Instructions
;部屋でくつろぎ中のところ
「……ん、どうしたのよ、おにぃ。急に部屋に来て……へ? コレを読め? ……えーとさ、なんかこのノリも久しぶりだけど……なんで?」
「……はーーー……うん、まー、もう良いよ。言う気はないだろうし、聞いたけどどうせたいした理由じゃないだろうし……調子良いこと言って。はいはい、んじゃ来週の休みは明けておいてよ?」
「『この物語はフィクションです。登場する人物は全員18歳以上で実在する人物、地名、団体、組織等とは一切ありません』」
;最後、口を塞がれて
「『また、当作品はアダルト作品です。18歳以下の方の視聴・ご購入はご遠慮ください』……いっつも思うんだけど、建前と本音っていうか、こういうのって……有りなの? いや、だってさぁ、どう考えても……むぐぅ、ん、んぅぅ!?」
;口をふさがれてちょっと不機嫌。そこからかぷ、っと噛みます
「むーーーー……あむ……かぷ……ふふーんだ、手を噛まれればそりゃ痛いでしょうね。でも、いきなり口をふさぐ方がどーかと思うんだけどぉ? ……あははは、確かにねー、飼い犬に手を噛まれるなんて誰が上手いこと言えって言ったのかしらね……おにぃ、しばらくエッチ禁止ね」
「うっさい! あたしの事、犬扱いして……おにぃのくせにちょっと生意気? てか調子乗ってるよね? なに、この前のでちょっとあたしが仏心見せたから調子乗っちゃったの? 馬鹿なの? …………え、続けないのかって……何が? ……はぁ……あー、はいはい、あったね、そんなの……そんなに言って欲しいの? ……そこまで勢いよく首をこくこくされるとちょっと……てか、かなりドン引きなんだけど……ああ、もう、判ったっての!」
「はぁ……これだけ馬鹿にしてるのにちょっと嬉しそうにしてさ、おにぃって馬鹿なの? 死ぬの? おにぃの頭の中のあたしはもしかして『つんでれ』って奴になってるの? いい加減、目をさまそーねー」
「……うわぁ……なんか満足そうにサムズアップしてムカツク……とにかく! 今度の休みは約束通りあたしに付き合って貰うからね? だーめ! 約束は約束! その場の勢いで言ったのにしても、あたしの予定はもうそれを前提にしておくから……い、いつって……き、聞いてすぐだけど、それが何!? ……だ、だから何にやにやしてんのよ、もう!」
「はぁ……はいはい、最後にこれ読むのね……さすがに何度もやらされたから判ってるって『ビッチで生意気でドSな妹から性の手解きを受けよう』……あのさ、前から思ってたんだけど、あたしの事をビッチって思ってるならもしあたしが本当に他の男とどうこうしたらどうするの? ……な、泣きそうにしないでよ、もしって言ってるじゃん! 別にその、おにぃとこういう事してから他の男となんてしてないし……ま、またにやにやして気持ち悪いっての、もう……良いから、とにかく! 今度の休み、車でちょっと遠出してもらう予定だから、ちゃんと準備しておきなさいよっ!」
;3~4秒程度間