プロローグ
姉「この秘奥のダンジョンに魔法使いと僧侶のタッグで来るなんて、
よほどのお馬鹿さんかと思ったけれど・・・。
すごいレベルの魔法と治癒術で暴れまくっているわ・・・」
姉「力の強いモンスターが攻撃してもすぐに自動で回復されちゃうみたい。
ねぇ、あなたの魔法であの二人の弱点とかわからない?
あのレベルまで行くと弱点なんてあるのか怪しいところだけれど・・・」
妹「やってみるね、お姉ちゃん!・・・えい!
・・・うーん。二人が着ているローブが魔力を補充させてるみたいだよっ。
魔法のどの属性も効かなくてぇ~・・・守備力もすごく高くてぇ~」
姉「やっぱり今回は逃げた方がよさそうね・・・」
妹「うんっ! あれ? でもなんだろあれ?
二人とも、女の子モンスターに抱きつかれると、ちょっとひるんでるみたい」
姉「ふーん・・・? ねぇ、二人の身体についてわかる?」
妹「えーっと、魔法使いさんは触られるのに敏感みたい・・・♪
僧侶さんは・・・うふふっ♪ 特殊な性癖みたい♪
隠してるみたいだけど、なんだか嬉しそう♪」
姉「ふーん・・・? そうなのね。
・・・あはっ♪ そーいうこと♪
いいことを思いついたわ。ほら、耳を貸して」
姉「(ひそひそ・・・)」
妹「うんっ♪ よくわかんないけど、わかった♪
お姉ちゃんがゆーなら、なんとかするっ♪ えいっ♪」
(転送呪文)