探検開始! スニーカーで川沿い森林散歩
;足元は川沿いの濡れた土草
;3/右(マイクと同じ視線)
【凪】「わおわお!」
;SE 駆け出す足音
;3/右→;2/右前→;9/前遠
【凪】「(小走りの3呼吸)」
;9/前遠(マイクに背中)
【凪】「ここばい! 見つけたばい! 到着ばーい!」
;9/前遠(振り返り)
【凪】「にーさんも早う! こっち!!
こん茂みの向こうに見えとる川が、今日の探索スポットばい! ――って!?」
;マイクのまわりをじろじろうろうろ
「ふんふん……(呼吸音)(呼吸音)――へええ!」
;1/前
【凪】「にーさん、登山ばするみたいな大荷物ばい!
気合十二分すぎるとね~! ふふっ」
;7/左(接近囁き)
【凪】「凪さまと探検するの、そぎゃん楽しみだったと? 嬉しか!」
;1/前
【凪】「じゃああらためて! こん茂みば! ふたりで一緒にかき分けるばい!!」
;SE (茂みをかき分けるガサガサ)
;3/右(ふたりならび。手をつないでる距離。以降、適宜にーさんの方をみたり進行方向見たりでお願いします)
【凪】「(茂みをかき分ける呼吸音 *4)――(嬉しげな笑み)!」
;環境音 (メタセコイア埋没化石群環境音 /水音小)F.I.
【凪】「どぎゃんと? にーさん!!
わくわくすると? するでしょお!!!」
【凪】「なかなかよか感じの清流やけんね!
森の中、隠れるように流れてて、冒険の雰囲気たっぷりで!
さかのぼって歩いてくだけで、足腰鍛えられそうばい!!」
【凪】「しかも! ここの源流には……(きょろきょろ)
にーさん――耳かして、耳」
;7/左(接近囁き)
【凪】
「とっても貴重な水没化石が、絶対絶対眠っとるけん」
;1/前
【凪】「やけん早速! 化石探索! 出発ばーーーい!」
;SE 環境音的に重ねて足音・継続(素材とりまぜでよい感じにお願いします。『あしおとASMR』なので、ここちよく際立つようご調整いただけますと幸いです)
【凪】「(わくわくと歩く8呼吸)」
;以降のセリフ群の歩行中のものの台詞中に『軽い運動をしている呼吸音やニュアンス』を適宜挟んでいただけますと幸いです。
;/////
【凪】「こいば、軽いハイキングな感じもするとね!
ゆるーい上り坂で、濡れた土やら濡れ落ち葉やら、草から岩やらで結構路面ぼこぼこで」
【凪】「歩いてるだけでも――よっ、と――(岩を乗り越える3呼吸)――ん、よかウォーミングアップになりそうばい!」
【凪】「(少し体動かしたあと感ある8呼吸、歩くペースは一定。徐々におちついていく)」
【凪】「……お師匠さま、剣術の修行によか場所みつけて、この辺……クマ郡はワタリのあたりを歩きまわって、探しまくったって聞いたとよ」
【凪】「(落ち着いて歩く8呼吸)」
【凪】「剣術の修行ば、ちぇすとー! えいやー! って気合だの、立木に木刀で斬りかかる音だの、結構でっかか音たつでしょお。
やけん、人里から離れとらんと、苦情だのなんだのきちゃうとよ」
【凪】「苦情だけですめばまだよくて、警察呼ばれたりも普通にあると――(呼吸音)(呼吸音)。
ああ、『なら道場で』って意見ももちろんよーわかると。
道場の中なら、外からやいのやいのいわれづらくなるけんね」
【凪】
「ばってん、道場だと足場よすぎて……実戦練習とはまた変わってきちゃうとよ。やけん、道場があったとしても、修行場はどーしたって必要ばい」
【凪】「(にーさんの話を聞きつつ歩く8呼吸)」
【凪】「竹やぶの修行場……にーさんにもちょいちょい来てもらったことあるとよね……差し入ればしてもろーたり、修行ば手伝ってもろーたり――(いたずらっぽく短い笑い)」
;3/右(接近囁き)→;3/右
【凪】「ご褒美のキスも、たくさんたくさん――(急に照れて離れる)――こほんっ」
【凪】「とにかく思い出もたくさんで、足場もいい感じにゴツゴツしとって、雨降りと雨上がりには落ちた笹の葉で滑ってすべって、まっことよか修行場だったばってん……(ため息)」
【凪】「あそこの地主さん、亡くなっちゃったと。
で、相続した息子さんに、『申し訳ないんですが……』ってお師匠さまいわれちゃって――ばってん、息子さんもよかひとで、年内いっぱいは余裕もらえたとよ」
【凪】「ほんで、お師匠さまも凪さまも、新しい修行場さがしとーと。
ほんでほんで、探しとるその最中に――あ」
【凪】「ここも……(呼吸音)(呼吸音)――結構ごっつか――(呼吸音)(呼吸音)――岩場、とね――(呼吸音)(呼吸音)――よしっ!」
【凪】「で……えーと」
【凪】「(考えながら歩く8呼吸)」
【凪】「……どこまで話したか、凪さま忘れちゃったとばい!
