……背中……おっきいから……マッサージ、少し大変だね」
【絵空】
「(マッサージの演技。ゆったりとリラックスしている)」
【絵空】
「……おしゃれ、しようかなー……とか思ったけど。
そもそも私……外に殆ど出ないなぁ……。大体、休みは家で本読んでるし……」
【絵空】
「……そっかー……だから私……お洋服とかあんま買わないのか……。
折角買っても……着ないんじゃなぁ……」
【絵空】
「(マッサージの演技。リスナーを遊びに誘いたいが恥ずかしいのと葛藤している)」
;◆声 ささやき
【絵空】
「キミは……さ。休日とか……なにしてるの」
【絵空】
「あ、いや。変な意味じゃなくて。ただ気になっただけで。
なんかアレなら、一緒に遊べたらなとか、全然思って無くて。私と遊んでも全然楽しくないだろうし」
【絵空】
「ただ……キミとお出かけするとかだったら……。
おしゃれも……楽しめそうだなって……思っただけ。ホント……それだけ、だよ?」
【絵空】
「(マッサージの演技。恥ずかしいのを誤魔化すために懸命にマッサージ)」
【絵空】
「……んしょ。それじゃあ、次は……肩たたき……していくよ……。
肩叩くのは……音と振動がきもちーから。ASMRとしても人気なの。それじゃあ……いくねー……」
;◆SE 肩たたき音
【絵空】
「(肩たたきの演技。余裕がある雰囲気)」
【絵空】
「ふぅー……肩たたき……結構体力使うから……インドア派には少し大変……。
……でも。がんばるね。せっかく、付き合ってもらってるんだもん」
;◆声 ささやき
【絵空】
「少しでも……癒やされて、かえってほしいから」
【絵空】
「(肩たたきの演技。若干息が上がっている。浅い呼吸のイメージ)」
【絵空】
「肩……痛かったりしない? ……ちょうどいい? ……ん。
りょーかいです」
;◆声 ささやき
【絵空】
「とんとんとんとんとんとんとんとん……♪ とんとんとんとんとんとんとんとん……♪」
【絵空】
「(肩たたきの演技。更に疲れてきているが、それを隠そうとしている)」
【絵空】
「……ふぅー……。……ぇ? ……ま、まだまだ……全然……平気ですけど……?
か、肩たたきなんかで……ヘロヘロになったりしません。文学少女と言えど、この程度は……」
【絵空】
「……確かに運動会のかけっこでビリ以外取ったこと無いし、
プールで25メートル泳ぎきったこと無いし、跳び箱は4段以上飛べないけど」
【絵空】
「……肩たたきぐらいは……出来るもん……」
【絵空】
「(肩たたきの演技。かなり息が荒くなってきている)」
【絵空】
「…………まだ……まだ……がんばれるぅ……」
【絵空】
「(肩たたきの演技。へろへろ)」
【絵空】
「………………はい……これで。おしまい、ですぅ…………はふぅーー……っ。
ぜーーはーー、ぜーーはーー……ふぅ…………(息を整える)」
【絵空】
「……どーですか? 私でも……このぐらい……よゆーなんですから。
ふふん。少しは……見直した? ……えへへ。そっか……よかったw」
【絵空】
「……今日は、付き合ってくれてありがと。すごく、いい練習になっちゃった。
また……何かお礼させて? うん。なんでも良いよ。……え?」
【絵空】
「……お茶、飲みたいの? あ、うん。部室の冷蔵庫に、備蓄の水があったはずだから…………ん、違うの? そうじゃなくて?」
【絵空】
「……私と……いっしょに……喫茶店、行きたいの?」
【絵空】
「……………………ふひゃ」