Track 4

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;事後 「……洗えばまた使えるって、また使うの? ……いや、もうおにぃのそういう情熱には素直に頭が下がるっていうか、怒りを通り越して呆れるっていうか……はぁ……ま、良いけどね……バーカ、いつでもする訳ないじゃん。でも、取っておくのはおにぃの自由だし、あたしを上手くその気にさせれば着てあげるかもよ?」 「ま、おにぃにはあんまり期待してないけどねぇ……だって、おにぃは結局あたしがなんで怒ってたか判ってないでしょ? ……はぁ、だよねぇ……ま、だと思ったよ」 「……まぁ、あんだけ無茶したし、あたしも少しは謝んないとかなー、って思ったから正直に言うけど……おにぃってさ、いつもこう……素直に認めないで、何か一言言ってくるよね」 「そりゃ、あたしの言い方がキツイからってのもあるんだろうけどさ……てか、話の発端覚えてる? ……そうそう、明らかに中学生とか小学生とか、そういうのを見てどうこう、って奴。まぁ、実際に見知らぬ子供に手を出してるなんてしてないにしても、見てて良い気分にはならないって」 「それを言ったら、おにぃはなんて反論したっけ? ……そ、あたしとの事言ったよね。ま、正論なんだけどさ……あたしとそのマンガとかって、同じレベルなの? それが許せる程、あたしは心が広くない、って事」 「……だーかーらー、嫉妬とかじゃないっての! ただ、その……イライラしたから、ついいつもよりキツく当たったのは本当だし……その、悪かったわよ、ごめん……う……ま、まぁ、その……そう言うなら……こっちも悪い事したし、許してあげるけど……さ」 「でも、捨てろとか止めろなんて言わないけど、そういうのは少しは考えてよ? 例えばあたしが……そうね、別に付き合い悪くなるとかそういうんじゃないけど、いきなりアイドルの○○君カッコイ-! とか韓流だっけ? ああいうドラマにどっぷりして男優さん格好良い、会いたい! とか言い出したら良い気分しないでしょ? そういうのと同じ……じゃないか。こっちの方が健全かな?」 「……あ、今あたしが『健全かな?』って言ったからってアイドルなら許せるって訳じゃないから……てか、マンガよりもイラっとするかも……むぅ……何これ、良く判んないけど……なんかムカツク」 「……むー、うっさい! とにかく、おにぃは年上なんだから……たまには、年上らしくあたしに叱られるんじゃなくて、叱るくらいになんなさいよ。じゃないと、その……なんか、やっぱりモヤモヤするし……あーー、もう、良いから、もうちょっとしっかりするの!」 「……ん、言ったね? んじゃ、あたしに言ったその言葉、忘れないように……ん、ちゅぅ……忘れたら、怒るんだから……ちゃんとしてよ、おにぃ……ふふ、ちょっとは可愛いところ、見せてあげただけ。忘れたらお仕置きだかんね、お・に・い・ちゃ・ん?」 ;3秒程度間

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