Track 9

■トラック9『耳奥液体流し込み洗い』

;◆SE カーテンを閉める音。足音が近づく ;◆ダミヘ位置・3 【絵空】 「……来てくれてありがと。教室抜け出すとき、何か言われなかった? そっか。  君のクラスも、結構泊まりで作業する人多いの? ふふ……何だかさ」 【絵空】 「夜に学校に居るのって、ちょっとドキドキするよね。  文化祭の準備は、私みたいなモブにはちょっと居心地悪いんだけど」 【絵空】 「ごめんね。こんな時間に、誘っちゃって。  キミって……いつも、他の子と居るから。誘う時間が……今しかなくて」 【絵空】 「……夜の寝る前って、一番ASMRの効果が高いんだよ。  リラックスしながら寝れるから。だから……」 ;◆声 ささやき 【絵空】 「君のこと、癒やしてあげてもいいですか? ぁの……君が、よかったら、だけど。  …………練習台とかじゃなくて。ただ…………君に、聞いてほしいから」 【絵空】 「………………ぇと…………じゃあ…………する…………ね」 ;◆SE 機材をごそごそ用意している 【絵空】 「今回使うのは……あんまり見たこと無いと思うんだけど……。  耳の中を洗浄する機材なんだ。ほら見て、このほそーいチューブを……お耳の中に入れて……直接、液体を流し込むの」 【絵空】 「柔らかいチューブだから……耳かきとか、ピンセットでも届かないような……お耳のいっちばん奥の、  鼓膜の根本の辺りまで……お掃除することが、出来るんだよ……」 ;◆声 ささやき 【絵空】 「じゃあ……チューブ入れるから……動かないでくださいね…………最初は、こっちのお耳から」 ;◆SE 右耳の奥にチューブを入れていく。 【絵空】 「まずは……お耳の奥に……チューブ、いれるよー……」 ;◆注 耳液体洗浄機ですが、基本ファンタジーのアイテムです。ハンドポンプのようなものをしゅこしゅこと押すことで液体が汲み取られ、チューブの中を通っていきます。ハンドポンプのSEと、チューブからとくとくと送り込まれる液体の音をファンタジーに演出してください。お願いします……! 【絵空】 「動かないでね…………んしょ…………んーーーー………………ふふ、くすぐったい? 少し……我慢ね……この辺り……かな。  分かる? チューブが……鼓膜の辺りにあるの……。動いたら危ないから……気をつけてね」 【絵空】 「それじゃあ、クリーム、流し込みまーす」 ;◆SE ポンプをゆっくりとしたリズムで押す音。少し(10秒ほど)してから、液体が管を通る音が聞こえてくる 【絵空】 「(耳洗浄の演技。静かでゆっくりとしているが、どこか緊張しているような雰囲気)」 ;◆声 ささやき 【絵空】 「……どーですかー……? お耳の……一番奥に……とくとくって……洗浄液が入ってるの……分かる? ふふ。  なんかちょっと……ゾクゾクしちゃうような……変な感じ、だよねー。私も自分でやったとき、びびった」 【絵空】 「……ぁ。だ、大丈夫だよ。ちゃんと……消毒して洗浄したし……綺麗にしてるから。  間接耳洗浄? 気持ち悪いこと言わないでよ急に……」 【絵空】 「(耳洗浄の演技。ゆったりとした、深い呼吸)」 【絵空】 「……洗浄液が入ったら……お耳、保湿されて……すべすべになって……。  溜まった細かい耳垢も、ふにゃふにゃに溶かされて……お耳の調子、すっごく良くなるからね……」 ;◆声 ささやき 【絵空】 「りらーっくす。りらーっくす。…………力抜いて? ……ぅん。…………いいこだね」 【絵空】 「(耳洗浄の演技。優しい呼吸。時々、幸せそうに笑っている)」 ;◆SE 垂れた洗浄液を拭いてあげる 【絵空】 「そろそろ……お耳の中、洗浄液でいっぱいになってきたね。  お耳から垂れてきちゃった……動かないで……拭いてあげるから…………ん、きれいになったw」 ;◆SE 器具を移動させている。チューブの端を、洗浄液が入っている瓶から水の入っている瓶に入れ替えている 【絵空】 「ここからは、洗浄液じゃなくて……っと。温めのお湯で……お耳の中を……洗い流していくねー。  