Track02
(位置:正面・普通)
あっ。おじゃまします。
きみの部屋に入るのは一週間ぶり。
あれから学校でもあんまり話してなかったよね……?
付き合っているのに、特殊な関係で。
どういう風に接していいかわからなくて。
それで、わたしなりに考えたんだけど。
普段はいままで通りの態度で接して、ベッドでだけお互いに本性を曝け出すのはどうかな?
日常では初々しいカップルだけど、ベッドの上では性癖を解放する。
それが一番お互いに幸せだと思うんだよ。
ふふ。よかった。
きみもそう思ってくれるんだね。
じゃあ、今後はそういう方針で決まりっ。
(位置:左隣・至近)
きみの部屋でのわたしの定位置、ベッドの端に座ってー。
それでは……きみのお待ちかね! 寝取られ報告をしてあげるね♪
んふふ。聞いただけで鼻息を荒げてる。
苦しそうなのに興奮を隠せない顔をして。
きみってほんとに寝取られマゾなんだね?
じゃあ、ベッドに横になってくれる?
わたしが密着して囁いてあげるから。
うん。仰向けの体勢になって?
(位置:右耳・ゼロ距離)
わたしも横に添い寝して、きみの右耳に口を寄せて……囁きの準備完了♪
きみに覆いかぶさるような体勢で、大好きなおっぱいを腕に押しつけてあげる。
制服越しでも柔らかーいおっぱいの感触が伝わってくるでしょ?
でも、触っちゃだめだよ?
きみはマゾ彼氏なんだから。
彼女のおっぱいに触れたい願望を堪えて、じっと気をつけしていてね?
(頭を撫でる)
ふふ。いい子いい子。
寝取られ報告中は、わたしの言うことは絶対だからね?
肝に銘じておくようにっ。
じゃあ、さっそく始めちゃうね……?
まず、わたしが流されビッチになっちゃった経緯から話そっか。
実は3年のある先輩に拝み倒されて、身体を許しちゃったことがきっかけだったんだ。
結構有名だからきみも知ってると思うけど……。
サッカー部の背が高い金髪の先輩。
うん、そう。当たり。
ヤリチンって噂が広まってるあの先輩だよ。
気に入った女子をすぐに食べちゃうって評判のわるーい先輩……♪
その先輩とは元々委員会が同じで、そこで出会ったんだ。
知り合ってからすぐ、軽く口説かれてたんだけど。
学校で悪ノリっぽく声を掛けてくるだけだったから、なんとかわたしも笑って流せてた。
でも、3ヶ月前くらいに図書委員の当番の日が被って。
帰り道が一緒になったとき、すごい勢いで頼み込まれたんだよね。
「一回でいいからヤらせて! 前から可愛いと思ってた!」ってね。
わたしが「彼氏がいるからだめですよ……」って断っても、何度も何度も頼み込んできて。
「誰にも言わないから! 一回だけ思い出作りさせて!」って懇願されて。
わたしは断りきれなくて、一回だけならって丸め込まれちゃったんだ。
後になって、都合の良い嘘だったってわかったんだけどね。
その先輩がきみ以外で初めてえっちした相手。
先輩はその後、約束を破って、わたしとセックスしたことを言いふらしたの。
戦利品を自慢するように、詳細に語ってね。
それから、その噂を聞きつけた男子たちがわたしに群がるようになっちゃって。
手練手管を駆使して口説き落とそうとしてくる人もいれば、「俺にもヤらせて!」ってストレートに頼み込んでくる人もいて。
わたしは断りきれなくて、誰とでも寝るようになっちゃんたんだ。
約束を破られて、怒らなかったの……って。
うん。怒ったよ。
それに悲しかった。
愛はなかったとはいえ、身体を重ねた相手に裏切られたショックは大きかったから。
そのときはまだ、セックスは神聖なものだと思ってたからね。
もうそういう実感は薄れちゃったんだけど……。
でも、怒りや悲しみ以上に、先輩とのえっちが忘れられなかったんだ。
先輩、すっごくセックスが上手いんだよ?
経験豊富だから女の子が快感を覚えるスポットを知り尽くしてて。
嫌々身体を許したはずなのに、何度もイかされちゃったんだ。
わたし、それまできみとしかえっちしたことなかったから……。
セックスがあれほど気持ちの良いものだって知らなかった。
ほんとはただ、きみが下手くそなだけだったんだけどね。
気を使って言わなかったけど、前からきみとはあんまりえっちしたくなかったんだよ?
触り方とか乱暴で痛いし、前戯もなしにすぐに挿れたがるし。
そのくせ早漏だからすぐに果てて、自分がスッキリしたら放っぽらかし。
ただ自分の性欲に任せて、わたしを使って性欲処理しているだけ。
一緒にいるのは楽しいけれど、セックスするのは嫌だった。
回数を重ねたら上手くなるかなって思ってたけど、そんなこともなかったし。
でも、先輩は大違いで。
わたしのことを気持ち良くさせようと頑張ってくれたんだ。
口説くときはちょっと強引だったけど、えっちのときはすごく優しくて。
脳が蕩けるほどキスをして、丁寧に愛撫して感じさせてくれて。
挿れてほしい、早く挿れて――!
