Track 4

『マッチ中に“こそこそえっち”、する?』

 あ。撃たれた。  クレーバーでヘッショ一発だね。  起こせる? ドームある?  ……ない? そっか。  ええっと。向こうの岩裏かな。ピン刺した辺り。  この影なら、射線通らないからギリギリ起こせるかも。  ……ん。いや、ダメだな。こっち詰めてきた。  私のこと諦めてもいいよ。逃げたほうがいいかも。  ん……  ……あ、これ別パ?  完全に挟まれた感じだ。  んーー……  頑張れ。頑張れっ。  ……ダメだったか。全滅。  ふふ。ドンマイ。  今のは私が落ちちゃったのが悪いよ。気にしないで。  それに、あそこで別パが詰めてくるとは思わなかったからね……。  しょうがない。  次、いきましょう。  …………。  え?  ああ。うん。一応、動画と一緒に、音声も全部録音してるよ。  でも、こういう……マッチングまでの待ち時間の会話とかは、あとで全部カットするつもりだから大丈夫。  基本は好きに話してて大丈夫だよ。  どうしてもカットできない場面でも、最悪、音声オフにすればいいんだし。  ……ねえ。最近は、動画の編集まで手伝ってくれて、ありがとね。  ほんっとうに助かってるよ。  なんだか。私が始めたことではあるけど……二人でチーム組んで配信してるみたいだね。ふふ。  …………。  あ。そういえばさ。  この話は絶対カットするけど……  ……最近知り合った友達二人とさ。このゲームやってるんだ。  そう。SNSで知り合った友達。  ……あ。二人とも女の子だから、キミはヤキモチ焼かないでも大丈夫だからね。ふふ。  それでさ。キミが来られないときとか、よくその子たちとフルパ組んでやってたりするんだけど……  うん。一緒にディスコでボイチャしながらやるんだけどね。  その友達の一人がさ。  時々……  ……なんか。変な声、出すんだよね。  ところどころ……運動でもしてるのかな? って感じの、荒い息遣いになって……  裏から、かすかに、〝ぱちゅんぱちゅん〟みたいな音が聞こえてくるんだ。  ひょっとしたら……  ボイチャの裏で、おまんこしてるのかな?  ……なんて。  あはは! まあ、さすがにそんなことありえないと思うけどね。  多分、たまたま体調が悪かっただけだと思うけど。  ……たぶんね。ふふ。  あ。ひょっとしたら、今度その子たちと、生配信やるかもしれないんだ。  そのとき、何か手伝ってもらうかもしれないから、決まったら連絡するね。  うん。  …………。  マッチングしないね。  やっぱりランクマは時間がかかるな。  ……え?  なに?  ……ひょっとして。  してみたいの?  収録中に……  おまんこ。  ……あはは♪  今の話聞いて、興味持ったんだ?  キミは本当にえっちだなぁ……♪  分かった。  キミがそこまで言うなら、いいよ♪  ふふ。うん。私は構わないよ。  まあ、確かに、なかなか倒錯したえっちかもしれないけど……  でも、なんとなく私にも分かるんだよ。  そういう、隠れてするおまんこ、って……もっといやらしい気がするよね。  別にこれは収録なんだし、まずかったらカットすればいいだけだしね。  ……あ。でも、野良の人に迷惑かけないように、デュオでやろうか。一応ね。  それに……。  こうやって。モニターの出力先を変えて……  ……デュアルモニターの、左右に出せば……  二人でくっついてても、問題なくゲームできるからさ。  うん、しようか。 〝こそこそおまんこ〟♪ ふふ……♪  マッチング、一旦キャンセルして……。  さっと準備しちゃおうか。  うん。パンツ、脱ぐよ。  ……あ。今日はノーパンイベントの発生日じゃなかったね。残念。ふふ。  ん……  ……で、ローション、よろしくね。  ん……。  ん、ん……ん……。  ……うん。それくらいでいいと思う。  あとはキミの準備だけど……  ……おお。キミ、本当に一連の動きが早くなったね。  服脱ぐのも、ゴム付けるのも、ほんとにスムーズ。  タイムアタックでもしてるのかって感じだ。  ふふ。いいんじゃない?  ゴム付けるのが淀みなくできる男の子、っていうのは、お姉ちゃん的にはプラスポイントだよ♪  体位は……  えっと。〝背面座位〟、でいいのかな?  うん。キミが先に座って……私がその上に座る、って感じ。  キミの膝は、ちょっと痛いかもしれないけど……バトロワゲーしながらおまんこするときは、これ一択だと思うな。  ……まあ、普通、そんな基準で体位を決めたりしないだろうけど。ふふ。  うん。椅子、座って。  で……私が……  上、失礼、するね……。  