Track 2

股間が興奮してしまったのですね

 こんにちは。  はい?  ええ。もちろん。  基本、私はずっと、こちらのベロチュー用の制服を着用します。  そういう規則になっていますから。  まあ、警官の、通常の制服より、露出が多いですから、  違和感はあるかもしれませんが……  慣れていただけますと幸いです。  それに、こちらの服のほうが、フレンドリーさがあって、  よいかと思われます。  では。あちらのソファにお座りください。  私も、失礼いたします……  そういえば……  ベロチュー罰則期間は、あくまで、 〝最低限これだけすべき〟という期間ですので。  あなた個人がプラスしてベロチューする分には、  何の問題もありません。 〝ベロチュー提供センター〟を利用するのもいいでしょう。  あなたの家の近くにもあったと思います。  ……使い方はさすがにご存じでしょう?  誰でも自由に利用ができ、料金も無料ですから……  ベロチューという行為に慣れるためにも、ぜひ行ってみてください。  さて。本日も始めていきましょう。  ええ。流れはもう分かりますね?  本日から、手錠はなしで行いましょうか。  はい。では、ベロチュ―、参ります……  ん……  ん……んちゅ……んちゅ……んちゅ、ちゅう、ちゅう、つちゅう、んちゅう……んちゅ、んちゅ、ちゅう、れろ、んれろ、んれろ……  はぁ……  ……ふぅ。  ベロチューをして、  体が緊張することはなくなってきたようですね。  いい兆候です……  ん……  んちゅ……ちゅう……んちゅ、ちゅう、んちゅ、んちゅ、ちゅう、ちゅう、ちゅっ、んちゅ、ちゅう、れろ、れろ、れろ、れろ、れろ……  はぁ……  ベロチューは、決して特別なものではありません。 〝おはよう〟の挨拶のように、当たり前のことにしていく。  それが、〝ベロチュー推進法〟の意義です……  ん……  んちゅう……んちゅ、ちゅう、れろ、んちゅ、んちゅう、れろ、れろ、れろ、ちゅう、んちゅ、ちゅう、ちゅっ、ちゅう、ちゅう……  はぁ……  ん……  ん。あ……  どうかされましたか。  急に離れて……。  息が苦しくなりましたか?  まだ始めたばかりですから、我慢できるようなら、  もう少し続けたいところですが……  ……違う?  何か他に理由が? 〝体の一部が〟……?  …………。  なるほど。  興奮してしまったのですね。  あなたの、股間……  男性器が。  だから、離れたのですか。  ひょっとして、このベロチュー服の影響もあるのでしょうか?  露出が多めですから。  ……だから改めて、この服ままでベロチューするのか、  と聞いてきたのですね。  ですが……一つ申し上げておきますが。  反応してしまったことを、気にする必要はありません。  以前、申し上げたでしょう?  ベロチュー推進法は、少子化対策のためでもある……と。  そもそも、キスとセックスは切っても切れない行為。  男性器が興奮するのは、当然のことです。気にしないでください。  ……ですが。  このままでは股間が苦しいですし、  ベロチューに集中できないでしょう。  こうなった場合の対応も、しっかりマニュアルがございます。  服を脱いでください。  はい。聞き間違いではありません。  服を脱いでください。下着まで。  これはセクハラや痴漢にはあたりませんので、ご安心ください。  ……恥ずかしいですか?  まあ、本来、ベロチューとは関係ありませんから、  これは義務ではありません。  とはいえ、もろもろスムーズになるので、  脱いでいただけますと助かりますが……。  ……仕方ありません。  やはり、これの出番のようですね。  腕を後ろに。  申し訳ございませんが。  再び、手錠、失礼いたします。  あなたを痛めつけるためにするわけではありませんので、  そこはご安心ください。  躊躇っているのは、ただの羞恥心でしょう? 