Track 2

『コンビニ、買い物、施し』

;SE:コンビニに入店した音 ;ボイス位置:2 【真理愛】 「失礼しまーす……」 【真理愛】 「深夜のコンビニってなんだかワクワクしませんか。ついつい踊りだしてしまいたくなるような」 【真理愛】 「まあ、そんな事をすれば通報されるんでしょうけどね」 【真理愛】 「あるいは、真夜中のコンビニダンサーという二つ名を欲しいがままにしてしまうかもしれません」 【真理愛】 「この格好ですと、おそらく『シスター』以外呼ばれない気もしますが」 【真理愛】 「あ、そうそう。私は真理愛(まりあ)という名前ですけど、シスターって呼び方でいいですよ」 【真理愛】 「お互いに分かればいい事ですからね、迷える子羊さん」 【真理愛】 「さて、それでは何を買いましょうか」 【真理愛】 「深夜のコンビニって意外と色々なものが半額になったりするんですよね」 【真理愛】 「パン、お菓子、野菜、フルーツ、焼き鳥、唐揚げ」 【真理愛】 「キャラクターものとかも、ピークを過ぎればワゴンに置いてあることが多いですね」 【真理愛】 「さーて、今日は半額があるかなー」 【真理愛】 「お、ちょうどキャラクターもののスナック菓子がありますね」 【真理愛】 「ホットレーザービーム味ですか……味が想像できませんが、なんだか辛そうな名前ですね」 【真理愛】 「とりあえずカゴに入れておきましょう」 【真理愛】 「普通のチョコレートもありますね、抹茶味か……結構美味しいんですけど……」 【真理愛】 「では遠慮なく、私たちがもらっちゃいましょうか」 【真理愛】 「普通のお菓子とかも購入しましょう」 【真理愛】 「やはり駄菓子といえば10円の駄菓子棒ですよね」 【真理愛】 「めんたい、チーズ、コーンポタージュ、色々な味があって好きな気分の時に好きな味を選べる」 【真理愛】 「とてもファビュラスな食べ物です」 【真理愛】 「このお菓子って、真ん中に穴が開いていますよね」 【真理愛】 「どうしてだか、ご存知ですか?」 【真理愛】 「実はですね、こうして穴を開けると、輸送する際に崩れたりしなくなるそうなんですよ」 【真理愛】 「それと、原価の高騰などをした際に穴の大きさを変えて、どんな時代でも10円という販売価格を保てるようになったという訳なんですよね」 【真理愛】 「とても素晴らしい事だと思います」 【真理愛】 「感謝の気持ちとして、いつも買い物のついでに購入したくなっちゃいますよね」 【真理愛】 「なので買っちゃいます」 【真理愛】 「10円なので10本くらいまでなら全然余裕ですね、カゴに入れちゃいましょう!」 【真理愛】 「実はここだけの話、100本買っても1000円なんですよね」 【真理愛】 「これが100本あれば、何日くらい生活できるでしょうか、1日10本なら10日はいけますね」 【真理愛】 「まあ、栄養とか考えるとちゃんとした食事を摂るのが一番なんですけど」 【真理愛】 「中々難しい所ですよね。スムージーとお茶を買って、濁していきましょう」 ;ボイス位置:8 【真理愛】 「スムージーと言えば、いつの間にか世間に浸透していきましたよね」 【真理愛】 「前は都会の駅とかの店でしか見られなかったのに、コンビニでも見られるようになって」 【真理愛】 「私も気が付かない内に、普段から飲むようになりました」 【真理愛】 「美味しいですしね」 【真理愛】 「ちなみに私のお気に入りは、グリーンスムージーです」 【真理愛】 「つぶつぶしてて、どことなくキウイっぽいんですよね。パッケージの影響を受けているかもしれませんが」 【真理愛】 「ちょっとざらざらした感じとこのつぶつぶ感がたまらなく好きなんですよ」 【真理愛】 「良かったら一緒に飲みましょう」 【真理愛】 「あとは何を買いましょうかね……んー」 【真理愛】 「あっ、良いのがありましたよ」 【真理愛】 「カレー味の煎餅って、一か月に一回くらい食べたくなりませんか?」 【真理愛】 「なんと奇遇な事に、私にとってはそれが今日なんですよ」 【真理愛】 「目に入った瞬間にそうなったんですけどね」 【真理愛】 「なので~~~っ……買っちゃいます」 【真理愛】 「口も渇きそうですし、お茶も買っておきましょうか」 【真理愛】 「では、お会計に行ってまいりますね」