お耳から……お湯、垂れてくると思うけど……少し、我慢してね……」 ;◆SE ここから、チューブからのお湯がちょっと勢い良くなってきます。鼓膜に水鉄砲でお湯をかけるイメージです。リアルでやったら危険そう…… 【絵空】 「(耳洗浄の演技。時折、溢れたお湯をタオルで拭いてあげている)」 ;◆声 ささやき 【絵空】 「温いお湯で……お耳の中洗われるの……きもちいーでしょ?  流石に……お耳のこんな奥までは……触られたりしたこと、無いと思うから……ふふ。びくってしちゃう? 大丈夫だよ。力……抜いててね」 【絵空】 「(耳洗浄の演技。優しい雰囲気。時折耳をタオルで拭いてくれている)」 【絵空】 「んー。大分、きれいになったかなー。……もうちょっと、やってほしい? ふふ……気に入ったの? これ。いいよ……じゃあ、もうちょっとだけ」 ;◆声 ささやき 【絵空】 「君のお耳の奥……あったかいお湯で、マッサージしてあげます……」 【絵空】 「(耳洗浄の演技。夜の学校に2人きりなので、ちょっとドキドキしている)」 【絵空】 「動かないでねー……」 【絵空】 「(チューブをゆっくりと抜いて、耳を丹念に拭いてあげる演技)」 ;◆声 ダミヘ位置・逆側に移動しながら 【絵空】 「次は……反対側のお耳、やるよー」 【絵空】 「んしょ。また……チューブ、入れますよー」 【絵空】 「(チューブを入れていく演技。慎重な雰囲気)」 ;◆声 ささやき 【絵空】 「……どうかな? 鼓膜のところまで……届いた? ……ん♪ じゃあ……洗浄液、流しまーす」 【絵空】 「(洗浄液を入れる演技。静かな呼吸)」 【絵空】 「力抜いてー……りらっくすだよ……。ふふ、くすぐったくても、がーまーん……。  とくとくとくとくって……ぜーんぶ……入れていこうねぇ……」 【絵空】 「(洗浄液を入れる演技。幸せそうな呼吸)」 ;◆声 ささやき 【絵空】 「ね……今日、夜……この教室に来て……って言われて。  キミは……どんなこと、想像した?」 【絵空】 「だって。女の子が男の子を呼び出すなんて、  小説だったら続きが簡単に予測出来るでしょ」 【絵空】 「まぁ……答えは、お耳洗浄だったわけですが」 ;◆声 ささやき 【絵空】 「キミは……何か……期待、した? ………………期待、してくれた?」 【絵空】 「(耳洗浄液を入れる演技。ドキドキしている)」 【絵空】 「んーしょ……いっぱい、洗浄液入りましたね……また、お耳から垂れてきてる……。  次は、お湯で、鼓膜洗い流していきますよー……」 ;◆SE 洗浄液→お湯にシフト 【絵空】 「(ポンプを押し続ける演技。静かで、落ち着いた雰囲気)」 【絵空】 「……お湯……暖かい? ふふ……そっか。  …………言わなくても……お顔で、分かるよ」 ;◆声 ささやき 【絵空】 「君の、幸せそうなお顔見てたら……私も、胸がぽかぽかして……幸せな気持ちになるんだよ。  ……ずーっと……こうしててあげたい。…………私だけが、君のこの顔を見れたら……良いのにな」 【絵空】 「(ポンプを押し続ける演技。ドキドキしている)」 【絵空】 「はーい……♪ 洗い流せたかなぁ。じゃあ……お耳拭くよ」 ;◆声 ささやき 【絵空】 「……動かないでー……ぁ、首の方まで垂れてきちゃってるね。んーしょ……(耳を拭いてあげる)。  ふふ、きもちよかった? そっか」 【絵空】 「これで……お耳洗浄はおしまい♪ お耳、すっきりしましたねー……」 【絵空】 「………………えーっと」 【絵空】 「それじゃあ、教室、帰る? ……でも、寝袋で寝ると、せっかくリラックスしたのが台無しになっちゃうしね。  その……もしも、良ければなんだけど……」 ;◆声 ささやき 【絵空】 「この教室で……寝ちゃっても……大丈夫だよ? ほら。マッサージ台。ベッドの代わりになるし」 【絵空】 「………君が……そーするなら…………私も。…………ベッド、使っちゃおっかな」 【絵空】 「ち、違っ。一緒のベッドじゃない。隣のやつっ。ほら、カーテンで仕切り付いてるでしょ。  なに変な想像してるのっ。………………もぉっ。ホント……おばかなんですから」