ん……  ん……っ。ふぅぅぅぅぅううう……。  ん……。  はぁ……ふぅ……。  この体位は、初めてだけど……  寝バックと、対面座位の、中間みたいな感じ、だね……  お尻のほうから、ずぷって、お腹まで貫かれてて……  お腹が少し息苦しくなる感じだ……。  キミは、膝、痛くない?  そう? ふふ。紳士だね。  まあ、〝重い〟って言われるのはショックだけど……でも、無理はしないでいいからね。  ん……、っと。  ……うん。ひじ掛けの位置を調整すれば……  キーボードも……マウスも。普通に触れそう。  キミも、ゲームパッドの操作は大丈夫そう?  よかった。  じゃあ、ゲーム開始、っと……。  ……あ。すぐマッチングしたね。  おっけー。このマッチでも、〝取れ高〟を作れるように頑張ろう。  キャラはどうする? 同じ? うん。分かった。  私は……今度はこれ使おうかな。  うん。好きなんだよね、このキャラ。  ドローン飛ばして索敵できるのが、なんか楽しくて好きで。  安全に移動できるしね。  ん……。  あ。いいよ。ジャンマスは私がやる。  間欠泉でいい?  うん。分かった。飛ぶね。  ……んー。っと。  うん。他の敵いなさそうだね。  この辺り……うん。全然いなさそうだから……ゆっくり漁って大丈夫そうだ。  私、間欠泉の奥側見てるね。  …………。  ん……  ん。ん……はぁ……ん……。  ……ふふ♪  え? ああ。うん。  なんか……普通にプレイできてるなって思ってさ。  キミの、ガチガチなおちんぽの感触、おまんこでいっぱい感じてるのに……  手は全然普通に動いてるんだ。  不思議だなぁって♪  しかもこれ、他のゲームと違って、ポーズできるゲームじゃないから……  おまんこなのに、変な緊張感があるね? ふふっ。  キミはどう? マッチ中のおまんこ。  ほとんど動けてないと思うけど……  ふふ。そうなんだ。マッチ中にしてるってだけで、おちんぽ興奮してるんだ♪  よかった♪  ……あ。おまんことか言っちゃダメだ。収録中だった。  ここはカットしようね。  えっちなことを言うときは、囁き声にしよう♪  ん……。  ん……。はぁ……。  ん……  ん……ん、ん……。  ん。移動する?  分かった。  リングは……ちょっと西寄り、かな?  物資足りてる?  そっか。うーん。実は私も。  一旦ラバシティーのほうまで行ってみる?  敵と会っちゃうかもしれないけど。  うん。分かった。  ん……  ……ふぅ。ん……。  はぁ……。  ん……。  ……ところで。この息遣い、マイクに乗っちゃうかな?  あ。キミができるだけ声押さえてくれてるのは分かるよ。  でも、私の声は……大丈夫かなって。  個人的には、普通にしてるつもりなんだけど……。喘ぎ声に聞こえちゃわないかな?  ……そう? ……やっぱり?  ……え?  もう。声が〝可愛い〟って言ってくれるのは、もちろん嬉しいけど。  一応これ、収録中だからね。できるだけ、〝匂わす〟ようなのは抑えないとさ。ふふ。  ん……。  ……はぁ。  ……あれ? ラバシティー、敵いなさそうだね。  この辺りひょっとして誰も下りてなかったのかな。  ラッキーだな。  ん……。  はぁ。はぁ……ん……。  ん……ふぅ。はぁ……。  あ。その拡マガは……欲しい。  ……持ってきてくれるの? それはありがたいけど……いいの?  じゃあ、よろしく。  …………。  ……んっ?  んん……。  ふふ。キミのこの手は何かな~~?  私のおっぱいに、当たってる気がするんだけど~~? 〝対価〟?  あはは。キミも言うようになったね、もう……♪  まあ、軽く触るんだったら、別にいいけどさ。  ……でも、さすがに、乳首をカリカリってされたりすると、くすぐったくて息が漏れるから……ほどほどにね。  ふふ。キミは悪戯っ子だな……。  ん……んっ、ん、ん……。  ん……はぁ……んっ、ん、ん、ん、ん……。  ……漁り終わった? うん。私も。  移動しようか。  リングは……  んー。ツリーのほうに寄った感じになったかな?  いや……これは多分、火力発電所になっちゃうかな。  まあ、ここからずっと移動でも、だいぶ物資溜まったから、全然戦えそうだね。  ん……  ん……ふぁあ……はぁ、はぁ、ふぅ……。  ……全然敵と会わないな。こっちとしては楽でいいけど……。  あ。でも、部隊数はだいぶ減ってる。  強いパーティがいるのかな、ひょっとして。  ん……  ん、ん……はぁ……んっ、ん……ん……  ……あ。ドローン出して見てもいい?  うん。  