ちっちゃなセンパイおねえさん?
;本編スタート:
;◆BGM 街中 雑多
;◆SE:リスナー14→5 足音 停止
;◆SE:9 ビニール袋を抱え、おぼつかない足音 接近
;◆声:9 通常
;◆声:「――って」のところでつまずく音
【ロリ店員】
「……おっとっとと! ふぅ~危ない、危ない。
けど、あともうすこし頑張れば――って、うわぁ!」
【ロリ店員】
「きゃああぁぁ!?」
;◆SE:5→1 リスナー 駆け足
;◆SE:1 リスナー 転びそうになったロリ店員を支える
【ロリ店員】
「痛った――くない?」
;◆声:1 接近
;◆声:「――あっ」で、助けてくれたリスナーの存在に気付く
【ロリ店員】
「あれ? どうして……――あっ!」
【ロリ店員】
「あなたが……支えてくれたの?
ご、ごめんなさい。い、今、すぐ起きるわね」
;◆SE:1 ロリ店員 体勢を立て直す。
;◆SE:1 リスナー ロリ店員のビニール袋の一部を持つ
;◆声:1 通常
【ロリ店員】
「あっ! 私の荷物…………え? 手伝う?
そんな、手伝うだなんて悪いわ!
あなたにだって用事があるはずでしょ……」
;◆SE:1 リスナー身じろぐ
【ロリ店員】
「……困った時はお互いさま? それはそうだけど……」
【ロリ店員】
「…………」
;◆声:1 「――ん」のところで、リスナーの顔色に気付く
【ロリ店員】
「……はぁ~、わかった。せっかくの気遣いをむげにするのは失礼よね。
じゃあ、すぐ近くに『Sereno(セレーノ)』って、カフェがあるの。
その荷物をそこまでもっていってくれれ――ん?」
;◆SE:1 接近 背伸びして抱えたビニール袋が揺れる音
;◆声:1 通常→接近 顔を寄せる演技をお願いします
【ロリ店員】
「ん~~~~~~?」
;◆SE:1 リスナー後ずさる音
;◆声:少し声を大きく怒る感じで
【ロリ店員】
「なんで顔を寄せてくるのかって?
そりゃ、あなたの顔色が気になったからよ。
そのまま動かず、ジッとして!」
【ロリ店員】
「(短めの息遣い:リスナーの顔を見つめる)」
【ロリ店員】
「……ふむふむ……なるほど……。
あなた、今相当お疲れでしょ?」
;◆SE:1 リスナー身じろぐ
【ロリ店員】
「そう? じゃあ、軽くしゃがんでみてくれる? ほら早く」
;◆SE:1 リスナー身じろぐ音(しゃがむ音)
;◆声:3 接近
【ロリ店員】
「(右耳に軽く息を吹き掛ける)」
;◆SE:1 リスナー身じろぐ音(よろける音)
;◆SE:3,7 両頬を両手で挟みスリスリする音
;◆SE:1 持っていた荷物が落下する音
【ロリ店員】
「よし、確保ね♪」
【ロリ店員】
「ん? 荷物? いいの、割れ物は買っていないから問題ない。
それより今のあなたの方が心配よ」
;◆SE:2、8 親指で目元を優しくなでる音
【ロリ店員】
「目の下に濃いクマが出来ているじゃない。
これは寝不足……いえ、この濃さからすれば、寝てないかのどちらかね……」
【ロリ店員】
「どうして寝てないの? 大学でいろいろやりたくて……忙しいから?」
;◆SE:1 リスナー身じろぐ
【ロリ店員】
「……うんうん。社会人入学で入った一年生なの?
いろいろ仕事で足りないから学び直したいと」
【ロリ店員】
「なるほど、なるほど。ふ~ん、思い切ったわね、あなた!
なら応援の意味も込めて、センパイたる私のお店で一服しつつ、
マッサージされて、すやすやおねんねされなさいな」
;◆SE:2、8 両手を両頬から離す
;◆SE:1 リスナーが身じろぐ
【ロリ店員】
「……どうしてそんな結論に? そりゃ、疲れた顔をしているんだもの、あなた。
それとセンパイ? って、聞くのもナンセンスね!
だって事実だもの。ほら……」
;◆SE:1 服から財布を取り出して、学生証を取り出す
【ロリ店員】
「……ね、ちゃんと二年生って書いてるでしょ。
だから、あなたは後輩。ついでに私の店に初めて来るから、店へ通う歴でいえば後輩ね」
;◆SE:1 リスナー身じろぐ
【ロリ店員】
「意味不明? まあ……理由はどうだっていいの。
問題は今のあなたよ、後輩クン!」
【ロリ店員】
「今のあなたを見てると、はらはらしてくるの。
受け答えもハキハキしないで、まるで力がない。
こんな弱ってる人を、私としては見過ごせないのよね」
【ロリ店員】
「もちろん強要はしないわ。けどもし行かないのであれば、
その持ってくれた荷物は返してくれるかしら」
;◆SE:1 リスナーが身じろぐ
【ロリ店員】
「……ふふ、言うと思った。とっさといえ、
転びそうになった見ず知らずの私を助けてくれるんだもん。
そんな人の心が薄情なわけないものね」
【ロリ店員】
「なら、決まり。今から私が働いてるカフェに行きましょう!
なーに、ちょっとお茶を飲みましょうってだけのお話よ。
ほら、こっちへ来て、偉大なる私のセンパイのお世話をその身で受けなさい」