わたしが心の底からそう思った瞬間に、初めて挿入してくれたの。
あのとき、セックスに愛なんか関係ないんだって悟ったなぁ……。
だからね……わたし、その日以降も先輩に呼び出されたら、ホイホイついていくようになっちゃったんだ。
お互いが気持ち良くなるためだけの、愛なんて欠片もないセフレ関係♪
先輩とは一番えっちしてて、もう20回以上は抱かれたかな。
うん。彼氏であるきみより多いね?
んふふ。悔しいんだ?
セックスのテクニックでも、わたしを抱いた回数でも負けてて。
彼氏の面目、丸つぶれだね……?
昨日もね。先輩に呼び出されて放課後、えっちしちゃったんだよ?
いつも通り、先輩の部屋にお呼ばれして……。
先輩はまだ高校生なのに一人暮らしをしているんだよ。すごいよね。
部屋の中もしっかり整頓されてて清潔で。
わたしとセックスするために綺麗にしてくれてるんだと思うと嬉しかったなぁ。
彼女が来るのに片付けもしないきみとは大違いだね?
部屋に入るなり、先輩は優しく抱きしめてキスしてきて……。
わたしもそれを受け入れて、これから始まるセックスに期待しておまんこ濡らしちゃってた。
お互いに目的はわかってるから、面倒な段取りはなし。
先輩にベッドに押し倒されて、わたしは為されるがままに――
えっ? つらいから抜いてほしい……?
(冷たい声で)
ふーん……わたしの寝取られ報告に興奮しすぎて、我慢できなくなっちゃったんだ?
でも、だめだよ。
わたしは寝取られマゾの汚いペニスなんて触る気ないもん。
おちんちん苦しかったら、自分の手で握ってオナニーしたら?
ふふ。ほんとにパンツ脱いでしごき始めてる。
冗談のつもりだったのに。
こんなに情けない人が彼氏なんて信じられないなぁ……。
まぁ、わたしの寝取られ報告と胸の感触をオカズに、せいぜいオナニーに励んでね?
じゃあ、話を戻すと。
先輩に押し倒されて、丹念に愛撫されてから服を脱がされたんだ。
慣れた手つきで丁寧に、一枚一枚衣服を剥がれて。
その頃には、もうわたしの身体は熱くなって先輩のおちんぽを求めてて。
先輩はそれを見透かしていて、焦らすようにデカチンをおまんこに擦りつけながらも挿れてくれなくて……。
わたしのほうから「挿れてくださいっ。お願いしますっ」って頼んじゃった……。
最初と立場逆転だよね?
先輩のテクの虜になって、すっかり都合の良い女に変えられちゃった。
それから、先輩はニヤリと笑って、「彼氏にセフレがいるって告白するならいいぜ?」って意地悪なことを言ってきて……。
でも、もうあの噂がバレちゃったって伝えたら、すっごい興奮してくれて。
やっと挿れてくれたんだ。
先輩のデカチンにおまんこをかき乱されて、何度も絶頂に導かれちゃった。
あのときの激しいセックス、気持ちよかったなぁ……。
……今日わたし遅刻してきたでしょ?
それは先輩と一晩中セックスしてたからなんだ。
いつもは二回戦くらい終わったら帰してくれたんだけど、昨日は興奮が冷めやらなくて。
「今日は帰さない。一晩中犯してやるからな」って囁かれたの。
わたしもそれに応じて彼の首に両手をまわして「はい……♡」って、先輩を求めちゃった。
きみとは一度もしたことないお泊りセックスを、ヤリチンの先輩と楽しんじゃったんだ。
絶倫の先輩と何度も何度もセックスに耽ってたら、気がついたら登校時間で。
焦って制服に着替えて、二人で重役出勤♪
閑散とした通学路で先輩がいっぱいセクハラしてきて大変だったんだよ?
誰もいない下駄箱についたら、先輩がお別れのチューをしてきて。
下手したら他の生徒に見られちゃう場所でディープキスするのすっごい興奮したなぁ。
それで……去り際に「彼氏とはセックス禁止だからな」って囁かれちゃった♡
わたし、先輩とのセックスが好きだから。
約束守ろうと思う。
きみの下手くそで自分よがりなセックスより、先輩の上手くてわたしを想ってくれるセックスのほうが100倍いいから。
だから、今後きみとはえっちしない。
寝取られマゾのきみは、わたしの寝取られ報告を聞いて、シコシコできれば満足だよね?
ひどいって……。
きみが選んだ道だよ?
辛そうな顔をしながらも、おちんちんをしごく手は止まってないし。
すっごく興奮してるんだって伝わってくるよ。
切なそうな顔して息を荒らげて……もうイキそうなんじゃない?
ふふ。やっぱりそうなんだ。
相変わらず早漏だね。
ほら、わたしがエールを送ってあげるから。ラストスパート。
精液ぴゅっぴゅっするために、頑張っておちんちんしごいてね?
(早口で煽るように)
しこしこ、しこしこ。
先輩のデカチンの半分もないような短小雑魚ちんぽ。
しこしこ、しこしこ。
彼女をヤリチンに犯されて興奮してる寝取られマゾちんぽイッちゃえ♪
(射精)
きゃっ――
すっごい出たね……?
きみの胸元まで精液飛んじゃってる……。
(位置:背面・普通)
じゃあ、寝取られ報告も終わったことだし、わたしは帰るから。
精液の処理、自分でやっといてね?
この後も先輩との約束があって忙しいんだ。
それじゃ、また学校でねっ。