09
蝶「なに? まだ、足りぬのか? お主も好きだのぉ」
蝶「やりすぎては耳を傷めてしまうからな、優しくさするだけじゃぞ、あとで物足りないと文句を言うでないぞ」
蝶「ほれ、じっとしとれ」
蝶「ワシも存外女じゃの……」
蝶「何、好いた男の頼みは断れんということじゃ」
蝶「……まあそういうことじゃ」
蝶「こら、危ないから動くでない。じっとしておれ」
蝶「ふ~~~、ふ~~~」
蝶「さてと……」
蝶「ふ~~~」
蝶「眠そうじゃの、まぁ、これで最後じゃからな。頭を動かすぞ」
蝶「気持ちよいか?ずっとウトウトしおって……」
蝶「仕方ないやつじゃ、このまま眠ってしまってもよいぞ」
蝶「ふ~~~」
蝶「次の梵天で終いじゃな」
蝶「ふ~~~」
蝶「ふ~~~」
蝶「これで終いじゃな」
蝶「なんじゃ本当に眠ってしまったのかの」
蝶「仕方がないやつじゃな」
蝶「お主の寝顔を見ていたらワシにも眠気が移ったかの?」
蝶「ふぅ……」
蝶「はぁ……ふぅ……」
蝶「すっかり情が移ってしまったな……いつまでも続けばいいんだがの……」
蝶「すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……」
蝶「すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……」
蝶「すぅすぅ」