〝私に無理やり脱がされた〟という言い訳が利く状況なら、  抵抗感も薄れるのではないですか。  理想的なあまあまベロチューのためにも、ご容赦ください……  服、脱がします……。  …………。  ああ。やはり、ガチガチに勃起してしまっていますね。  血管が浮き出て……先っぽまで真っ赤です。  これでは、ベロチューに集中などできないでしょう。  ですから……  ベロチューにしっかり集中できるように、 〝刺激〟をしていくことにいたします。  はい。  あなたのここ……  握ります。  ……ぎゅっ。  ん……  固くて、熱いですね。  手のひらで包むと、熱を感じます。  手で握ったまま、上下に動かして、刺激します……  ちゅこ、ちゅこ、ちゅこ、ちゅこ……  そして、しごいたまま……  あわせて、キスも……  ん……  んちゅ……んちゅ、んちゅ、ちゅう、れろ、れろ、れろ、れろ、ちゅう、ちゅう、んちゅ、んちゅ、ちゅう、ちゅっ、ちゅ、んちゅう……  はぁ……  このように……  ベロチューをしながら、男性器をちゅこちゅこします。  そうすれば、ベロチューを、男性器への興奮材料……  いわゆる〝オカズ〟として活用しつつ、  罰則を進めることができます。  ベロチューが、オカズになるようであれば、  更にモチベーションも高まるでしょう。  一石二鳥、というわけです。  ベロチューをしていて、男性器が勃起してしまった場合は……  積極的に刺激するのが推奨されているのです。  と。このように進めて参ります。  手錠で拘束してしまい、恐縮です。  このまま、続けさせていただきますが、よろしいですね?  これもすべて、  スムーズにあまあまベロチューを進めるための措置です。  ご容赦ください。  では……ベロチュー手コキ。続けます……  手錠は……ひとまず、かけたままで。  ん……  ちゅこ、ちゅこ、ちゅこ、ちゅこ……  ん……  んちゅ……ちゅちゅう、ちゅう、れろ、れろ、れろ、れろ、れろ、んれろ、んれろ、れろ、れろ、ちゅう、ちゅうう……  はぁ……  そういえば。  あなたに一つ、確認しなければいけないことがあるのでした。  はい。  んちゅ……んちゅ……ちゅう……ちゅう……  こちら……  男性器の呼び方は、どういったものがよいですか?  つまり……  おちんちん、ですとか。  おちんぽ、ですとか。  んちゅ……ちゅう、ちゅう、んちゅう、ちゅう、ちゅう、れろ……  この問答は、対応マニュアルにあるわけではないのですが……  男性は、性器の呼称一つで、  興奮度合いが異なってくると聞いたことがありまして……。  言葉で興奮が高まり、あっという間に射精するようなこともあれば……  その逆もある、ということなので。  念のため、確認しようかと。  んちゅ……ちゅう、ちゅう、ちゅう、ちゅぅ、れろ、れろ、れろ、ちゅう、んちゅう……  はぁ…… 〝おちんぽ〟。 〝おちんちん〟……  ……〝おちんぽ〟。 〝おちんぽ〟の反応が一番いいようですね。  では……以降はこちらを、おちんぽ、と呼ばせていただきます。  いえ。別に、恥ずかしがることはありません。  これも、ベロチューに集中できるようにするため。  違反者に、ベロチューが気持ちいい行為であることを、  心にも体にも理解してもらい……  将来的な少子化解消につなげるという、  私たちの大切な仕事でもあるのですから。  ベロチュー手コキで……こちらの、ガチガチおちんぽ。  たくさん興奮して、たくさん、お射精ください。  ん……  んちゅ……んちゅ、んちゅ、んちゅ、ちゅう、ちゅう、ちゅう、れろ、れろ、んれろ、んれろ、んれろ、んれろ、れろ、れろ、れろ……  はぁ……  おちんぽを、ちゅこちゅこと手コキし始めたら……  体の緊張が弱まった気がします。  リラックスして……私のほうに、体をゆだねてきています。  いえ。これはよい兆候です。  