夏季限定 家族貸切炭酸清涼泉でぷち湯治チャレンジ(混浴のんびり&がばごぼトーク)
;SE ガラリ戸開け
;環境音 (華まき温泉) F.I.
;3/右(密着)
【ニイロク】「(匂いをかぐ。すんすん、すんすん)」
;3/右→;1/前(マイクに背中)
【ニイロク】「(匂いを嗅ぎながら移動)」
;1/前(マイクにふりかえり)
【ニイロク】「……硫黄の匂いが。『温泉らしい』あの匂いが。自分には、ほとんど感じられない」
【ニイロク】「天然炭酸泉って、こういうもの?
『はなまき温泉』、他の御一夜・クマの温泉と違ってる。
さすが、隠れた名湯っていわれるだけのことは、ある」
;1/前(マイクに背中)
【ニイロク】「(環境音にじっと耳を傾ける8呼吸)」
【ニイロク】「嬉しい。夏季限定の清涼家族風呂。タイミングよくあいてて。
情報を知ってから、ずっと、入りたいって思っていたから」
【ニイロク】「日ノ本有数って評判もある、天然の、最適温度の炭酸泉。
……楽しみ、すごく」
;1/前(マイクに向けて振り返る)
【ニイロク】「けど、まずはかけ湯。
マスター、少ししゃがんで?」
;SE かけ湯、4回。以下4台詞、かけ湯する息とニュアンスにあわせ
///
【ニイロク】「ん……」
【ニイロク】「しゃがんで、もう少し。首にもちゃんとかけ湯したい」
【ニイロク】「……と、そしたら、背中──」
;1/前(マイクに背中)
【ニイロク】「ん……うん。じゃ、マスター、先に入ってて」
///
;1/前→;9/前遠→;10/右前遠
【ニイロク】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」
;10/右前遠
【ニイロク】「自分も、かけ湯。ん……」
;SEかけ湯、ゆるゆると4回
【ニイロク】「(かけ湯する息とニュアンスをまじえつつ、以下の4台詞お願いします)」
///
【ニイロク】「冷たい……体にかけると、もっと感じる」
【ニイロク】「はだ、少しひやってする。爽やかで──すごく心地良い」
【ニイロク】「ん……ん。
──かけ湯だけだと、炭酸泉の効果……わからない、けど」
【ニイロク】「これ、すごく、期待できそう……(呼吸音)(呼吸音)──」
///
【ニイロク】「うん」
;SE かけ湯に使ってた湯おけ置く(ことん)
;10/右前遠→;9/前遠→;1/前
【ニイロク】「マスター。となり。自分も入る」
;SE 入浴。静かにちゃぽん
;3/右(マイクと顔並行。適宜マイク=マスターに顔向けてください)
【ニイロク】「ん…………やっぱり、つめたい。
あ……けど──(呼吸音)(呼吸音)」
【ニイロク】「(リラックスしきった8呼吸)」
;3/右(接近囁き)
【ニイロク】「じんわり、ぽかぽかしてきたかも」
;3/右
【ニイロク】「(長い、満足の息)」
【ニイロク】「(リラックスしつつ、なにかいいかけては口に出せない6呼吸)──ん。あの、ね」
【ニイロク】「……調べた。ちゃんと。炭酸泉の効能。
炭酸が血管を広げて、血流をよくしてくれる効果が一番でるのは、34度~36度程度」
【ニイロク】「はなまき温泉の源泉は、35度。炭酸泉に最適の温度だけど、普通にはいると少しぬるいと感じるひとが多いらしい」
【ニイロク】「だから、加温しなくちゃお客さんを呼べない。けど、加温するとせっかくの炭酸が少し抜けちゃう」
【ニイロク】「(ゆったりとした長い1呼吸)」
【ニイロク】「その矛盾を、夏季限定のこの清涼家族風呂──<;SE 手でお湯を軽くすくう>……いまの時期の、貸切でだけは解消できる。
加温が一切されていない、最高の天然炭酸泉を、堪能できる」
【ニイロク】「(ゆったりとした微笑)──そう考えると、このぬるさは一番の贅沢。
からだだけじゃなく、気持ちももっと、ここちよくなれる」
【ニイロク】「(満足そうな4呼吸)」
【ニイロク】「それに……(少し考え込む2呼吸)」
【ニイロク】「強化こそされているけど、人間の筋肉や血管とレイルロオドのそれとは、構造的には凄く近いと聞いている」
【ニイロク】「だから──自分にも、きっと効果がある。はずだと、思う。
血管を拡張し、筋肉をほぐす、そんな効果が」
【ニイロク】「(浅めの2呼吸のあと、長く静かな吐息)──表情を浮かべることができない。自分の、固着してしまった筋肉だってやわらげてくれり、そんな効果が。きっと、ほんのわずかでも……このお湯になら」
【ニイロク】「ん……<SE:手で湯をすくって顔にぱちゃり、数回>──ふぅ」
【ニイロク】「…………あ、そうか。うん。
今は貸切家族風呂。だから、お湯に顔をつけちゃっても、大丈夫」
【ニイロク】「お湯に顔をつけて……つけた状態でしゃべったりして、顔の筋肉を動かせば……効果、もっとアップしそう」
【ニイロク】「(息を吸う)──やってみる。……しゃべるの、単なるマッサージと同じだから、意味のないこと、しゃべる、から」
;恥ずかしそうに
【ニイロク】「……だから、あんまり聞かないでもらえると、自分は、うれしい」
;SE 手で強めに顔に水。ぱしゃっ。
【ニイロク】「じゃあ。やる。(すぅぅぅぅぅぅぅう)」
;3/右 耳元できるだけ近くで、口を水につけながら(ごぼごぼトーク)。息継ぎだけは口を水からあげてください
【ニイロク】「大好き。ずっと。出会ったときより、ずうっともっと大好きになってる。こんなことにも、あきれずにつきあってくれて、うれしい」
【ニイロク】「(息継ぎ)」
【ニイロク】「だから、表情を取り戻したい。大好きだっていってもらった笑顔をいつか、もうあなたに一度見てもらいたいから」
【ニイロク】「(息継ぎ)」
【ニイロク】「ほんの少し。ほんの少しだけでいいから、顔の筋肉、ほぐれてほしい。あきらめないけど、いろんなことをこれからもたくさんためすけど──どうか、今日も、少しだけでも」
【ニイロク】「ぷはっ」
;3/右(マイクに顔むけ)
【ニイロク】「(はあっ──はあっ──はあっ──はあっ──)」
【ニイロク】「炭酸泉。おもしろい。顔のまわり、しゅわしゅわするの、ちゃんとわかった」
【ニイロク】「筋肉をゆるめてくれる効果は……(自分自身の様子を伺う4呼吸)──まだ、あるかどうか、自分ではわからないけど」
【ニイロク】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)──けど。まだ。貸切の時間はたくさんある。いろんなことを試して待つの、きっと。大切」
;SE 立ち上がる音(ざばぁ)
;1/前
【ニイロク】「だから、マスター。洗い場に。自分、シャンプーとか、垢すりとかで、マスターにもこの温泉、たっぷり楽しんでもらいたい」
;環境音 F.O.