■第4話・無口少女は愛したい
[夜8時頃、いつものように主人公の部屋で]
(公演後の打ち上げ(ファミレスとカラオケ)から解放され、だらんと過ごしているふたり)
はぁ……疲れた……
打ち上げ……するのはいいけど、騒がしいのは……うん……
んっ……でも、一人で帰るのも……ね。
うん、うん……えへへ……ん……
だから、二次会……三次会?
ふたりだけで……えへ……
あっ、先に、これ……
(あらかじめ書いておいた、少し厚めの手紙を渡す雛美)
えっと、今、読まないで……?
いっぱい、いっぱい……一枚に収まらなくて……
うん……恥ずかしいから……後で、一人で……ゆっくり読んで……欲しいな……うん。
えっと……それでね?
お手紙は昨日の夜……今までの気持ちとか、お礼とか……そういうのを認(したた)めたもので……
うん、あの……今日の、感想……改めてお手紙にしたいけど……ん、うん……
気持ちは……量もだけど、鮮度が重要……ん……だと思う……から、ね。
だから、直接……うん……聞いて?
(主「いいよ、聞かせて」)
うん、うん……あのね……
今日の公演、大成功で、本当に良かった……よ……
私が書いたお話、みんなで一生懸命演じて、彩ってくれて……
最後……たくさんの拍手で終える事ができて……
本当に、頑張って、ん……良かったな、って……うん……
そっちのお手紙にも書いた、けど……ん……
私を、私の書くお話を……たくさんの人の前に、連れ出して、くれて……
(感極まって、声に少し涙が混じってくる)
えっと、うん……ぐす……うん……
本当に……ありがとう……すん……
ずっと隣で、応援してくれて……ありがとう……ございます……うん……
……えっと、おしまい……んっ……
(涙を堪えた笑顔の雛美を、優しく抱きしめる主人公)
えっへへ……ん……やっぱり、大好きだぁ……うん……うん……
えへ……んっ……んふふ……うん……ん……んふ……
私、幸せ、だよ……うん……ぐす……
こんなに素敵な人に出会えて……ずっとずっと、大切にしてもらえて……
んっ……えへへ……
(強く抱きしめ返す雛美)
これからも、末長く……よろしく……ね?
うん……えへへ……うん……んっ……
(雛美の頬に触れ、キスをしようとする主人公)
ん……
(答えるように顎を上げ、目を閉じる雛美)
んちゅ、ちゅ……えへ……ちゅ、ちゅぷ……んちゅ、ちゅ……ちゅむ、んむ……
んふ……んっ、ちゅ、ちゅぷ……ちゅ、ちゅぷ、ちゅ……ぁむ、んむ、んちゅ……
んっ……ふへへ……
(このまま"初めて"になってもいいよう、覚悟を決めて告げる雛美)
ねえ……えっと、うん……
私の我儘で、大変な役、させちゃった、よね。
だから……お礼、したい……な。
(主「お礼?」)
うん、えっと……特にあげられる物とかは、ないけど……
代わりに……好きなこと、してあげる。
今日一日、私を好きに……して、いいよ?
この前みたいに、気持ちよく、する?
それとも、お耳がいい……かな。
なんでも……んっ、なんなら、もっと凄いことでも……
ふへへ……今日は、特別……うん……うん……v
[少し後、ベッドの上で主人公の指示通り、膝の上に座ってる雛美]
(雛美を大切に思うあまり主人公が日和った結果だが、それはそれで嬉しく思ってる雛美)
わ……これ、思ったよりも……なんていうか、えっちい……ね。
膝の上、向かい合って座ってる、だけ……なのに……うん……
本当にこのままちゅー……するだけでいいの?
(主「うん、これがいい」)
あっ……ふふ……うん……
(主人公との接触で、意味を察する雛美)
ん……んふ、んふふ……ん、うん……うん……!
いいよ、ちゅー……しよ?
