『今宵もオナ姉なさいますか?』
トラック2
(プロローグの直後)
……?
何をモジモジとなさっているのですか。
私は既に着物を解(ほど)き、襦袢(じゅばん)のみの姿になりましたよ? 貴方も早く服をお脱ぎください。
それとも私のお手伝いが必要ですか? ……もちろん上もです。
万が一衣服に……痕跡が残るようなことがあってはいけませんから、オナ姉の際は必ず一糸纏わぬ姿になってください。
(溜息)
はぁ……
なぜ手で股間を隠していらっしゃるのでしょうか?肩が縮こまり腰は引け、大変みっともない姿ですよ。
心に疚(やま)しい所がないのであれば、もっと堂々とした所作をなさるべきです。
ほら、背筋を伸ばして胸を張り、両手を腰に当て、股間を突きだすようにお立ちください。
(勃起した性器を見て) ……なるほど。
ですが、そちらの方が菱倉家の長男に相応(ふさわ)しい堂々とした佇(たたず)まいです。
では、いつものように、こちらにいらっしゃってください。
姉の膝の座り心地はいかがでしょうか。
お尻は痛くありませんか?
……そうですか。
それで……
私に……おちんぽ、勃起しているところを見られるのは、まだ恥ずかしいのですか?
……貴方も多感な時期でしょうから、気持ちは理解出来ます。
ですが、このオナ姉は代々菱倉の嫡男に課せられた重要な勤めなのです。
……お金玉を揉み解(ほぐ)しがてら、その意義についてお話しましょう。
(睾丸マッサージ)
……菱倉財閥は明治初期の造船業に端を発します。
創設者である菱倉吉太郎(きちたろう)は新政府発足後、海運需要の高まりに乗じ急速な勢いで事業を拡大させ、ついには近代における国内の海運業を独占するに至りました。
その後も菱倉は政府の保護を受けながら多方面の分野に進出、巨大な複合企業体へと発展し、一族は政商(せいしょう)として莫大な富と権力を享受(きょうじゅ)することとなります。
戦後の財閥解体後も、親族を中核とする事業経営を貫き通しながらグループの再統合を成し遂げ、今日においても盤石な体制を保ち続けています。
しかし、一族の厳格な血族中心主義は時として禍(わざわい)を呼びよせることもありました。
というのも、四代目がご誕生の折、「我が子こそが菱倉家の真の長男であり、家督を継ぐべきである」と主張をする女が現れたのです。
それも一人ではなく一度に複数の者たちが。
彼女達の主張は虚実が入り混じり、その後十余年(じゅうよねん)に渡って相続権を巡る骨肉の争いが繰り広げられたと言い伝えられております。そこで、四代目はいくつかの掟を定めました。
「家督の争いを起こさぬよう、男子は一代に一人とすべし」……
「嫡男が精通してから成人するまでの全ての射精は、家内(かない)の女が例外無くその全てを管理すべし」……
それこそが、私が「オナ姉」と呼び行って参った性欲処理の謂(いわ)れです。
……ここ、貴方のお金玉に宿った子種を管理し守り通すことは、菱倉の血を守ることに等しく、経済界……ひいては国家の秩序を守ることに等しいのです。傍目(はため)から見れば「姉におちんぽのお世話をしてもらっている」という情けない姿だったとしても、実際は大変に名誉なお役目なのですから、貴方も誇りを持ってオナ姉にお励みになるべきでしょう。
……丹念にお金玉をマッサージしたことで、おちんぽ勃起の硬度が更に増しましたね。
それでは手淫により直接陰茎を刺激し、性的快感を高める行程に移ります。
おちんぽ……お握りしますね。
(皮手コキ)
まずは、おちんぽを包皮(ほうひ)ごと優しく扱(しご)き、カウパー液を馴染ませて参ります。
いわゆる、皮手コキと呼ばれる方法です。
軽く握った手で、おちんぽを……
シコ……シコ……シコ……シコ……
始めから刺激が強すぎても、かえって性感が減衰してしまいますから、ゆったりとしたシコシコで、徐々に高めて参りましょう。
……いかがですか、姉の手は心地良いですか? ……正直に言えて大変結構です。
貴方も、今すぐに恥じらいを無くすというのは難しいでしょうから…… せめて私を信頼し身をお委ねください。きっと不愉快な思いはさせませんから。
それにしても、貴方のおちんぽ……随分と大きくなりましたね。
オナ姉を始めたばかりの頃は、指が二本もあればシゴくのに十分といった大きさでしたが……
今では私の手幅(てはば)を優に超える長さです。
……いいえ、変ではございません。
一物(いちもつ)が大きいということは男子にとっての誉(ほまれ)なのですから、誇りこそすれ恥ずかしがるようなことではないのですよ。
今はまだ、貴方の小柄な体格と不釣り合いかもしれませんが、毎日しっかりと栄養をお摂りになれば、身長もすぐに追いつくはずです。
……私の個人的な感想、ですか?
