Track 6

『お兄様、耳かきの時間ですわ(右)』

;ボイス位置:1 【真姫亜】 「はい、お兄様。真姫亜の膝に頭をお乗せ下さい」 ;SE:頭を膝枕に預ける音 ;ボイス位置:3 【真姫亜】 「うふふ。では本日も耳かきをしてまいりましょうか」 【真姫亜】 「いきますわね」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「まずは外側をくるくる……くーるくる」 【真姫亜】 「初めての時は大変でしたわね」 【真姫亜】 「あの時と比べていかがです? この耳かきさばき」 【真姫亜】 「もはやプロと言っても差し支えはありませんわ」 【真姫亜】 「ですので真姫亜の耳かきをゆったりとご堪能下さいね、お兄様」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「お兄様、外側をカリカリされるのはお好きですか?」 【真姫亜】 「真姫亜はお兄様のお耳をカリカリするのが楽しくて仕方ありませんわ」 【真姫亜】 「なのでもう少しだけカリカリさせて頂きますわね」 【真姫亜】 「ツボ押しなどもしちゃいましょうか」 【真姫亜】 「最近やっと耳の全てのツボを覚えたんですの」 ;SE:耳をなぞる音 【真姫亜】 「ここからここが鎖骨から肩、肘、腕、指のツボ」 ;SE:耳をつつく音 【真姫亜】 「こちらがお口の中心、上の方に行くと頭」 【真姫亜】 「腰……そこから右にずらすと内臓となっております」 【真姫亜】 「お兄様はよく座られていますから、腰や内臓のツボを中心に刺激いたしますわね」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「よし、耳のツボを刺激するのはこのくらいにしておきましょうか」 【真姫亜】 「ツボは強く押したり、刺激しすぎるのは身体に毒でございますからね」 【真姫亜】 「ではだんだんと内側を耳かきしてまいりますわね」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「おかゆいところはございませんか?」 【真姫亜】 「私の左手は空いておりますから、いつでも対応可能でございますよ」 【真姫亜】 「かゆいところが無いなら……そうですわね」 ;SE:頭を撫でる音 【真姫亜】 「頭をなでなでとしながら耳かきをいたしますわ」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「お兄様のお顔、とろとろととろけてまいりましたわね」 【真姫亜】 「普段のキリッとしたお兄様のお顔も好きですが」 ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「とろけにとろけたお兄様のお顔はもっと好きですわ」 【真姫亜】 「あっ勘違いしないでくださいね、家族として、そう家族としての好きという意味ですから」 【真姫亜】 「私とお兄様は血のつながった家族にございますから」 【真姫亜】 「法律上、結婚相手にはなれませんが、他人では決してなりえない繋がりです」 【真姫亜】 「これからも、この縁を大事にしてまいりましょうね、お兄様」 【真姫亜】 「では、もっととろとろになって頂けるようになでなでと耳かきを続けていきますわ」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「ふう……」 【真姫亜】 「では、お耳の奥の方をかいて参りましょうか」 【真姫亜】 「集中いたしますので、なでなでは一旦止めますわね」 【真姫亜】 「いきますわ……」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 ;ボイス位置:3 耳に近づいて覗きながら 【真姫亜】 「よし……あとは細かいものが残っているのみですわね……」 【真姫亜】 「では息を吹きかけて飛ばしてまいりましょうか」 【真姫亜】 「お兄様、覚悟はよろしいですか?」 【真姫亜】 「いきますわよ……すぅぅ」 【真姫亜】 「ふーーーっ、ふっふっ、ふーーーっ」 【真姫亜】 「うふふ。お兄様、耳を吹かれるのにはまだ慣れませんか?」 ;ボイス位置:3 囁き 【真姫亜】 「吹きかけるたびにビクビク動いてなんだか可愛らしいですわ」 【真姫亜】 「まだ全部飛んでおりませんから、もう少し……じっくりと耳を吹いていきますわね」 【真姫亜】 「ふーーーーーっ、ふーーーーーっ」 【真姫亜】 「(一分ほど上のように耳吹き)」 【真姫亜】 「ふーっ……ふーっ……ふっ」 【真姫亜】 「ふう……これで完璧にこちら側の耳垢は取れましたわね」