(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――ああ! そうそう、余裕、年内いっぱいまでもらえて」
【凪】「やけん新しい修行場探してて。そん途中でお師匠さまが、ここで、こいば拾うたと――ん、と」
;/////
;SE 足音stop
;SE ポケットがさごそ
;1/前(密着)
【凪】「これこれ、にーさん、持ってみて? はい」
【凪】「(にーさんの反応を受けてる4呼吸)――!」
;1/前
【凪】「すごか! さすがはにーさんばい!
そぎゃんそぎゃん! こいば化石。なにかの化石のひとかけらばい!!」
【凪】「お師匠さまもうちも、『普通の石じゃない』ことはわかったばってん、なにかわよーわからんかったけん、なんでもしっとる真闇ねーちゃんに見てもらったとよ」
【凪】「そしたら――って、足止めちゃってたらもったいなかとね。出発出発! 少しでも先にすすんどかんと」
;SE 足音再開――
【凪】「よいしょっ!――(集中して歩く8呼吸)」
;以降のセリフ群の歩行中のものの台詞中に『軽い運動をしている呼吸音やニュアンス』を適宜挟んでいただけますと幸いです
【凪】「あ、さっきの話の続きとね。えと、石のかけらば真闇ねーちゃんに見てもらったら、『こいば、化石ね。何の化石かまではよーわからんけど』ゆーて教えてくれて!」
【凪】「そう聞いちゃったらもう、凪さまたまらんよーになったけん、学園にすっ飛んでって、理科の先生に見せてきいたと!
そしたら理科の先生も! 『化石で間違いないですね』って!
しかも、『メタセコイア』やらいうもんの化石っぽいって!!」
【凪】「メタセコイア! 名前めちゃくちゃごっつかけんね!
きっとものすごか恐竜でしょお!
ステゴサウルス、プテラノドン、ティラノサウルス、メタセコイア!」
【凪】「で! で!!! かけらがあったんなら、その欠片がもともとくっついとったでっかか化石もまるごと残ってるかもしれんでしょお!
やけん、凪さま探検するしかなかとよね!!! って思うたと!」
【凪】「けどけどお師匠さまに、『一人でいくのは禁止』っていわれちゃったと。遭難の危険もあるかもしれん道行きになるから、ゆーて」
【凪】「やけん……えへへ~」
【凪】「(幸せ一杯に歩を進める8呼吸)――っ!」
;3/右(接近囁き)
【凪】「にーさんが探検につきおーてくれて、凪さまとーっても嬉しかと! (頬にキスのリップ音!)」
;3/右
【凪】「そしたらどんどん――あ!?」
;///
;SE 足音ストップ
;環境音 クロスフェード 水音(小)→水音(大)
【凪】「(呆然とする4呼吸)」
【凪】「あー、こいば……なるほど、お師匠さまのゆーとったんは、こぎゃんこつやったとね」
【凪】「崖ば左右に切り立って……(あたりをきょろきょろ見回す呼吸)――ここから先には……川の中を進む他に……道はなか…………」
【凪】「(うつむいて、どんどんしょんぼりしていく8呼吸)」
【凪】「……ばってん、こん足元で川を遡るのは――(悔しい2呼吸)――危なかとよね。そいば、勇気じゃのーて、挑戦じゃのーて……無謀ばい」
【凪】「やけん……今回はいったん引き返すしか……(呼吸音)(呼吸音)――え? にーさんの荷物ば開けると? って――まさかにーさん!!」
;SE 呼吸合わせで荷解き
【凪】「(どきどきしながら荷物をあける6呼吸)――!!!!!」
【凪】「長靴! 2足!! しかもスパイクばついとるの!!!!」
;3/右→;1/前(密着/飛びついて抱きつく)
【凪】「これなら川! ぐんぐんさかのぼっていけるばい! ――っ!!」
;1/前(密着)
【凪】「さすがにーさん!! 大好きばい!!!」
;環境音 F.O.