○Track1 オープニング
受付嬢「いらっしゃいませ。マゾ専用ママ風俗店、『バビロン』へようこそ。
不思議そうな顔をしていらっしゃいますね。
無理もありません。
会社帰りに、気がつくと当店の前にいて、なぜか吸いこまれるように入ってしまったのですから。
なぜわかったのか、というお顔ですね。
当然です。わたくしたちがお客様をお招きしたのですから。
何を隠そう、当店は悪魔が経営、勤務する、選ばれたお客様のための、特別な風俗店なのです。
ふふっ、信じられませんか?
まあ、そう仰らず。ここは一つ、騙されたと思って話を最後までお聞きください。
当店はマゾ専用の、ママ風俗店です。
お客様がお望みのサービスを、すべて提供させて頂いております。
そう、すべてですよ、す、べ、て。
お客様の理想とする女性スタッフが、お客様が妄想なさってきた、あーんなことから、こーんなことまで、ありとあらゆる性行為を提供させて頂きます。
サービス料は……お客様の残りの人生、すべてです。
ふふっ、驚かれましたか?
でも、当然でしょう? 相手は「悪魔」、なのですよ?
とはいえ、それだけの価値があるサービスを提供することは保証致します。 ……まあ、いきなり「人生すべてを捧げろ」と言われても、決断できませんよね。
ご安心ください。当店では、お試し期間を導入しております。ひとまず途中までサービスを体験して頂き、契約するかどうか決めるのは、その後で構いません。
いかがですか?
ふふっ、ありがとうございます。
お荷物、お預かりいたします。
では、プレイルームまでご案内させて頂きますね。
……ったく、チンタラ迷ってるんじゃねーよ、このヘタレ野郎。そんなだから女に一切相手されないんだよ、ショボチンの腰抜け。
お前だって、薄々は気づいてるんだろぉ? もう
ここからは出られない、って。悪魔相手なんだから、
絶対契約させられるに決まってるもんなぁ?
っていうか、本当は契約させられたいんだろぉ? 最初っから負ける気満々。わっるーい女悪魔に言いくるめられて、ボクちゃんの人生全部捧げまちゅ~、って言わされるの、チンポ半勃起させながら期待してるんだろうが、このキモマゾ。
どうしたぁ、ゾクゾクして。キツめの口調で興奮してるのかぁ?
キツめの口調で興奮するなんて、キモすぎだっつーの。
ま、あたしらマゾ好き悪魔からすれば、お前みたいなマゾ犬がかわいくてたまらないんだけどな。
……ふふっ、お客様、いかがなされました? 呼吸が荒くなってますよ。
さあ、プレイルームに参りましょう、ふふふっ」
エミリー ローザ エミリー ローザ エミリー ローザ エミリー ローザ エミリー ローザ
「キミはあたしらに選ばれたってわけ」 「もちろん、偶然じゃないわよ。私たちが、悪魔の力でボウヤを呼び寄せたんだから」 「キミのだーい好きな、大人気グラビアアイドル『エミリー』も一緒にいるし。しかもぉ、二人ともドス
ケベ下着姿だから、目のやり場に困っちゃう」 「驚くのも無理ないわよねぇ。何せ、ボウヤのだーい好きな大人気コスプレイヤー『ローザ』が、目の前にいるんだから」 「ほんと、かわたんすぎでバリウケる~」 「ふふっ、ぽかんとしちゃって。間抜けづらがかわいいわ」 「同じく、エミリーでーす♪」 「初めまして。マゾ専用ママ風俗店バビロンの、ローザよ」 「あはっ、お客様、いらっしゃ~い♪」 「あら、ようやく来たわね」