どの辺りに陣取るか、先に見ておこう。  んーー……。  えっと……この辺り、誰もいないね。  候補としては……ここ、ここ……あと、ここかな。  そうだね。ここなら、後ろから撃たれることもないだろうし……先に陣取れば、それだけで勝てるかも。  うん。行こう行こう。  ん……  ん……はぁ……  ん……。ん……  ……あ。撃ち合ってるみたいだね。  行く前に、漁夫って片付けちゃったほうがいいかも。  ……え?  ……おちんぽ、気持ちよくなってきたの?  おまんこの刺激、少なかったと思うんだけど……もう、おちんぽミルクあがってきたんだ?  ふふ。しょうがないなぁ……♪  じゃあ、戦闘始まる前に、ぴゅっぴゅーってしておく?  ふふ♪ 分かった。いいよ。  撃ち合い終わってないし、まだぎりぎり余裕があるから……  おちんぽ、強めにぱんぱんして大丈夫だよ。  ん……  んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、っ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、はぁ、んっ、んっ、んっ、んっ、ん……っ。  ぱんぱんって音、鳴っちゃうな……。  さすがにこの音、マイクで拾っちゃってるよね……。  息遣いも……絶対、乗ってる……  これじゃ、ただ単に、えっちを記録してるカップルだね、あはは……♪  はぁ……んっ、っ、んっ、っ、んっ、んっ、ふぅ、はぁ……。  ちなみに……まだ、無理そう?  ……もうちょっと?  しょうがないなぁ。  まあ、せっかく、たまにしかできないことしてるわけだし……しっかり気持ちよくなりなよ。ふふ。  ん……んっ、んっ、んっ、ん……んん……  ……あれ?  撃たれてる。  あ。ひょっとして……リングの真ん中から追いやられてきたチームかも?  ねえ。今、対応できそう?  ……おちんぽ弱くなってて無理っぽい?  ふふ。分かった♪  それじゃ、空爆だけ投げられる?  うん。あのピンのほう。  後は私が頑張って何とかするから。  おっけー。ありがとう。  ……キミはおまんこに集中してていいよ♪  ん……っ。んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、はぁ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、はぁ、はぁ、んっ、んっ、んっ、んっ、ん……♪  ん……♪  ふふ♪ おちんぽ、おまんこの奥に、ぐりぐり押し付けてきた。  ぴゅっぴゅ、しそう?  うん、大丈夫だよ。  こっちはまだ何とかなってるから。  さくっと、おちんぽ気持ちよくなっちゃって?  んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、ん……っ。  いいよ。出して……♪  んっ、ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうううう……。  ん……ふぅ……ふぅ、ふぅ……。ん……。  ふぅぅ……。  はぁ、はぁ、ふぅ……♪  ふふ♪ おちんぽミルク、出しきった?  よかった♪  それで、余韻が落ち着いたら、ポチっとドームを出してくれると助かるんだけど……  うん、ありがとう。  ん……、っと。  ふぅ。何とかなった。  ふふ。大丈夫。  さっき襲ってきたチームは、キミが気持ちよくなってる間に、お姉ちゃんがきっちり追い返しておいたから。  ううん。気にしないで。  キミの空爆ちゃんと刺さってたし、私もウルト撃って時間稼ぎできたし。  おかげでギリギリ耐えられたよ。  ちなみに聞きたいんだけど……  あ。これは全然、皮肉とかじゃなくて、普通に聞きたいだけなんだけどさ……  ……戦闘中にぴゅっぴゅするおちんぽミルクは、気持ちよかった?  ふふ♪ だろうね♪  いつものぴゅっぴゅより、だいぶ長く続いてたからね……♪  背徳感で興奮したのかな。やっぱり♪  あはは♪ いいんだよ、別に。  キミが気持ちよさそうで何よりだ♪  じゃあ、おちんぽスッキリしたところで、このまま移動しよう。  まだまだマッチは続いてるんだから。  え? 体勢はこのままでいいだろう?  気持ちよくなった分、今度は私のこと守るんだよ。  いいね? ふふっ♪ * * *  ……さてさて。  …………。  うん。分かってはいたけど……  ……これは、〝モロ〟だよね……。  音声に全部乗ってるし、キミの動きも急に止まるし。  このマッチは全没だなぁ。あはは。