Track 1

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プロローグ

…あら、先生。 残業お疲れさま♪ 能力が足りないと大変ね♪ 私? 私は生徒会の定例があったの。 誰にでもできることができないあなたと違って、 私にしかできないことが多くて忙しいんだから…♪ ふふ♪ あら? 何? その目は♪ 私のような小娘に馬鹿にされて、怒ってしまったの? まあ怖い♪ こんな、誰もいない教室で…。 先生のような、女性に縁がなく、 たっぷりと劣情をため込んでいそうな男性と二人っきり…♪ 一体、何をされてしまうのかしら…♪ …ふふ♪ そうね♪ 先生は、こんな年下の女の子に馬鹿にされても何も言い返せない…。 ましてや何もできない…♪ 弱虫さんだものね♪ でも偉いわよ、弱虫さん♪ ご存じの通り…。 私は理事長の孫にして、学園の生徒会長。 くれぐれも、身の程をわきまえて大人しくしていなさい♪ 私がその気になれば、 あなたのような無能をクビにすることなど簡単なのだから♪ …もっとも♪ あなたがいなくなったところで、 喜ぶ人はいれど…、 悲しんでくれる人がいるのかは疑問だけれど…♪ ふふ♪ それではお先に失礼♪ 弱虫さん…♪

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