……オナ姉は菱倉の女にとっての責務ですから、そこに私情を挟むことは許されません。
ましてや庶子(しょし)の分際で次期当主である貴方のおちんぽを品定めするなど言語道断、大きさ如何(いかん)で好悪の感情を抱くということもございません。
(弟の反応を気遣って)
まあ、ただ……近頃の貴方のおちんぽは私の手によく馴染み大変シコシコがしやすい為、オナ姉を遂行する上で非常に助かっている、とは感じております。
……それだけです。
カウパー液、いわゆる我慢汁が包皮から溢(あふ)れ出しましたね。
これならきっと内部の亀頭にも十分に馴染んでいるはずです。
(包皮剥き)
では、本格的な手コキを始める前に、おちんぽの皮をお剥きしましょう。
亀頭を直接刺激する方が感度も高まりますし、早い内から剥(む)き癖(ぐせ)をつけることが出来れば、後々の不都合も減るでしょうから。
いつもと同じく、親指と人差し指で作った十円玉ほどの大きさの輪を、おちんぽの先端にぴったりと宛(あて)がい……
引き締めた指を、包皮を巻き込みながら竿元(さおもと)までゆっくりと下ろします。
……参りますよ?
はい……ずにゅ、にゅにゅにゅぅ~……
カウパー液でコーティングされていたおかげで、何の抵抗も無く綺麗におちんぽの皮が剥けましたね。
行灯(あんどん)の明かりに照らされ、剥き出しになった亀頭がぬらぬらと妖しく光っています。
大きさだけでなく、カリ首……おちんぽの傘の部分が発達した形状をしているせいか、大変大人びて見えますよ。
持ち主の貴方にも、このおちんぽに劣らない風格を身につけて頂けると、姉としては安心出来るのですが……
それはさておき、おちんぽが乾いてしまわない内に手コキを再開致しましょう。
(手コキ)
今度は射精感を高める為の、より摩擦が大きく速度の速いシコシコです。
鈴口から溢れ出るカウパー液を手のひらに纏わせ、それを陰茎全体に伸ばすようにおちんぽを扱(しご)き上げて参ります。
握力を段階的に変化させることで、尿道口・亀頭・カリ首・裏筋、そして根本へと――
私のきゅっと握られた手が常に貴方のおちんぽに密着するよう調整しながら、一定の速さで……
しこ、しこ、しこ、しこ…… しこ、しこ、しこ、しこ…… 今宵のおちんぽ手コキの塩梅はいかがですか?