ベロチューを楽しみ、味わう……  ベロチュー罰則として、望ましい状態です……  ん……  んちゅ……んちゅ、んちゅ、んちゅ、ちゅう、ちゅう、んちゅ、ちゅう、ちゅう、れろ、れろ、んれろ、んれろ、れろ、れろ……  はぁ……  もっと、ベロチューを楽しんでください。  手錠をかけられ、おちんぽをしごかれて……  まだまだ、慣れないかと思いますが……  ベロチューは、何かを奪ったりするものではなく……  ただただ気持ちのよい、素晴らしい行為なのです。  心も体もリフレッシュできる……暖かな行為です。  私と一緒に、楽しみましょう……  ん……  んちゅ……んちゅう、ちゅう、れろ、んちゅ、んちゅ、ちゅう、ちゅう、ちゅう、ちゅう、ちゅう、ちゅう、れろ、れろ……  はぁ……  ん……  おちんぽが、手の中で、だんだんぶるぶると震えてきました。  気持ちよくなってきたようですね……  んちゅ……んちゅ、んちゅ、ちゅう、ちゅう、んちゅ、んちゅ、ちゅう、ちゅう、ちゅう、れろ、れろ……  はぁ……  ベロチューの快楽に、身をゆだねてください……。  手錠をかけておいて、なんだと思われるかもしれませんが……  ただ、罰則であなたに強制ベロチューをしているだけで……  私は別に、あなたの敵というわけではありません。  ベロチューの素晴らしさを教えたいと思っている、  あなたと同じ一人の人間です。  そこは、信じていただきたいです……  ん……  んちゅ……んちゅ、ちゅう、ちゅ、ちゅう、ちゅう、んちゅ、んちゅ、ちゅう、ちゅう、れろ、れろ、れろ、んれろ、んれろ、れろ……  はぁ……  ん……  おちんぽ……熱くなってきましたか?  おちんぽ。先ほどからずっと熱くて……  トロトロっと、おちんぽの先っぽが濡れてきています。  おちんぽのお射精。  おちんぽ精液……おちんぽミルク。  ぴゅっぴゅーっと、出したくなったのですね。  はい。もちろんです。  お射精するのも、問題ありません。  そのほうが、ベロチューは気持ちいいものである、  とあなたの体も認識するでしょうし……  むしろ、ちょうどいいです。  お射精のときは、私が声を出しますので、  それに合わせてぴゅっぴゅしてください。  よろしいですか。  では、手をちゅこちゅこちゅこっと強めに動かして……  ベロチューも、激しくいたしますので……  ベロチューぴゅっぴゅ、してください。  参ります……  おちんぽ、ちゅこちゅこちゅこちゅこ……  ん……  んちゅ……んちゅ、ちゅう、んちゅ、ちゅう、ちゅ、ちゅう、ちゅう、れろ、れろ、んれろ、んれろ、れろ、れろ、れろ、ちゅう、んちゅ、んちゅ、ちゅう……  ちゅるる、ちゅるる、ちゅるる、ちゅるる、ちゅるるる……  はい。お射精、どうぞ……  はい、ぴゅーっ、ぴゅーっ、ぴゅーーーー……っ。  んちゅ……んちゅ、ちゅう、ちゅう……  ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅーーー……  んちゅ……ちゅう……ちゅうう……  ん……  はぁ……  おちんぽミルク……  たくさん、出たようです。  手のひらに、どぷどぷっと、いっぱい乗っています。  水たまりのようになりました……  おちんぽ、気持ちよかったようですね……  ん……  んちゅ……んちゅ……んちゅう……んちゅ……  はぁ……  おちんぽ。ご満足いただけたようで、何よりです。  おそらく、あなたは今まで、  何度もおちんぽをぴゅっぴゅしたことがあるかと思いますが……  ベロチューと一緒にするお射精は……  非常に気持ちよかったはずです。  病みつきになるのではないですか?  これが、ベロチューの素晴らしい点です。  次にするベロチューが、楽しみになると思います。  ……さて。  まだまだ、罰則の時間は残っています。  手錠を外しますから……  おちんぽを拭いて、一度休憩したあとで……  再開しましょう。  残り、あと三十分。一緒に頑張りましょう。