Instructions
;準備運動中
「いっち、にぃ、さん、しぃ……ごぉ、ろく、しち、はっち……いち、にぃ、さん、しぃ……ごぉ、ろっく、しっち、はち……とぉ……おにぃ、こっちは準備運動終わったけど? ……はぁ、もう……普段動かないから、そうなるんだって。ちょっとは動いて……うっさい、そういう運動じゃなくて……ていうか、外でなんて事言ってんのよ、バカおにぃ」
「はぁ……あんまり遅いと先に始めるよ……ん、待っててあげるからとっととしなさいって……その間にこれ読んでって……おにぃ? あのね、なんでこんな時にこんなの……ああ、もういいや。良いから、とっととしてねー」
「『この物語はフィクションです。登場する人物は全員18歳以上で実在する人物、地名、団体、組織等とは一切ありません』」
「『また、当作品はアダルト作品です。18歳以下の方の視聴・ご購入はご遠慮ください』……はぁ……いや、もう何度も何度もやってるから別に良いんだけどねぇ。本当、どこでもいつでも、これ持ち歩いてるなぁって……出るの遅れたの、これ準備してたからでしょ? ……こんなので待たされるとか、ぶっちゃけありえないっての、もう」
「はぁ……と、に、か、く! 準備運動とっとと終わらせて……あー、はいはい。まだあったわね、えーとぉ……『ビッチで生意気でドSな妹から性の手ほどきを受けよう』 ……ま、どこでもいつでもこれを読ませようとするその心意気だけは買ってあげるよ……うん、嫌味だから。わざとだから、はぁ、もう……ていうか、おにぃ、それしか曲がんないの? ……にひ……いやぁ、準備運動ちゃんとしないと危ないしぃ? せっかくだからおにぃの準備運動、手伝ってあげるよぉ」
「まぁ、運動に付き合うって言ったのはおにぃだし? そりゃ、しょうがないでしょ。なんかクラス選抜で選ばれたんだから、少しはこういう自主練もしないとだしねぇ……今日は付き合ってくれるんでしょ? なら、おにぃにケガなんてされたら困るしぃ? と言うわけでぇ、ほら、後ろから押してあげるから……苦しい? キツイ? まだイケるイケる、ほらほら、もっとがんばんなさいって、あたしが手伝ってあげるからさ、あはははっ」
;3~4秒程度間