『看病に来たゆるふわ系』
;◆SE チャイムの音。ドアホンを取ると、画面の中にこのはが居る
;◆声 ダミーヘッド位置・1(正面・近い)
;◆声 ドアホン越しの、くぐもったような声の加工をして下さい
【このは】
『もしもーし。こんにちはー。先輩のオタク、ですかー?
お見舞いにきました~。もしも~し?』
;◆SE ドアホンを切って、歩く。リスナー、家の玄関のチェーンを外すと、ドアを開ける。
【このは】
「あはー☆ 先輩、いたー。こんにちは~。お見舞い、来たよぅ。
あれー? 寝てなくて、良いのー? んー。とりあえず、中入る? りょうかい~」
;◆SE このは、家の中に入る。ドアがしまって、靴を脱ぐ音
【このは】
「(靴を脱ぐ)」
;◆声 ダミーヘッド位置・3(右・近い)
【このは】
「おうちの人はー? いないの? そっかぁ。
お茶? いらないよぅ。それより先輩。部屋、行こ~。寝てないとダメだよ」
;◆SE 2人、階段を登っている
;◆声 ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い)
【このは】
「てゆーか先輩。けっこー元気? 風邪、もう昨日には治ってたの?
あーー。サボりだったんだ。いけないんだー。どうせ今日もう、漫画とか読んでたんでしょー」
【このは】
「上野、心配したのになー。わざわざプリンとかも買ってきてあげたのにー」
;◆SE リスナー、自室のドアを開ける
;◆声 //ダミーヘッド位置・3(右・近い)
【このは】
「……あ。ここが先輩の部屋?」
;◆声 ダミーヘッド位置・ここから割と自由めでお願いします。部屋の中をウロウロしてます
【このは】
「へー。へーーー。けっこー、綺麗にしてるんだねぇ。
男の子ってこういうの、すぐ汚しちゃうのかと思った」
【このは】
「うふふ、ベッドの下に、隠しものがあるのかにゃ~? どれどれ~?
……あ。なんか本があった。どれどれ~? ……………………なにこれ。ひゃっ」
【このは】
「…………………………」
【このは】
「う、上野……何も、見てません。……先輩って、巨乳派なんだな、とか、思ってません。
何でこんなひねりのない場所に隠すの、とか、思ってませんから。うぅ……」
;◆声 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い)
【このは】
「それより先輩。早く寝ないと、だめ。ほら。お布団、入りなさい~」
【このは】
「……え? 昨日も今日もずっと寝てたから、全然眠くないの?
あーー。確かにそーゆーときって、あるよねぇ」
【このは】
「でもやっぱり。ちゃんと寝ないと。だめ。だし。
安静にして、早くガッコに来てもらわないと、やだー」
【このは】
「……え? だって」
【このは】
「先輩が居ないと……上野、遊び相手が減ってさびしーもん。
先輩はちゃんと、上野を構わないとダメなんだよ」
【このは】
「…………んー。あ、そーだ。だったらー」
;◆声 ささやき
【このは】
「上野がASMRで先輩を癒やして……眠れるように、お体、リラックスさせてあげよっか」
【このは】
「あのねー、眠れなくても、ベッドで、横になってるだけで、
お体って結構休めるからねー。お暇でも上野が構ってあげてたら、だいじょーぶでしょ? えへー」
;◆声 ささやき
【このは】
「ほら。じゃあ、先輩。ベッド、おいで。上野が、あまーく、癒やしてあげるから」