刺激が強すぎるようでしたら、手加減を致します。
……かしこまりました。
では、この強度のままシコシコを続けて参りますね。
つい最近までは、剥き出しの亀頭に少し触れるだけでも情けなく手足をバタつかせ、すぐに音を上げていらしたというのに……
今では、手の皺の一つ一つで性感帯を磨き上げるような、濃密なシコシコの刺激すらも楽しめるようになられたのですね。
慣れと言ってしまえばそれまでですが、貴方のおちんぽの成長をひしひしと感じます。
どうかそのまま、私のお手々おまんこによる快感を存分にお楽しみください。
(淫語を使用していることに触れられて) ……ええ、そうですね。
確かに、今回のオナ姉から「おちんぽ」や「おまんこ」などの猥褻(わいせつ)な言葉を積極的に用いるよう心掛けております。
性行為の際、あえて卑猥な単語を使用することを、巷(ちまた)では「淫らな語」と書いて淫語プレイと呼ぶそうです。
下品で滑稽な言葉を発することで、パートナーの性的興奮を高められる場合がある、との情報が有りましたので実践してみましたが、お嫌いでしたか?
……そうでしょうね。
本日の貴方のおちんぽは、これまでのオナ姉の時と比べ勃起の硬度やカウパー液の分泌量が如実に高まっていますから……
おちんぽ……や、おまんこ……
と、耳元で囁かれるのがお好きなのだということは察知しておりました。初めてのオナ姉から暫く経ちますが、手コキのような物理的な刺激一辺倒では、いずれマンネリ化し性欲処理の消化不良、欲求不満に繋がってしまうのではないかと危惧しておりましたが……
早々に貴方のご趣味に沿う手法が見つけられたのは僥倖(ぎょうこう)でした。
淫語については引き続き使用することに致しましょう。
……はい?
(どこで淫語を覚えたか聞かれる)
……ああ、淫語などの知識はインターネット上のアダルトサイトで収集しております。
特に若い男性が閲覧していそうなポルノグラフィを参考に致しました。
男性の需要を知る為には、そういった情報に頼るのが一番でしょうから。
……ですが、貴方はそのような物は決してご覧になってはいけませんよ?
まだ若い貴方にとって刺激の強すぎる情報は毒ですし、何より私の預かり知らぬ所でのマスターベーションなどはもってのほかです。
お射精をしたい時は必ず姉におちんぽをシコシコさせる……口うるさく感じるかもしれませんが、ゆめゆめお忘れなきようお気を付けください。
……おや、おちんぽがピクピクと痙攣し、お金玉もキュッと持ち上がっています。
これは精液が尿道口に押し出され、お漏らしピュッピュが始まってしまう前の兆候です。
お教えください、姉による手慰(てなぐさ)みで、まもなく果ててしまいそうなのですか? ……かしこまりました。
では、僅かばかりおちんぽを扱(しご)く速度を速めて……
シコシコシコシコ、シコシコシコシコ…… シコシコシコシコ、シコシコシコシコ…… はい、ストップ。ここで一度おちんぽ扱(しご)きを中止致します。
……そう不安な顔をなさらなくてもよいのですよ。
何もこれは意地悪をしているというわけではなく、「寸止め」と呼ばれる技法なのです。
直線的な刺激でおちんぽをあっけなく吐精(とせい)させるのではなく、絶頂の直前であえて刺激を緩めることで、高い水準の快感を持続させることが出来るのです。
(亀頭責め)
例えば、このように……
5本の指を鉤爪(かぎづめ)のように立て、触れるか触れないかの力で亀頭を優しく引っ掻くのはいかがでしょうか。
カリ……カリ……カリ……カリ……
と、射精感が高まることは決してない……
それでいて、脊椎にこそばゆい痺れを響かせるような、甘い快楽を与え続けるのです。
カリ……カリ……カリ……カリ……
さらに手持無沙汰な左手で、持ち上がった陰嚢を下に引き伸ばします。
きゅっ、きゅつ、きゅぅっ……
これで更に射精感を落ち着かせることが出来ます。
尿道近くまでせり上がった精液をお金玉にお収め直しください。
カリ……カリ……きゅつ、きゅぅっ……
射精直前でお金玉へのUターンを強いられた精液は絶頂の際、その反動によって何倍もの勢いで一気に解き放たれるのです。
ご想像ください?
