Instructions
【響子】
「このボイスドラマはフィクションだよ、お兄ちゃん」
【昌子】
「実際の人物、地名、団体、組織などとは一切関係ないですよ、お兄さん」
【響子】
「それと、このボイスドラマはアダルト作品だよ、お兄ちゃん」
【昌子】
「未成年のご使用はお控えください。また、公共の場で聞かれると相応しくない内容もありますよ、お兄さん」
【響子】
「響子とえっちな事をする内容が、いっぱい流れるからねっ」
【昌子】
「姉さんだけではなく、私も一緒ですよ、お兄さん」
【響子】
「あと、出来ればステレオで聞いてね、お兄ちゃん」
【昌子】
「姉さんと私が左右から話しかけますからね、お兄さん」
【響子】
「それじゃ、お兄ちゃん、ゆーーーっくり、休んでね?」
【昌子】
「膝枕もしますので、必要なら言って下さいね、お兄さん」
*タイトルコール合せで
【響子】
「ちょっとヘンタイな双子の妹とえっちな休日を過ごそうね、お兄ちゃん♪」
【昌子】
「ちょっとヘンタイな双子の姉とえっちな休日を過ごしましょうね、お兄さん♪」
【響子】
「……………………」
【昌子】
「あら、姉さん。いつもみたいに噛みつかないんですね?」
【響子】
「うう、本当は言いたいよ、色々と言いたいよっ。でもね、でも……お兄ちゃん、寝てるんだもん」
【昌子】
「ふふ、そうですね。姉さんもそういった分別が出来るんですねぇ……意外です」
【響子】
「シッケイな、響子、そんなに見境無しじゃないもん……ただ、愛が強すぎて周りが見えなくなるだけで普通だもん」
【昌子】
「兄さんや姉さんが恥ずかしそうにする表情を見ると見境が付かなくなるんですよね……ふふ、二人ともとても愛らしい表情です」
*ここから台詞合せて、徐々にフェードアウト
【響子】
「でも、昌子はヘンタイだと思うよ?」
【昌子】
「でも、姉さんはヘンタイだと思いますよ?」
【響子】
「……なんですって?」
【昌子】
「……なんて言いましたか?」
【響子】
「ふーん、そういう事言うんだ-。昌子って自分の事を棚に上げて、よく言えるよねー。お兄ちゃん、たまにくったくたになっちゃって動けなくなるくらい虐めてるのに自分は普通だなんて。響子の事も失神しかけるまで虐める事あるくせに、それで普通とかどうかと思うなぁ。それに……」
【昌子】
「多少周りが見えなくなるならともかく、姉さんは公共の場でも見境無くなる時があるじゃないですか。確かにバレるかもというスリリングなシチュエーションは素敵ですが、姉さんの場合はそういった駆け引きも無くバレても気にしなさすぎです。そういう事をすると私の方まで……」
*5秒ほど間