プロローグ
//トラック1
//SE:夜風の音
//SE:(神様の)足音
//マイク位置:左下・中
【神様】
「なんじゃなんじゃ、暗い顔して」
//マイク位置:正面下・中
【神様】
「まったく。こんな夜更けに参拝者が来たと思えば……随分と悩み事を抱えているようじゃの」
【神様】
「ん? 『こんな夜遅くに、子供1人じゃ危ないよ』? ……たわけ。わしは子供ではない」
【神様】
「わしは……そうじゃのぅ、この神社の『あるじ』のようなものじゃ」
【神様】
「先ほども言うたが、こうも遅い時間に、境内に人の気配がしたから出てきたんじゃよ」
【神様】
「で? 見たところ、ただ賽銭を投げに来たわけでもないようじゃが……」
【神様】
「これも何かの縁じゃ。おぬしがここに来た理由、わしに話してみよ」
//時間経過
【神様】
「ふむふむ……仕事に疲れて、緑に癒されにきた……と。確かにこの社(やしろ)は緑豊かな場所じゃが……」
【神様】
「……生憎、こんな夜更けでは緑は見えんがのぅ。せめて月明かりでもあれば、もう少しマシじゃったろうが」
【神様】
「ほれほれ、そう落ち込むな。おぬしが癒しを求めているという事はよぅく分かった」
【神様】
「せっかくここまで足を運んでくれた客人を帰すわけにはいかんじゃろ? しょーがない、わしが癒してやろう」
【神様】
「さぁ、こちらへおいで。おぬしの疲れが取れるまで、わしが誠心誠意尽くしてやろうぞ」
//移動
//時間経過
//マイク位置:正面・中
【神様】
「どうじゃ? 熱い茶を飲んで、リラックスできたかのぅ?」
【神様】
「……ふふっ。ま、答えは聞かなくても分かるがな? 力が抜けて、こわばっていた身体がほぐれておる」
//マイク位置:正面・近
//主人公の股間を触りながら囁くイメージ
【神様】
「それに……緊張も解けたせいかの? 疲労で溜まったモノが、こんなにも……」
//SE:衣擦れ
【神様】
「はっはっは、そううろたえるでない。それはおぬしが疲れながらも働いていた証拠じゃろ?」
【神様】
「だが……このまま帰すのも、わしの面子が許さん。しょーがない、おぬしのモノ……このわしが癒してやろう」
【神様】
「安心せい。熱い茶よりも心地いいものをくれてやるからの……」