(最初は軽い口付けから、徐々に互いの唇を舐めたり食んだりするようになる)
(キスの最中は殆ど喋らないので、段階や状況に応じてコントラストをつけたい)
ん……
んむ、んちゅ……んぷ、ちゅ、ちゅぷ、ちゅ……んっ……んむ、ちゅ、ちゅぷ……
ちゅ、んむ、んちゅ……ちゅ、ちゅぷ、ちゅぷ……んふふ……んふ、ちゅ、ちゅぅ……v
んちゅ、ちゅ……ぁぷ、はむ……んちゅ、ぷちゅぅ……える、れる……れりゅ……
んむ……ふふ……んちゅ、んー、ちゅ……ん……んちゅ、ちゅ……
(次第に互いの舌を舐め合うようになり、より深いキスへと進んでいく)
んむ、れる、れりゅ……んぷ、んむ……んふふ……ぁぷ、れる、れりゅ……えぷ、ちゅ……
んむ、んぷ……んむ、ちゅ、える、れりゅ……えぷ、んむ、んっぷ、んむ……
んふ……v、んちゅ、ちゅぷ、れる、れりゅ、える、れるれる……んちゅ、れりゅ……
ちゅる、ぢゅる……んぷ、んちゅ、ちゅる、れる、ぢゅる、んむ、んぅ……
(唾液が垂れるのも気にせず、深く求め合うようなキスを交わす)
んぐ、んむ……ぷはっ、はぷ、ぢゅぷ……んむ、ちゅ、れる、えりゅ、れる、れぷ……
れる、えりゅ、えぷ……んちゅ、んぢゅる……れりゅ、れるれる……えぷ、えぷ……
んっ、ぁぷ……れる、れるりゅ……んぷ、はぷ、んっく、ふっ……んぷ、んむ……
れう、ぇぷ、れるれる、れりゅ、ぢゅる、んぷ、くぷ……んっ、ふっ……
(一瞬だけ息継ぎのために口を離すが、寂しくなってすぐに再開する雛美)
ぷはっ、はぁ、はぁ……
うん、うん……んちゅ、ちゅ……これ、いい……ん、んむ、れる、ちゅ……
んっ、ふぅ……気持ちいい……んちゅ、ちゅぷ、れる、ちゅ……
幸せ……んちゅ、ちゅ……ちゅ、んぷ……幸せ……v
(全身で繋がってるような感覚に幸福感を覚え、蕩けた表情で舌を絡める)
えぷ、ちゅ……ちゅ、れる、える……んむ、んぷ、ぢゅる……んふ、んっ……
ちゅぷ、ちゅぷ、れる、ちゅ……えぷ、えっぷ……れる、えりゅ、れる、ん……
んぷ、んふ……んっ、ちゅ……ぁぷ、れる、れりゅ……えぷ、ちゅる、んちゅ……
ぷちゅ、ちゅぅ、ちゅぷ……ちゅ、ちゅ……ちゅぷ、ちゅ、んむ、んむ、れる……
はぷ、あむ……はむ、えぷ、れるりゅ、ぢゅる、んぷ……えぷ、れる、える、ちゅる……
れぇる、れる、れる……える、れりゅ、ちゅ……ちゅる、
(興奮してきた様子の主人公が腰を押さえる手に力を入れるのに気づき、応えるように腰を少しだけ動かす雛美)
んっふ、んぷ、ちゅ、ちゅる……んっ、ふっ……んむ、ぷちゅ、ちゅる……
える、れる、ちゅ……ふっ、ぁっ……んむ、ぁむ、んちゅ、ぢゅる……
(初めての"行為"の中、徐々に快感が高まっていくのを感じているふたり)
んっ、ふぁ……ぁぷ、んむ……ちゅる、れる、えぷ、んむっ……
ふっ、はぷ、んっ、んむ……れる、れりゅ、んちゅ、ぢゅる……んっ、ぷぁっ……v
はふ、んっ……ちゅ、れる、える、れりゅ……れる、れぷ、んむ、ぷちゅ……
れる、れりゅ、える……んむ、ぢゅる、んぷ、んむ、ぢゅる、れりゅ、れる……
(ここ数日の疲労の影響もあり、濃厚なキスによる軽い酸欠と上下での気持ちよさの中で意識の混濁を感じる雛美)
んむ、んぷ……ん、ふっ……ぷぐ……んちゅ、ぢゅる、んむ、んふ……
ぷちゅ、ぢゅる……えぷ、んむ、れる、れりゅ……えぷ、ちゅ……ちゅる、ぢゅる……
んふ、ふぅ……ぁぷ、えぷ、れりゅ……ちゅ、ちゅぷ……んむ、んぷ……
ふっ、ふーっ……はっぷ、あぷ、ぁぷ……れるれる、えりゅ……えぷ、ぢゅ、れる……
んっ、ふっv……あっ、はぷ、んっv、んぷ、ちゅ、ちゅぷ……ちゅ、れる……んむ……
(徐々に気持ちよさが強くなっていき、漏れる息に声が混ざりだす)
んっ、ふっ……んちゅ、れる……んっ、ぁっ、ぁっv……ぁぷ、ちゅ、れる……
んーっv、んむ、んっv、んぷ、ん、ちゅ、んぷ、んむv、んふv、んぷっ……v
んむ、むぐ……んっぷ、ぷぁっ、はっ……ぁぷ、ん……ちゅる、れるれる……んっ、んーっ……んふっ、ぷぁっ……
ふっ、んっ…………いい……?
