Track 11

『おまけ、添い寝』

;ボイス位置:7 囁き 【結希】 「(しばらくの間、寝息)」 【結希】 「ん……んん……」 【結希】 「くぁぁ……」 【結希】 「ふふ。起きたら坊ちゃんの横顔が目の前にある……これはまだ夢の途中なのかな?」 【結希】 「だとしたら、なんて穏やかで幸せな夢なのだろう」 ;SE:掛け布団の中から手を伸ばす音 【結希】 「手を伸ばせば触れられるような距……離……」 (距離の部分で触って気づく) ;SE:10秒ほど顔を触って確かめる音 (手を止める) 【結希】 「すぅぅぅ……ふぅぅぅ……」 【結希】 「オォ…………なんという事だ……。執事たるぼくが、主人の寝顔に触れてしまうなんて……」 【結希】 「坊ちゃん……起きてないよね?」 【結希】 「セーフ……だよね。坊ちゃんが狸寝入りをするなんて、まさかそんなわけ……」 ;SE:体が揺れる音 ;ボイス位置:1 囁き 【結希】 「あっ……」 【結希】 「(照れて)あ、あはは……参ったなぁ、これは……」 【結希】 「ごめんね、勝手に触ったりして。なんだかきみに触れたくなってしまって」 【結希】 「その……お詫びになるかはわからないけど。もしきみが仕返しをしたいなら……」 ;SE:結希の顔を触る衣擦れ音 【結希】 「……んむっ」 【結希】 「む……ふふ。どうかな、ぼくのほっぺた……やわらかい?」 【結希】 「きみの指先が、気持ちよくなってくれるなら……好きなだけ触ってくれていいよ……?」 ;SE:結希の顔を触る衣擦れ音 【結希】 「おや……もういいのかい? ふふっ……きみは相変わらず、やさしいな」 【結希】 「あぁ、そろそろ起きようか。起き抜けのきみに、ご奉仕もしたいからね」