溶岩のようにグツグツと煮詰められた熱々のザーメンが、貴方の小さな尿道口から、どびゅるぴゅぱぁ~……と、弾け出て来るのですよ。
きっと脳が蕩けてしまうような快楽と深い充足感を得ることが出来るのでしょうね。
……ほら、暴れてはなりません。
もう少しだけカリカリを続けますから、おちんぽの快感に集中なさってください。
カリ……カリ……カリカリカリカリ……
先ほどまで初々しいピンク色だった亀頭は赤黒く腫れあがり、溢れ出るカウパー液でドロドロになってしまいました。
そして鈴口は何かを訴えかけるようにパクパクと開閉し続けています。
……頃合いですね。
そろそろ仕上げと参りましょう。
お射精へと導く為のシコシコを再開致します。
最後は手抜き無しの本気手コキです。
お好きな時にぴゅっぴゅなさって構いませんので、姉の手による快感を最後まで存分にお楽しみください。
(高速手コキ)
では……
シコシコシコシコシコシコシコシコ…… シコシコシコシコシコシコシコシコ……
いかがですか?
この速度を保ったまま、絶頂まで一直線に駆け上がりましょう。
おや、涙目で歯を食いしばり、手足の指をぎゅっと握り込んで…… お射精を限界まで我慢して、おちんぽ快楽の頂(いただき)を登り切るおつもりなのですね。
大変殊勝な心掛けです。
それなら私もその心意気に応えねばなりません。
(ローリング手コキ)
……いかがでしょうか。
シコシコの上下の動きは維持したまま、そこに手首の捻りを加え、亀頭ごとおちんぽを扱(しご)き上げる三次元手コキです。
宝玉を手入れするかの如く、丹念に磨き込んで参ります。
……もはや、四肢の痙攣を抑えることも出来ないご様子ですね。
お辛いなら私の大きく柔らかい身体にしがみついてもよいのですよ。
大丈夫、後ろから抱きしめておりますから、安心してぴゅっぴゅなさってください。
そう……全て私に任せてくださればよいのです。
姉はいつでも、貴方のどんな求めにも応えて差し上げますからね。
貴方のおちんぽと大切なお子種は、全て私がお世話しますから。
……さあ、お金玉から熱く重たい奔流が押し寄せて来ましたよ。
お射精……始まってしまいますね。
私の手を受け皿にしておりますから、我慢した分だけ沢山お漏らしなさってください?
姉のたなごころを目掛けて、おちんぽのイライラを全て吐き出すのです。
貴方が立派にお漏らしする姿、その始終を見守っておりますからね。
もう限界ですか?
……ええ、お射精どうぞ。
……はい。
※絶頂ポイント
ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅぅううううぅ……
どぷっ、どぴゅるっ、ぴゅるるるるぅうう……
まだです、お金玉が萎(しお)れるまで、全ての精をお出しになってください。
ダメ押しのシコシコですよ。
どぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅるん……
ぷぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅぴゅぅうううううう……
尿道に残った精液も念入りに扱(しご)き出しましょう…… ぴゅるっ……ぴゅく……ぴっ……ぴ……
……凄まじい量のお射精でしたね。
私の手のひらに白濁とした水溜まりが出来てしまいました。
では、本日も若様の貴重なお子種汁……頂きます。
(精飲)
んっ、ふちゅるるっ……ん、ごくっ……
んくっ……んくっ……
ふぅうう……ふぅうう…… ……ご馳走様です。
濃厚で喉に絡みつく、大変ご立派なお子種でした。
精液の処分も終わりましたので、本日のオナ姉はこれにて終了です。
おちんぽのお掃除も含めて後片付けは全て私が行います。ですから、貴方はそのまま、射精後の心地よい虚脱感に包まれながらお休みになってください。
またおちんぽがムラムラした時は、必ず私にお申し付けくださいね?
……はい、良いお返事です。
……ええ、おやすみなさい。
では、また明日(あした)。