(雛美のお願いに、頷いて許諾する主人公)
えへへ……うん……じゃあ……
んっ、ふっv……んっv、んっv、んむ、んぷ……んむ、ふっ、んふぅ……v
んむ、んぷ……んちゅ、ぁぷ……ふっ、はっ……ぁぷ、んっ、んっんっ……v
あっ、はふっ……んむ、んぷ………んっ、ふっ……ちゅ、れる……
んむ、ぷはっ……んっ……v!
(主人公に抱きついたまま声を殺して縮めた体を震わせる雛美)
んーっv、んっv、んっv……んっ、んんっv、んー……んっ……んっ……
(ふわふわとした心地の中、眠気で一瞬意識を失っていたのを自覚している雛美)
んっ、ふっ……v
はっ、はっ……はふっ……ふぁ……ふわぁ……はっ、はぁ……あっ、はふ、はふ……
ふっ、はっ……はぁっ……はぁっ……あっ、はっ、はっ、ふぁっ……あっ……はぁっ……
ちょっと……んっ……意識、飛んでた……うん……ふっ、はぁ……
(主「ごめん、ここまでにしとこうね」)
(色々重なってだいぶヘトヘトな雛美)
ふふっ……んっ……なんで謝るの……?
幸せで、暖かくて……んっ、うん……んふ……
でも、うん……そうだね……んっ、ふぅ……今日は、これくらいで……んっ……
ここ数日、準備とか練習とか……だいぶ体力削ってたから、かな……?
んっ、ふぅ……ん、うん……
(主「じゃあ、このまま寝ちゃおっか」)
うん……うん……じゃあ、それで……
(そのまま主人公の側に体重をかけ、ベッドに倒れ込むふたり)
(主人公の胸に頬擦りする雛美)
はぁ……はぁ……ん……えへへ……ん、うん……
幸せ……うん……気持ちい……
んっ……こんなの、ダメ……ダメになるぅ……
(雛美の背中をぽんぽんしながら、いい声で子守唄っぽいのを歌う主人公)
(強めの睡魔でどんどん意識がふにゃふにゃになる雛美)
あっ、やぁ……子守唄、なんて……んっ……えへ……ふぁ……
声も、背中ぽんぽんも、気持ちよくて……んっ、ふぅ……ああぁぁ……んっ、んん……v
こんなの、初めて……声、直接聴きながら……うん……んっ、ふぅ……
いいの……?寝るよ……?寝ちゃうよ?
(主「うん、おやすみ」)
そっか、一緒に……ふふ、昔みたい……うん……
お泊まりなんて、何年ぶりかな……ん……
(少しだけ子供っぽく)
えへへ……うん……うん……にひ……
んっと、ね……んふ……ん……
大好き、だよ……んっ、ん……
愛してる……私の……王子、様……うん……えへへ……
(抱きしめる腕に力を込める主人公)
んっ……ふへ……うん……ん……んぅ……
(抱擁と子守唄に蕩かされ、幸せそうに眠りにつく雛美)
んふ……ふぅ……ん……うん……ん、ふぅ……ふぅ……すぅ……
くぅ……すぅ……んふっ、ふふ……んふ……すぅ……すぅ……
END