『おまけ、添い寝』
;ボイス位置:7 囁き
【結希】
「(しばらくの間、寝息)」
【結希】
「ん……んん……」
【結希】
「くぁぁ……」
【結希】
「ふふ。起きたら坊ちゃんの横顔が目の前にある……これはまだ夢の途中なのかな?」
【結希】
「だとしたら、なんて穏やかで幸せな夢なのだろう」
;SE:掛け布団の中から手を伸ばす音
【結希】
「手を伸ばせば触れられるような距……離……」
(距離の部分で触って気づく)
;SE:10秒ほど顔を触って確かめる音
(手を止める)
【結希】
「すぅぅぅ……ふぅぅぅ……」
【結希】
「オォ…………なんという事だ……。執事たるぼくが、主人の寝顔に触れてしまうなんて……」
【結希】
「坊ちゃん……起きてないよね?」
【結希】
「セーフ……だよね。坊ちゃんが狸寝入りをするなんて、まさかそんなわけ……」
;SE:体が揺れる音
;ボイス位置:1 囁き
【結希】
「あっ……」
【結希】
「(照れて)あ、あはは……参ったなぁ、これは……」
【結希】
「ごめんね、勝手に触ったりして。なんだかきみに触れたくなってしまって」
【結希】
「その……お詫びになるかはわからないけど。もしきみが仕返しをしたいなら……」
;SE:結希の顔を触る衣擦れ音
【結希】
「……んむっ」
【結希】
「む……ふふ。どうかな、ぼくのほっぺた……やわらかい?」
【結希】
「きみの指先が、気持ちよくなってくれるなら……好きなだけ触ってくれていいよ……?」
;SE:結希の顔を触る衣擦れ音
【結希】
「おや……もういいのかい? ふふっ……きみは相変わらず、やさしいな」
【結希】
「あぁ、そろそろ起きようか。起き抜けのきみに、ご奉仕もしたいからね」