1.プロローグ
お目覚めかしら?
おはよう、気分はいかが? 目が覚めたら、いきなり知らない場所に行って、頭が混乱しているのかしら?
ここは、誰にも見つからない場所にある、完全に密室に作られた部屋よ。 つまり、外から助けが来ることもないし、あなたがこの部屋から出ることもできない。
いくら頑張っても無駄よ。 言ったでしょ?この部屋は完全な密室。
唯一この部屋を出入りできる方法を知っているのは、あなたをここまで運び込んだ私だけよ。 そう、あなたをここに閉じ込めたのは、この私。
少し睡眠薬を使って眠っている間に、換気させてもらったわ。 ねえ、ひとつ、私とゲームをしましょう。
そのゲームに勝てば、この部屋から出してあげる。 私、嘘はつかないの。
勝てばあなたを無事解放してあげるって約束するわ。 それで、ゲームの内容なんだけれど、あなたは明日から3日間、ただ普通に生活すればいいだけよ。
でも、ひとつだけ、あることをしてしまったら、あなたの負け。 それは、セックスよ。
あなたが3日間、私の誘惑に耐えてセックスを我慢できたら、この部屋から出してあげる。 さあ、このゲーム、やる?
まあ、やらないなら、一生この部屋で過ごすことになるだけだけどね。 ごめんなさいね。
選択肢なんてなかったわよね。 なんで私がこんなことをするのか、知りたい?
それはね、私はあなたのような可愛い子の心を経し寄って、快楽に落とすのが大好きなの。 もしあなたが負けたら、一生制度例として、この部屋で買ってあげるわ。
それでは、名付けて、セックスを我慢しないと出られない部屋。 ゲームスタート!
そろそろまた、睡眠薬が効いてきたみたいね。 じゃあ、ゲームは明日からだから、それまでゆっくり、おやすみなさい。