Track 5

『看病に来たゆるふわ系』

;◆SE チャイムの音。ドアホンを取ると、画面の中にこのはが居る ;◆声 ダミーヘッド位置・1(正面・近い) ;◆声 ドアホン越しの、くぐもったような声の加工をして下さい 【このは】 『もしもーし。こんにちはー。先輩のオタク、ですかー?  お見舞いにきました~。もしも~し?』 ;◆SE ドアホンを切って、歩く。リスナー、家の玄関のチェーンを外すと、ドアを開ける。 【このは】 「あはー☆ 先輩、いたー。こんにちは~。お見舞い、来たよぅ。  あれー? 寝てなくて、良いのー? んー。とりあえず、中入る? りょうかい~」 ;◆SE このは、家の中に入る。ドアがしまって、靴を脱ぐ音 【このは】 「(靴を脱ぐ)」 ;◆声 ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【このは】 「おうちの人はー? いないの? そっかぁ。  お茶? いらないよぅ。それより先輩。部屋、行こ~。寝てないとダメだよ」 ;◆SE 2人、階段を登っている ;◆声 ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) 【このは】 「てゆーか先輩。けっこー元気? 風邪、もう昨日には治ってたの?  あーー。サボりだったんだ。いけないんだー。どうせ今日もう、漫画とか読んでたんでしょー」 【このは】 「上野、心配したのになー。わざわざプリンとかも買ってきてあげたのにー」 ;◆SE リスナー、自室のドアを開ける ;◆声 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【このは】 「……あ。ここが先輩の部屋?」 ;◆声 ダミーヘッド位置・ここから割と自由めでお願いします。部屋の中をウロウロしてます 【このは】 「へー。へーーー。けっこー、綺麗にしてるんだねぇ。  男の子ってこういうの、すぐ汚しちゃうのかと思った」 【このは】 「うふふ、ベッドの下に、隠しものがあるのかにゃ~? どれどれ~?  ……あ。なんか本があった。どれどれ~? ……………………なにこれ。ひゃっ」 【このは】 「…………………………」 【このは】 「う、上野……何も、見てません。……先輩って、巨乳派なんだな、とか、思ってません。  何でこんなひねりのない場所に隠すの、とか、思ってませんから。うぅ……」 ;◆声 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【このは】 「それより先輩。早く寝ないと、だめ。ほら。お布団、入りなさい~」 【このは】 「……え? 昨日も今日もずっと寝てたから、全然眠くないの?  あーー。確かにそーゆーときって、あるよねぇ」 【このは】 「でもやっぱり。ちゃんと寝ないと。だめ。だし。  安静にして、早くガッコに来てもらわないと、やだー」 【このは】 「……え? だって」 【このは】 「先輩が居ないと……上野、遊び相手が減ってさびしーもん。  先輩はちゃんと、上野を構わないとダメなんだよ」 【このは】 「…………んー。あ、そーだ。だったらー」 ;◆声 ささやき 【このは】 「上野がASMRで先輩を癒やして……眠れるように、お体、リラックスさせてあげよっか」 【このは】 「あのねー、眠れなくても、ベッドで、横になってるだけで、  お体って結構休めるからねー。お暇でも上野が構ってあげてたら、だいじょーぶでしょ? えへー」 ;◆声 ささやき 【このは】 「ほら。じゃあ、先輩。ベッド、おいで。上野が、あまーく、癒やしてあげるから」