Track 7

『お兄様、反対側の耳かきもいたしますわね(左)』

;ボイス位置:3 【真姫亜】 「では反対側のお耳をお掃除いたしましょうか」 【真姫亜】 「そのまま頭を動かしてくださいませ」 ;SE:頭を動かす音 ;ボイス位置:7 【真姫亜】 「ん、少し汗ばんでいらっしゃいますわね」 【真姫亜】 「ハンカチでお拭きいたしますわね」 ;SE:顔の汗をハンカチで拭いていく音 【真姫亜】 「あ、お兄様、他の方にハンカチやタオルを貸して頂いたりするかもしれませんがお気をつけてくださいね」 【真姫亜】 「タオルに自分の使っている香水を少し吹きかけて印象付けてくる女性もいらっしゃると聞いております」 【真姫亜】 「決していい香りだからと言って、惑わされませんように」 ;ボイス位置:7 小声で独り言 【真姫亜】 「まあ実は、真姫亜もこっそりと愛用している香水をこのハンカチに……」 ;ボイス位置:7 通常 【真姫亜】 「ふふっ。なんでもありませんわ。お兄様」 【真姫亜】 「お兄様のじっとりとした汗もぬぐえたわけですし」 【真姫亜】 「耳かきと参りましょうか」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「こちらの耳は蒸れて少し刺激に敏感になっておりますから、ゆっくりとカリカリしております」 【真姫亜】 「もう少し奥側もカリカリしてまいりますわね」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「お兄様、こちらもそろそろ頭をなでなでしながら耳かきいたしましょうか」 ;SE:頭を撫でる音 【真姫亜】 「うふふ。存分にとろけていってくださいね」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「気持ちいいですか? お兄様?」 【真姫亜】 「耳かきもなでなでもこちらは先ほどよりゆっくりとやっていますから、だんだん眠くなってまいりませんか?」 ;ボイス位置:7 囁き 【真姫亜】 「眠ければいつでも真姫亜のお膝で眠って頂いて大丈夫ですからね、お兄様」 【真姫亜】 「ごゆっくりお休みください、お兄様」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 ;ボイス位置:7 小声で 【真姫亜】 「お兄様、もうお眠りになっておられますか……?」 【真姫亜】 「真姫亜の膝で良い夢をご覧になって頂けると嬉しいです」 【真姫亜】 「お兄様はどんな夢をご覧になられるのでしょう」 【真姫亜】 「夢って不思議ですわよね」 【真姫亜】 「あまりにも現実的な夢を見たり、とても幻想的な夢を見たり」 【真姫亜】 「自分の脳が見せているというのですから、自分の思わぬ一面を見つけた気分にもなります」 【真姫亜】 「本当に自分が見ている夢なのかって疑いたくなるような夢を見たりもしますよね」 【真姫亜】 「現実的な夢ですと、学校に行って授業を受ける夢とか……」 【真姫亜】 「あれを見た後に学校に行くのは、10時間近く学校に行った気分になって正直ハードでしたわ……」 【真姫亜】 「変わった夢ですと、異世界に召喚されて聖女と呼ばれ世界を救ったりいたしましたわ……」 【真姫亜】 「体感時間で半年くらいの大冒険でございました……」 【真姫亜】 「あの夢は、楽しかったですけど家が恋しくて仕方がありませんでしたわね」 【真姫亜】 「まあ、目覚めたら一日しか経っていなかったのですけど」 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「よし、こちら側も耳の奥側へ参りますわね」 【真姫亜】 「すぅー……はぁぁ……」 【真姫亜】 「いざ」 ;SE:耳かきの音 【真姫亜】 「(一分ほど息遣い)」 【真姫亜】 「ふぅ……なんとか大きな耳垢が取れましたわ」 【真姫亜】 「残るはささやかな耳垢だけでございますね」 【真姫亜】 「では再び息を吹きかけて、飛ばしていくといたしましょうか」 【真姫亜】 「いきますわ」 【真姫亜】 「ふーーー……ふーーー……ふっ、ふっ」 【真姫亜】 「(一分ほどやさしめに耳吹き)」 【真姫亜】 「終わりましたわ、お兄様」 【真姫亜】 「ですが、このまましばらくゆっくりといたしましょう」 【真姫亜】 「本日は休日でございますから」