センパイの秘密!?(なでなで)
;◆SE:5 頭をなでる(継続)
【ロリ店員】
「うふふ、猫ちゃんみたいに目を細めちゃって……そんなにいいの?
ほら、もう少しなでなで~♪」
【ロリ店員】
「(少し長めの息遣い:頭をなでられるリスナーをみつめる)」
【ロリ店員】
「……ん。あまりやりすぎても……キリがないわね。
そろそろ本題に移りましょうか。さて、なにから聞きたいかしら?」
;◆SE:1 リスナー身じろぐ
;◆SE:5 衣擦れ(リスナーがベッドの上で身じろぐので)
【ロリ店員】
「……ん? どうして私がセンパイぶるのか?
ぶるもなにも、大学では後輩でしょ。おかしなことを聞くのね――」
【ロリ店員】
「――というのはあなたの求めている答えじゃないものね、後輩クン。
わかっているわ。私のサービスを気持ちよさそうに受けてくれたあなたに、
特別に教えてあげる」
【ロリ店員】
「『柔よく剛を制す』という言葉を知っているかしら?
柔道の言葉だけど、柔軟性のあるものが、そのしなやかさによって、
かえって剛強なものを押さえつけることができるって意味」
【ロリ店員】
「見てわかるだろうけど……私……小さいでしょ……。
それこそ……少女というか童女というか……」
【ロリ店員】
「昔はね、背が伸びない自分が嫌いで嫌いでたまらなかったわ。
周りは年相応に成長してるのに、私はいつでも子どものままみたいでね」
【ロリ店員】
「(少し長めの息遣い:頭をなでられるリスナーをみつめる)」
【ロリ店員】
「けど、この店がまだ普通の喫茶店だったころ、
私と同じ背丈ぐらいのおばあちゃまのお客様がよく遊びに来てくれてたのね」
【ロリ店員】
「赤の他人なのに、いつも私を気にかけてくれていた。
若い時は、その人も私と同じ思いで苦しんでたからって。
いつも励ましてくれてたわ」
【ロリ店員】
「見た目は子どもで結構。けれど大人顔負けのすごいことができれば、
人ってコロッと心がつかまれるものよ。だから、なにかを極めなさいってね」
【ロリ店員】
「最初はピンとこなかったけど、その言葉になにか引っかかった自分もいたわ。
そこで私が極められるものと言えば喫茶店の娘だったから、
同級生よりはコーヒーを入れるのがうまいかなって、じゃあそれを極めようって」
【ロリ店員】
「そんなことを続けたら、私が高校生の時に
えーえすえむあーる? っていうのがはやり始めてね。
耳かきされる音声みたいなのがはやったな」
【ロリ店員】
「なら音声より実際に受けた方が気持ちのいいものじゃないのって思ってね。
誰のためでもなく、なんとなく耳かきの練習もしたの。
そして、ふとそれをからかってた子たちにしてあげたの……」
【ロリ店員】
「そしたら……そのおばあちゃまのお客様の予言通りというか、
その子たちったら、無防備でだらしない顔を見せて……
からかってたのがウソぐらい、私にべったりしてきたわ」
【ロリ店員】
「手のひら返したその様子に、心がスッとしたわ。
けどね、本当に気持ちよさそうな顔を見てたら、
私がいだいていた見返したい気持ちも、ちょっと馬鹿らしく思えたの……」
【ロリ店員】
「だって、私は同い年で人を幸せに出来てるし、やってる自分も楽しい。
けれど、同級生のこの子達は自分が楽しくても、人を楽しませてあげられてない……」
【ロリ店員】
「仕事とか人間の喜びってそういうものでしょ?
だから、それが出来る自分をそこから認められるようになったし、
これをきわめて、もっと相手を幸せに、癒してあげようって思った」
;◆SE:1 リスナー身じろぐ
;◆SE:5 衣擦れ(リスナーがベッドの上で身じろぐので)
【ロリ店員】
「ふふ、そうね。仕事の本質ともいえるわね」
【ロリ店員】
「自分が楽しければ、相手も楽しいと思う。
もちろん、その考え方もわからなくはないわ」
【ロリ店員】
「けど、それは傲慢な考え方だって、私は思うわ。
だって、結局は自分のことしか考えてないじゃない」
【ロリ店員】
「もちろんこれは私の意見だから、間違ってるかもしれない……。
けど自分も幸せになって、相手も幸せになる。その方がステキでしょ」
【ロリ店員】
「だから私は、もっと多くの人を幸せにしたいなって思った。
センパイぶってるのは、それをうまく機能させるための仕掛けみたいなもの」
【ロリ店員】
「老若男女問わず、センパイぶることで子どもっぽさを演出。
けど私のサービスを受けたほとんどは、みーんな頭が上がらず、
こうやってあなたみたいになでなでされてるのよ、ふふ」
【ロリ店員】
「(少し長めの息遣い:頭をなでられるリスナーをみつめる)」
【ロリ店員】
「人にはそれぞれコンプレックスはあるわ。
でもこういうみたいな使い方次第で、立派な武器になるものよ」
【ロリ店員】
「それが私のセンパイぶる理由。
どう、私の作戦にまんまと引っかかっちゃったあなたはどう思う?」
;◆SE:1 リスナー身じろぐ
;◆SE:5 衣擦れ(リスナーがベッドの上で身じろぐので)
【ロリ店員】
「ふふ、すごい? ありがとう。でも、あなたもすごいわ。
仕事をやめて学びたいって、大学に入るんだもの。
その大胆さや姿勢は、あなたの最大の武器だと思う」
【ロリ店員】
「それは他の人がマネできない立派なものよ。
ほら、センパイからのエール。いい子いい子よ~」
【ロリ店員】
「(少し長めの息遣い:頭をなでられるリスナーをみつめる)」
【ロリ店員】
「……まあ、こうされてなでなでされたいならまた遊びに来なさいな。
その時は、センパイたる私が全力でおもてなしをしてあげるわよ、こんな風に……」
【ロリ店員】
「(少し長めの息遣い:頭をなでられるリスナーをみつめる)」