Track 2

『姉 's耳かき(左編)』

;◆ダミヘ位置・正面1 【姉ちゃん】 「ふふ。ほら。こっち、おいでー……」 ;◆ダミヘ位置・左7 ;◆SE リスナー、姉ちゃんに膝枕される 【姉ちゃん】 「んしょ」 ;◆声 ささやき 【姉ちゃん】 「どー……ですかー? おねーちゃんのお膝。きもちい? ふふ。  膝枕してもらうのは、久しぶりかな? あ。ちょっと恥ずかしそう。こら、ほっぺ赤くしませんよー♪」 ;◆SE 薬箱の中から耳かきを取り出す 【姉ちゃん】 「最初は……耳かきで……キミのことを甘やかしてあげるねー……」 【姉ちゃん】 「はーい……力、抜いててくださいー。耳かき入れるよー。うーんしょ」 ;◆SE 耳かき 【姉ちゃん】 「(耳かきの演技。弟に久しぶりに耳かきをできて、慈愛たっぷり。嬉しそう)」 【姉ちゃん】 「あ。お耳。きちゃないなー。……こら。お耳掃除、サボってるでしょー」 ;◆声 ささやき 【姉ちゃん】 「まったくぅ。おとななんだから、だめだよぅ? おねーちゃんに……お世話されるまで、だらしないなんて。  くすくす……まぁ、このお姉ちゃんは……弟クンに激あまなので……お世話なんて、いくらでもしてあげちゃうんだけどー♪」 【姉ちゃん】 「(耳かきの演技。深い呼吸。ゆったりと、リラックスしている)」 【姉ちゃん】 「ふふーん♪ てゆーかさぁー……なーんかぁ……反抗期で姉離れしようとしてた割には……、  素直に……膝枕されて……耳かきまでされて、上手に甘えてちゃってー……もしかしてさー……」 ;◆声 ささやき 【姉ちゃん】 「本当はー……お姉ちゃんに、甘えたかったのかな?  もう子供じゃないから我慢しないとーって。してたの?」 【姉ちゃん】 「え? そんなんじゃない? 自意識過剰? 端に成長しただけ?  む、む、むー……っ。口の減らない弟クンだなぁ……っ。ぜーったい、今日で甘えん坊の弟返りさせたる」 【姉ちゃん】 「(耳かきの演技。時々イタズラ(仕返し)で耳にふーっと息を吹きかけては笑っている)」 【姉ちゃん】 「……今日さー……ホントにー……合コンとか、行く予定だったの」 【姉ちゃん】 「そりゃさ。お姉ちゃんも知ってますよ。最近は恋愛もSNS化してきてさ。  みーんな出会い系アプリとかで出会ってるんでしょ。合コンとか婚活パーティとかふつーなんでしょ?」 ;◆声 ささやき 【姉ちゃん】 「弟クンも……そんなに……カノジョ、ほしーの?」 【姉ちゃん】 「………………そ」 【姉ちゃん】 「………………」 【姉ちゃん】 「今お姉ちゃんはキミの鼓膜にいつでも耳かきを突き刺すことができます。  慎重に言葉を選んでね♪」 【姉ちゃん】 「弟クンは、カノジョとか、ほしーの?」 【姉ちゃん】 「……はい、よろしい♪ キミにはお姉ちゃんがいるんだから、カノジョなんていらないよねー♪」 【姉ちゃん】 「(耳かきの演技。本当は『もうお姉ちゃんをカノジョにしたらいいじゃん』とか言いたかったのに、  謎の脅迫をしてしまったので内心後悔している)」 【姉ちゃん】 「えー……いや。あのさ……ホントは……うん。わかってるよ?  キミだって健康的な男子なんだし。カノジョとかさ? ほしーよね? ……ぅん。だからさ? あのー……」 【姉ちゃん】 「もっと視点を変えてみるとゆーか。……近くに目を向けてみるというか。  ……自分の人生をちゃーんと見つめ直してみるというか。ね? 言ってることわかる? わかんない? …………デスヨネー」 【姉ちゃん】 「(耳かきの演技。とりあえず自分を落ち着かせるため深呼吸混じり。  焦ってはならぬと自分に言い聞かせている)」 【姉ちゃん】 「ふふ……弟クンって、けっこー顔に出ちゃうタイプだよねー……。  耳かき。どのあたりが好きなのかとか。ふふ。すぐに分かっちゃう」 ;◆声 ささやき 【姉ちゃん】 「ほーら。顔、隠さないよー? 今日はお姉ちゃんにたっぷり甘える日ですから。  何も考えないで……可愛いお顔になっちゃいなー?」 【姉ちゃん】 「(耳かきの演技。とりあえず今を楽しむことにした)」 【姉ちゃん】 「ふふふ。今日は長いからねー。パパとママも遅くなるらしいし。  ……あとはどんなことして甘やかしてあげよーかしら。弟クン、リクエストとかある?」 ;◆声 ささやき 【姉ちゃん】 「とりあえず今は……耳かきしながら……頭なでなで、してあげよっかー♪」 ;◆SE 耳かきしながら頭を撫でている 【姉ちゃん】 「(耳かきしながら頭を撫でる演技。幸せの頂点)」 【姉ちゃん】 「……にゃはー♪ 弟可愛がりする昼下がりis最高……。こんなのお姉ちゃん幸せすぎて溶けちゃいそう。  やはり姉には弟を甘やかしたい本能があるのかも。……猫が猫じゃらし追いかけるのって、こんな気分……?」 【姉ちゃん】 「(耳かきしながら頭を撫でる演技。めっちゃ幸せそう)」 ;◆声 ささやき 【姉ちゃん】 「…………はぁーい。こっちのお耳は、ちゃーんときれいになりましたよー。  くすくす……弟くんったら。きもちそーな顔になっちゃってまぁ。ふふ」 【姉ちゃん】 「あ。寂しそうな顔した。くすくす、大丈夫だよぅ。まだ反対側もあるもん。  ほーら。お姉ちゃんのお膝で、ごろーんしなさい?」 ;◆声 ささやき 【姉ちゃん】 「じょーずに甘えたさんできたら……お姉ちゃん、いくらでもよしよししてあげるからね……♪」