しっとりつやつや
あー!パパ、また髪濡れたままにしてる~!
ちゃんと乾かさないとダメだって、いっつも言ってるでしょ?
全く……しょうがないパパだなぁ。
ほら、こっちに来なさい!
もう、いっつも私が乾かしてあげないとダメなんだから。
(ドライヤーの電源を入れる・ドライヤーかけながら)
言ってるでしょ?ちゃんと乾かさないと、頭皮で雑菌が繁殖して毛根が死んじゃうんだよ~?
パパだって、頭ツルツルになるのは嫌でしょ?
だったらちゃんとしなくちゃ、なくなった髪は戻ってこないからね~
……………………
そういえば、パパの髪って結構サラサラだよね~
私のも一緒だし、やっぱり髪質って遺伝するんだね。
私にサラサラの髪をくれて、ありがと、パパv
パパのおかげで、私の髪はパパに撫でてもらいやすくなってるんだよね。
私の髪、好きでしょ?
だっていっつも撫でてくれる時、髪の感触を楽しんでるの、わかるもん。
つむじのあたりから軽く指に絡めて、毛先まですーってするの……
あれは、そういうことなんだよね?
(主「嫌だった?」)
ううん、嫌じゃない。
私は、パパに頭とか髪をな撫でられるの、気持ちよくって好きなんだよ~
えへへ~
……………………
うん、そろそろいいかな?
(ドライヤーの電源を切る)
(パパの髪をくしゃくしゃする娘)
えへへ、ちゃんと乾いたね。
じゃあ仕上げに~(ドライヤーの電源つける)
こうやって、乾かしたあとに冷たい風を当てることで、きゅーてぃくるが引き締まって髪の健康にいいんだってv
(主「また何かの本で読んだの?」)
うん、本に書いてあったんだよ~
えへへ~わしゃわしゃ~
(電源切る)
はーい、おしまい!
(髪を撫でる娘)
ほら、つやつやになったよ。
ついでに頭皮のマッサージもしてあげるね~
(指でぐにぐにと頭皮をマッサージする娘)
ぐにぐに~、ぐにぐに~……
上ばっかりじゃなくて、横の方も~
ぐにぐに~、ぐにぐに~……
(手が主人公の耳に触れる)
ん?パパ、お耳があつーいv
お風呂から上がったばかりだからかなぁ?
じゃあ、ふーってしてあげるね。
ふー、ふー、ふーー……(右耳に息を吹きかける)
こっちも……
ふー、ふー、ふーー……(左耳に息を吹きかける)
んもう、パパぁ。変なこえださないの~
ふー、ふー……(左耳に)
お耳、冷えたかなぁ……ぁぷ。
はぷ、はぷ、ぁぷ……
んふふ~、丁度いい温度v
反対側もして欲しい?
えへ、パパは正直だねぇ……
じゃあ、いただきまぁすv
ぁぷ、はぷ……はぷv
うん、こっちも大丈夫。
パパ?満足、してくれた?
(ありがとう、と頭を撫でる主人公)
えへへ~、撫で撫で好き~v
ん~~……にひひv
よーし、じゃあ早く晩ごはんにしよっかv
せっかく頑張って作ったんだから、冷めないうちに食べてほしいな~