オープニング
;本編スタート。このトラックは「あなた」視点です。ベッドの上で、寧々子に添い寝をしてもらっています。
;ボイス位置:3 隣に寝て、普通に会話
【寧々子】
「はーい。それじゃあ電気、消すよ?」
【寧々子】
「……ふふ。そんなにさみしそうなお顔、しなくても大丈夫だよ?」
【寧々子】
「ちゃーんと今日も、あなたが眠るまで一緒にいてあげる。お姉ちゃんが約束やぶったこと、あるかな? ないよね?」
【寧々子】
「ほーら。お布団、ちゃんと肩のところまでかけて。あったかくしないと風邪ひいちゃうからね」
;SE:枕元の照明スイッチを切る音
【寧々子】
「はーい……お部屋、暗くなったけど……お月さまの灯かり、ほんのり入ってきてるから、落ち着くねー」
【寧々子】
「よし~、よし~……。ん、なあに? お姉ちゃんと、お手々……つなぎたいの?」
【寧々子】
「いいよー……ほら、ぎゅってしよ?」
;SE:布団の上でもぞもぞ動く布ずれ音
【寧々子】
「ふふ……ちっちゃい手▼ 手のひらをぴた~って合わせたらよくわかるね。あなたの指、お姉ちゃんのよりず~っと小さい▼」
【寧々子】
「うん。やさしく包み込んで、ぎゅ~ってしてあげる。あったか、ぬくぬく……んふふ、眠たくなってきちゃったかな?」
【寧々子】
「肩から力を抜いて……すー……はー……。ゆ~ったり息を吸って……吐いて……。リラックスしようね~……」
【寧々子】
「ん~……? 明日、学校で苦手な授業があるの? ……そっかぁ、それじゃあ、明日の朝ごはんは、ホットケーキにしよっか?」
【寧々子】
「きれいにまあるく焼いて、メープルシロップいっぱいかけて……これなら頑張れそうかな? よかったぁ」
【寧々子】
「お弁当も作って欲しいの? うん、それじゃあ、お姉ちゃん……早起きして頑張っちゃうね♪」
;SE:あなたが寧々子に抱きつく布ずれ音
;ボイス位置:3 隣に寝て、耳の近くで会話
【寧々子】
「あ、もぉ……お姉ちゃんのおっぱいにお顔、押し付けて……んぅ……ふかふかで気持ちいいの? しょうがない甘えん坊さんだなぁ……♪」
【寧々子】
「ううん。そのままでいいよ……私は、あなたのお姉ちゃんだからね。血は繋がってなくても……仲良しの姉弟(きょうだい)だもん」
;SE:寧々子があなたの頭を撫でる音
【寧々子】
「よーし、よし……よーし、よし♪ 頭、なでなでされると、ふわふわ~って眠くなっちゃうでしょ……よ~し、よし……よ~し、よし♪」
【寧々子】
「んー? (あなたに「好き」と言われて)ふふ、ありがと。お姉ちゃんも、あなたのこと、だ~い好きだよー……♪」
【寧々子】
「うん。どこかに行ったりなんて、しないからね。お姉ちゃん、ず~っとこのお家にいるから」
【寧々子】
「よーし、よし♪ よーし、よし♪」
【寧々子】
「はい。もうおめめ、つぶろうね……いいこ、いいこ……いっぱいおねんね、しようねー……」
;SE:寧々子のゆっくりとした寝息(2~3分ほど。あなたが眠るまでの時間になります)
【寧々子】
「んー……寝ちゃった、かな? ふふ……可愛い寝顔……♪」
【寧々子】
「(独り言です)これで、今日残してることは……あと一つだけ……」
【寧々子】
「それじゃあ、お姉ちゃん……ちょっとだけ、行ってくるね」
;SE:寧々子がベッドの外へ出る布ずれ音
;ボイス位置:3 ベッド脇に立って、離れて会話
【寧々子】
「お姉ちゃん、これから少しだけ……がんばらないといけないから。朝までずっと……いい子で、おやすみしててね?」
;SE:寧々子が部屋の出口まで歩いていく足音
;SE:扉が開いて、閉まる音