Track 4

カッコよく整えていきますね?(タオル&ドライヤー)

;ボイス位置:真後ろ 普通の距離で会話 【玲】 「ん……はい、準備完了です。それでは一度、座席をあげますね? 少しだけ背中を浮かせてください。……では、上げますねー?」 /SE:椅子を上げる音 【玲】 「はい、ではタオルで拭いていきますので、そのままお待ち下さい。ふふっ……ふかふかですので、普通のものより、上等な感触が味わえますよ? ではいきますね……」 /SE:タオルで拭く音 中 ;ボイス位置:真後ろ ここから、近くでゆっくりと囁き 【玲】 「ごしごしと乱暴にするのではなく、頭全体をタオルで包み、そのまま優しく水分を吸収して……。ふふ……力を込めてやってしまうと、髪の毛が抜けてしまいますからね……」 【玲】 「シャワーをしたばかりで、頭皮もふやけています。だからこそ、優しく、丁寧に……頭の水分を拭き取っていきます……」 /SE:タオルで拭く音 長 【玲】 「頭皮や髪を傷つけないように、ん……すりすりと、撫でるように拭いてっと……。ん、髪の方はもう少しですね……」 /SE:タオルで拭く音 中 【玲】 「はい……これで大丈夫。ではでは、このままドライヤーを当てていきます。こちらも、頭皮や髪に水気が残らないよう、しっかりとやっていきますね?」 【玲】 「お兄さんの髪質はとても良さそうなので、洗い終わった後のケアもしっかりしないと。ふふ……お兄さんの方でも、普段から心がけて頂くと幸いです」 【玲】 「ではでは、いきまーす。ドライヤーをしながらブラシですいていきますので、痒くなったところがあったら教えてくださいねー?」 /SE:ドライヤー音 中 【玲】 「ん……温度の方はこれくらいでよさそうですかー? ふふ、ちょっとぬるいかもしれませんが、乾かす時はこれが適正温度なんです」 【玲】 「早く乾かそうとして、熱い熱風を当てる人もいますが、それは大きな間違い。髪の毛を乾かす際は、ぬるい風が、あるいは冷たい風が一番なんです」 【玲】 「水気が残ってしまうのもいけませんが、あまり乾燥させすぎてしまうのもよくありません。こうして、頭から30センチほど距離を空けるのが正解なんです」 /SE:ドライヤー音 長 【玲】 「風を当てながら乱暴にがしがしと髪の毛を擦ってしまう人もいますが、それも大きな間違い。優しくかきあげて、優しい風を頭皮に当てるんです」 【玲】 「そしてそのまま、ブラシですいていく……。頭皮も、髪の毛も、乾かす範囲にムラができないよう……丁寧にやっていきますね……」 /SE:ドライヤー音 中 【玲】 「今はぬるめの風で乾かしていますが、後ほど冷たい風を当てていきますね? そうすることによって、毛根がきゅっと締まり、汚れが溜まりにくくなりますので……」 /SE:ドライヤー音 長 【玲】 「ん……全体的にはもう乾いた感じですね、では、このまま冷たい風に変えて、頭皮の方に当てていきますね……」 /SE:ドライヤー音 中 【玲】 「ふふ……洗ったばかりで血行がよくなっている分、きゅっとするような冷たい風が心地よく感じるでしょう? このまま……ゆっくりと当てていきまーす……」 /SE:ドライヤー音 長 【玲】 「髪の生え際、後頭部、そして一番ボリュームのある頭頂部まで……。まんべんなく乾かしていきます。ブラシで髪をあげて、そして風を当てながらすいて……」 【玲】 「最後の仕上げですから、丁寧に……そして、私からの真心を込めて……ふふふっ。もう少しだけお待ち下さいね……」 /SE:ドライヤー音 長 【玲】 「さぁて……そろそろ終了ですね……。では最後に、髪をさらしながら、全体に風を当てていきます。こうして……ん……」 /SE:ドライヤー音 長 /SE:ドライヤーの電源を切る音 【玲】 「はーい、終了でーす。お疲れ様でしたー。ふふっ、以上でヘアカット、そしてアフターケアの全てが終わりましたが……気持ちよく感じますか?」 【玲】 「ほら……鏡を見て、自分の髪がどれだけ素敵になったのか、確認してみてください。私としては……ええ、とても素晴らしい出来だと思います」 【玲】 「ボリュームが減り、かつ顔の輪郭と髪のラインがくっきりと、バランス良く主張して……。ふふっ……お気に召して頂けましたか?」 【玲】 「でも……これで全てが終わり、というではありません。普通の美容院なら、あとはお会計という流れですが……このお店は、特別です」 【玲】 「髪を整えるだけではなく、お客様の心まで整える……。お兄さんの心が本当に癒やされるのは、ここから……。ふふ……どうです? ドキドキ、してきませんか?」 【玲】 「大丈夫……きっと期待には応えられます。それだけの自信があるからこそ、私は店長なんですから。ふふっ……それでは、次のケアへと移りましょう」 【玲】 「今度は、髪の毛や頭ではなく……お兄さんの心に直接触れて、そのままトロトロになるまで溶かしていくような……そんな刺激を与えていきます。どうかお楽しみに……ふふ……」