Track 8

お顔マッサージ

(※参考https://www.youtube.com/watch?v=xbxcDIGu460) ;◆SE 2人が歩く音(寝室へと向かっていく)。カリン、布団の上にぽすんと座る 【カリン】 「はい、あなたー……♡ お布団に……仰向けになって、くれますかー……♡」 ;◆SE リスナー、布団に仰向けになる 【カリン】 「ふふ……♡ まな板の上の鯉ならぬ、お布団の上の旦那ですね。  もうこれで、お嫁さんに好き勝手弄ばれる未来が確定してしまったわけです」 【カリン】 「今回、してあげるマッサージはこちら。じゃじゃん。美顔ローラー……~~♪(ドラちゃんのモノマネ)」 【カリン】 「これでー……あなたのお顔をマッサージして……なおかつ小顔にもしてあげようという作戦です。  美顔ローラーって、なにげに……音も、きもちーんですよ……♪」 【カリン】 「それでは早速やっていきますので……目を、閉じて……くださいますかー……♡」 【カリン】 「…………」 ;◆声 ささやき 【カリン】 「……目を閉じた旦那を見てると、キスしたくなっちゃうな……うぅ。でも今は我慢、我慢……。それじゃあ……やります……」 ;◆SE 美顔ローラー 【カリン】 「(集中している雰囲気の呼吸音)」 ;◆声 ささやき 【カリン】 「……どー……ですかー……♡ お顔を……硬めの2つのローラーが……ころころ……って転がりながら……、  左右から……ぎゅーって……圧迫してくれるの……これ……けっこー……きもちーですよねー……♡」 【カリン】 「これ……私も結構お気に入りのやつで……よく、使ってるんですよー……。  ……ん? そんなの、見たことない……ですか? ……だ、旦那さんの前でそんなことしないです。だって……なんか……恥ずかしい……」 【カリン】 「(機嫌良さそうな呼吸。時折くすくす笑っている)」 【カリン】 「ほっぺ……挟んで……むに……むに……♡ あはは、変なお顔……♡  うーん……こんな変な顔になっても、かわいいだなんて……旦那様はずるい人ですね」 【カリン】 「(ゆーーったりとした呼吸)」 【カリン】 「……美顔ローラーで……あなたが小顔になっちゃったら……どうしよ……。  もっとかっこよくなっちゃうのは嬉しいけど……あわあわ……変な女の子が寄ってきたら……。  この旦那様が実はかっこいいのは……私だけの秘密でいいのに……うぅ……」 【カリン】 「お嫁さん的なパラドックスです……」 【カリン】 「(集中したような吐息)」 【カリン】 「お耳の……近くには……ツボなんかも、いっぱいあるのでー……。  美顔ローラーで……コロコロ、していきましょーねー……♡」 【カリン】 「(リラックスしたような、ゆっくりで深い呼吸。時折『ころころ』などつぶやいたり)」 【カリン】 「こーろ……♡ こーろ……♡ えへへ……あなたの好きなところ……一つ、言っていいですか……?  ……わかりやすいところ、です……。私がコロコロすると……気持ちよくて……お口、緩んじゃって……」 ;◆声 ささやき 【カリン】 「今わたし、あなたのお役に立てているんだなぁ……♡  私の愛情で……あなたが喜んでくれてるんだなぁ……って……幸せな気持ちになるの……。好き……好きですよ……旦那様……♡」 【カリン】 「(好き好き言いながら、ゆったりとした呼吸)」 【カリン】 「……あー。そうだ。あなたのお母様から、この前お野菜宅配でもらいましたよ。  お礼のお手紙書かないと……え? 電話でいい? だーめ。こういうのはちゃんとしないとなんです」 【カリン】 「うーん。うちからもお母様たちになにか贈りましょうか?  何がいいかなぁ……旅行券……? ハム……? ゼリーとか……? うーーん」 【カリン】 「(考え事しながらの呼吸)」 ;◆声 ささやき 【カリン】 「りらーっくす……りらーっくす……してくださいね……。全身の力を……ふわぁ……って、抜いていって……。  きもちーことだけに……集中して……えへへ。幸せな気分に……なってください……♡」 【カリン】 「……ふふ。なんだろう。こんなの高校のときの私が見たら……絶対信じないでしょうね……。  あなたは、先輩と結婚して……毎日、いっぱいイチャイチャしてもらえるのよって……」 ;◆声 ささやき 【カリン】 「でも……ホントは……ワタシ的には……まだまだ……いちゃいちゃが足りていないと言うか……。  もっと……目があうたびにキスしたり……おうちではずっとお手々握ってたり……暇さえあれば、好き好き囁いてほしいのですが……」 【カリン】 「……これでも、ちょっとは我慢、してるんですからね?」 【カリン】 「(リラックスした感じで、好き好き囁きながらの呼吸)」 【カリン】 「ふふ。あなたのほっぺ、ぷにぷにです……。さわり心地、いい……。  それともこれは、あれでしょうか……? 大好きな人のほっぺだから……特別、心地よく感じるのでしょうか。えへへ」 ;◆声 ささやき 【カリン】 「あなた……♡ 大好き……♡ だいすき……♡ ちゅきちゅき……♡ だぁ~~~いすき……でーーす…………♡  一生……こうして……私に……可愛がられていて……くださいね…………えへ」 【カリン】 「(好き好き囁きながら、あまあまの呼吸)」 【カリン】 「……はーい……♡ お顔マッサージは、ここまでです。えへへ、ちょっと小顔になった気がします?  ……そんなにかんたんにはなれません。毎日やってても、とても大変なのに、一日ちょっとやっただけじゃ無理です。なめないでください」 【カリン】 「……とまぁ、そんなことはどうでも良いのです」 【カリン】 「えへ。次は、お体のマッサージしていきましょうか。うつ伏せになってくださいますか? あなた♡」